何事にも挑戦してみるマインドで、マネジメントと営業活動の両立に挑戦
飛弾が所属する西日本事業部 産業システム課は、工場の生産ラインを自動化するFA機器や産業機器などの組み込み製品のテストを行う部署。全部で20ある分室が4つのグループに分かれており、飛弾は課長代理として、そのうちの1グループをマネジメントしています。
「部署全体が拡大してきたこともあり、グループに分けることで、きめ細かく管理できる体制になりました。私が見ているグループには5つの分室があります。課全体をまとめる課長とメンバーとのパイプ役となり、各分室の課題を吸い上げて改善案を提案したり、他部署と連携して解決策を探ったりしています」
飛弾がマネジメントしているのは、約25名の社員と30名ほどのパートナー企業のスタッフ。全体を見渡しながら、分室同士の連携や底上げにも取り組んでいます。
「分室の横のつながりを強化していくことを意識しています。例えば、ある分室で成功事例があれば、同じような課題を持っている他の分室に横展開したり、積極的に情報共有を行ったり。私のような立場の人間がいることで、グループ全体で改善していくことができると考えています」
現在は、マネジメント業務に加えて営業活動も担当。お客様へのヒアリング調査などを通して課題をキャッチアップしながら提案しています。
「ベリサーブの強みは、さまざまな業界の膨大な案件で培ってきた経験とノウハウがあること。それを踏まえて、お客様の方針に沿った最適な手法を提案できることが、信頼関係の構築につながっています」
キャリアを積むにつれて業務の幅も広がってきましたが、常に心掛けていることがあると言います。
「チャンスをもらったら、難しそうなことや手間がかかりそうなことでも挑戦してみることです。一度断ってしまうと、次のチャンスは来ないかもしれない。だから、できる限り挑戦したいのです。
営業活動も挑戦でしたが、より上位の役職の方たちに提案する機会が増えたことで、自分の視野も広がったと感じています」
諦めるな──上司に背中を押された経験が、逃げない姿勢の原点
飛弾がベリサーブに入社したのは2011年。理系の大学で学んでいたこともあり、就職活動では漠然とIT業界に進もうと考えていたと言います。「品質保証」という領域に興味を持ったきっかけは、日本の製造業を取り巻く状況に懸念を感じたことでした。
「当時は、大手自動車メーカーで大規模リコール問題が起きたり、中国製の製品のシェアが高まってきていたりしていて、品質が注目される出来事が続いていました。日本企業が生き残っていくためには、強みである品質の高さをしっかり守っていくことが重要。それは、IT業界でも同じなのではないかと考えました」
そんな中、ソフトウェアの品質保証に取り組むベリサーブの存在を知ります。
「品質保証に特化した企業があることを知り、品質の重要性について深く考えるようになりましたし、ITに携わりながら品質向上に貢献できる仕事は面白そうだと感じました」
入社後は、組み込み製品のテスト業務からキャリアをスタート。4年目にはプロジェクトリーダー、8年目には分室室長へと、着実にキャリアアップしてきました。
その過程には、大きな転機となる出来事も。一つが、「何事にも挑戦してみる」姿勢につながる、ある失敗経験です。
「分室室長を目指すに当たり、その試金石とも言える案件を任されました。ただ、当時メインで担当していた他のプロジェクトとの兼任。メイン業務で日中はお客様先にいることが多く、テスト担当のメンバーと連絡が取れる時間は限られます。その結果、全く予定通りに進まなかったのです」
限られた時間では満足いくような仕事ができず、お客様に迷惑をかけてしまうと感じた飛弾は、上司に「他の人に任せたい」と相談します。しかし、その選択は許されませんでした。
「今思えば、逃げだったのだと思います。上司からは、『諦めるな』と背中を押されました。
自分でやるしかないと腹をくくり、テスト業務を取りまとめるメンバーが進捗管理をしやすいようにタスクの期日を整理したり、日中に技術サポートできる体制を構築したり、できる限りの対策を考えて実行しました」
プロジェクトは多少の赤字となったものの、上司のフォローもあり、無事に完了。最後まで走り切れたことは、自信につながったと振り返ります。
