お客さまの気持ちに寄り添い、最適な資産運用をサポート
2023年で入行4年目を迎える成嶋。西部地区本部でマネーアドバイザーを務めています。
「『マネーアドバイザー(以下、MA)』の主な仕事は、個人のお客さまの資産運用の相談や、ライフスタイルに合った商品の提案です。現在のような超低金利時代においては、銀行の預金だけで資産を増やすことは困難です。物価上昇も相まって不安を感じるお客さまに対して、お客さまの収支や資産に基づいてライフスタイルに合ったアドバイスをしています。
MAには、お客さまのご自宅を訪問する外回り担当と、来店するお客さまに対応する店内担当がおり、私は前者の担当です。支店は外回り担当2名、店内担当1名の体制で相談業務を行っています」
成嶋の一日は支店での業務から始まります。
「9時に支店が開き、1時間ほど事務仕事や訪問の準備をしてから、10〜16時くらいまで担当エリアを回ります。7〜8件のお客さまを訪問してから支店に戻ることが多いです。
訪問先では、お客さま一人ひとりの収入や支出、資産に対する考え方などをもとに、投資信託や保険、国債をはじめ、保険の見直しやスマホアプリなどを紹介し、資産の保有方法をお伝えしています」
日々、お客さまと接する成嶋。山梨中央銀行の「顔」として、大切にしていることがあります。
「お客さまのお気持ちを何よりも優先してきました。私はMAとして幅広い商品を紹介していますが、最終的には、お客さまご自身が本当に必要だと思ったものを選んでいただきたいと思っています。
退職前後の方なら資産運用をしたい、ご高齢の方であればお子さまに資産を残してあげたい、生前贈与をしたいなど、お客さまのニーズはさまざまです。お客さまが何を求めているのか、何を大切にしているかをくみ取る必要があります。たとえば、ご自宅のお庭や玄関の様子など、たわいないことから話を広げ、お客さまのお気持ちをじっくりと引き出しながら、お客さまに寄り添った提案を心がけています」
お客さまの人生に長く関わる仕事がしたいと3年目でMAに。尊敬できる先輩が心の支え
山梨出身の成嶋。大学時代は法律を学び、相手の人生に深く関わる仕事がしたいと考えていて出会ったのが山梨中央銀行でした。
「学生時代に接客業のアルバイトを経験し、対話を通じて人の人生に深く関わる仕事への関心を強め、金融業界に興味を持つようになりました。また、4年間の東京での生活を経て、自然豊かな山梨の環境が自分に適していると感じ、就職活動では山梨の金融系企業を中心に探していました。
入行の決め手になったのは、祖父の相続に立ち会った時の記憶です。大学生の時に祖父が亡くなり、山梨中央銀行に相続の手続きを依頼したのですが、担当してくれた方がとても優しくサポートしてくれて。その時に自分もこの銀行で働いてみたいなと思ったことが就職活動中によみがえり、入行を決めました。
選考の過程でたくさんの行員と会いましたが、当行の行員は優しい方ばかり。チームワークで仕事をやり遂げることを大切にしている方が多い点にも好印象を受けました。実際、当行の現場では皆が協力して働いていて、当時のイメージ通りだと感じています。
また、山梨中央銀行は山梨唯一の地方銀行です。お客さまから圧倒的な信頼をいただいていること、年代を問わず女性行員がたくさんいて、長く働けると思えたことも決め手でした」
そして2020年に入行。業務の基本を学んだ後、成嶋は同年6月に西部地区本部へ。そこで本格的な銀行業務をスタートさせました。
「1年目に預金実務全般を教わり、2年目から預金窓口を担当。窓口ではお客さまにスマホアプリの使い方や投信積立などのお話をする機会があり、提案する仕事の楽しさを感じていました」
そのころ、2〜3年上の先輩行員が異動して活躍する姿を見て、自分もお客さまが困っていることを自ら解決したいと考えるようになったと言う成嶋。支店長から声かけがあったことを機に、3年目の4月からMAに転身します。慣れない業務に不安を抱えながらも、上司や先輩に手厚く支えられながら、徐々に自信をつけていきました。
「1年上の先輩に同行させてもらったり、地区本部FAの先輩が2週間以上にわたって私の訪問先に付き添い、動き方や話の切り出し方を教えてくれたり。最初は自分にできるか心配でしたが、上司や先輩たちの強力なサポートがあったおかげで、不安はすぐになくなりました。
独り立ちした後は、お客さまと関係性を築くことにとくに注力しました。それまでリスク商品を避けていたお客さまが、『成嶋さんのおすすめなら始めてみようか』と言ってくださったことも。商品だけでなく、私のことを信頼していただけたことは大きな自信になりました」
上司や先輩の存在は、いまも成嶋の心の支えに。
「相談するといつも参考になる話をしてもらえるし、『私を母親だと思って話して』と声をかけてくれる方もいるなど、本当に安心できる環境です。第一線で活躍する尊敬できる先輩が近くにいてくれることが、私の原動力にもなっています」
不動産に悩みを抱えるお客さまのために一念発起し宅建取得へ。その後も資格を取得中
入行3年目に新人MAとして走り出したころ、成嶋は資格取得にも挑戦。最初に挑んだのは、難関と言われる宅地建物取引士(以下、宅建)でした。
「当行では現在、『総資産営業』に取り組んでいます。これは、お客さまの金融資産だけでなく、不動産や相続など、総資産に幅広く携わっていこうという営業方針です。
私の担当エリアにはワイン用のブドウやシャインマスカットで有名なブドウ農家が多い一方で、耕作放棄地や空き家問題でお困りのお客さまもいらっしゃいます。にもかかわらず、私には不動産の知識がありませんでした。
不動産の面からもお客さまに寄り添った提案ができればと宅建の資格を取ることを決意。資格取得への奨励金制度が当行にあったことも励みになりました」
半年間の独学で見事に宅建に合格を果たした成嶋。資格取得後は、土地に関する相談をしてくれるお客さまが一段と増えたと言います。しかし、成嶋の挑戦はこれでは終わりません。
「宅建を取得した3カ月後に、『ITパスポート試験』という国家試験の勉強を始めました。これは、ITに関する基礎知識があることを証明する資格で、当行でもDX推進のために行員に向けて取得が推奨されていました。
書籍とスマホアプリを活用した独学での挑戦でしたが、こちらも無事合格。支店長に報告したところ、行内の『DXプランナー』認定プログラムに推薦してもらいました。
これは、お客さまの課題解決やデジタル化のニーズに対応できるDX推進人財の育成を目的とした行内資格です。DXの基礎知識を学び、理解度テストに合格後、DXプランナーとして認定されます。そして、現在はさらに上位資格である『DXマネージャー』認定プログラムにも選出され、プログラムを受講中です」
成嶋が資格取得に熱心に取り組んできたのには理由があります。
「入行した時から、いずれは本部で商品開発や企画業務に携わりたいと考えていました。たとえば、当行でもスマホアプリの運用が始まっていますが、慣れないお客さまには操作がわかりづらい部分があり、改善してほしいというご意見を時々耳にします。勉強中のDXの知識を、こうした企画系の業務に活かせたらと思っています」
資格取得で実感した確かな成長。想いを実現するために、さらに前へ
自発的に挑戦を重ねながら活躍の場を広げてきた成嶋ですが、自己研鑽に励むようになったのは意外にも入行後のこと。資格取得を契機として、これからも成長を重ねていくつもりです。
「学生時代は勉強があまり好きではありませんでした。資格の勉強も必要に迫られて始めたことでしたが、取得できた時の達成感と成長の実感は想像していた以上。今は勉強すること自体を楽しいと思うようになりました。
2022年には趣味でねこ検定も取得しましたが、次は簿記2級にも挑戦する予定です。これからも興味を持った資格を自分のペースで取っていけたらと考えています。さまざまな資格に挑戦して経験を積むことで、お客さまと会社に貢献できる存在へと成長していくことが今の目標です」
それが実現できるのは、山梨中央銀行だからこそ。同行には自分自身が成長できる環境があると成嶋は話します。
「当行は、山梨唯一の地方銀行として地元に根差し、地域と共に歩んできました。個人のお客さまや地元企業との深い信頼関係を築く中で、自分自身が成長できている実感があります。
また、当行にはジョブトライアル制度があり、いろいろな職種に挑戦する機会が広がっています。新しいことに挑戦したい人も存分に活躍できるはずです」
入行以来、挑戦を続けてきた成嶋にとってのやりがいは、お客さまからの「感謝」の言葉。最近も、こんなことがありました。
「保険契約されていたあるお客さまが急逝された際、保険金を受け取った娘さんが『母の気持ちをしっかり受け取れてよかった」とおっしゃいました。こうした言葉をいただけることが、一番のやりがいになっています。
私が入行したのは、『人の人生に長く関わる仕事がしたい』という気持ちからでした。お金は生まれてから亡くなるまで関わり続けるもの。今まさに自分の想いを達成しつつあるのを感じています」
成嶋にとって、さらなる成長の舞台は整いました。その想いをかなえるために、これからもまっすぐお客さまの方を向きながら、自分が正しいと信じる道を進み続けます。
※ 記載内容は2023年11月時点のものです