「この経験をしてから、簡単に『できません』とは言わず、どうやってできるようにするかを考えるようになりました」
ベリサーブのノウハウを生かしてお客様の問題を解決。分室を拡大した経験が自信に
もう一つの転機は、分室室長としての手応えを感じることができたプロジェクトです。
「最初は私一人で担当していた案件があったのですが、お客様に提案しながら業務を広げていった結果、分室の規模を15人ほどまで拡大することができました」
飛弾が心掛けたのは、お客様から依頼されたことだけに対応するのではなく、さらに品質や効率を追求する提案を積極的に行うことでした。
「お客様が本来集中すべき業務に時間を割けるよう、当社側で担える業務は積極的に提案しました。また、ご依頼いただく際も、お客様側でしかできないこと、当社が代わりにできることを整理した上で、お客様は最低限必要な部分だけを対応すればいい仕組みにしました。その結果、私たちが関われる範囲が増えていき、業務の拡大につながりました」
こういった提案が可能になったのは、ベリサーブが培ってきたノウハウがあるからこそだと続けます。
「お客様はあくまで自社での経験をベースに判断されますが、私たちは多くの会社の事例を持っています。お客様が持っているノウハウにベリサーブの知見を掛け合わせることで、より効果的な問題解決の提案ができると実感しました。
とはいえ、自分が経験していないものを深く理解することは難しいものです。そこで、社内で積極的にコミュニケーションを取ってネットワークを広げ、『この技術のことは誰に聞けばいいのか』を把握するようにしています」
現在は複数の分室を取りまとめる立場に。かつて自らが「逃げないこと」を学んだ上司のマネジメントを参考に、メンバーの成長をサポートしています。
「メンバーのモチベーションを保つことをとても大切にする上司だったので、私も同じようにメンバーがそれぞれの目標に向かって進めるチームにしたいと思っています。
まだ目標が明確でないメンバーに対しては、小さな目標から一緒に考えてみるなど、一方的な指示ではなく、共に考え、意見を引き出すことで主体的に取り組めるようサポートしています」
新たな使命を胸に、「オールベリサーブ」でお客様に貢献する
立場が変わったことで、ベリサーブという会社のビジョンも以前よりよく見えるようになったと話す飛弾。課長代理というポジションは、西日本事業部にできたばかりの役割。そのため、「後に続く人のモデルケースを目指したい」という目標も。その大きな使命は、会社とメンバーの架け橋となることだと話します。
「会社のビジョンを深く理解し、分室に落とし込むこと。メンバーや分室の目標や抱えている課題に対して、会社としてサポートしていくこと。どちらも、分室と会社の間をつなぐ役割の人がどう動くかで大きく変わると考えています。
私が会社と分室の距離をもっと近づけて、『オールベリサーブ』で一丸となってお客様に貢献できる体制を作っていきたいと思います」
新たな挑戦を始めた飛弾ですが、自身のキャリアを振り返ってみても、「成長する環境」としてベリサーブはとても魅力的だと言います。
「挑戦することを推奨してくれる風土があり、積極的にチャンスをくれる上司もいます。たとえ失敗してもサポートしてくれる仲間がいる心強さもあります。
また、お客様を第一に考える姿勢が根付いていることも私がベリサーブの魅力に感じる部分。お客様に満足していただくために全力を注げる社員が多く、その思いがお客様にも伝わっているのではないかと感じます。
これからAIを活用して、人を介さないサービスも増えていくと思いますが、お客様を最優先に考えるベリサーブの思いは伝えていきたいと思っています」
役割が変わるごとに、さらに一段上の視点を持ちながら成長してきた飛弾。ベリサーブのさらなる飛躍の力となることを目指します。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
※ 記事内で”西日本事業部”と表記している組織は、2026年度の組織改編以前の名称です。現在は組織再編により、”ICT本部 アカウントマネジメント第三部”などに再編されています。

