店舗見学で芽生えた「ここで働きたい」という確かな気持ち
大学ではサービス経営学部に所属し、サービス業に関する知識や経営学を学んでいました。座学だけでなく実践的なスキルも身につけたいと思い、特に力を入れたのがインターンシップへの参加です。ホテル内のフレンチレストランで接客応対を学び、お客さまに丁寧に寄り添いながらサービスを提供することの大切さを肌で感じました。この経験が、就職活動においても大きな軸になっていったと思います。
就職活動では、「サービス業に就きたい」という気持ちが最初からありました。その中でも、単なる商品の売買ではなく、非日常的で特別な体験をお客さまに提供できるような仕事に就きたいと考えるようになりました。そこで自然と目を向けるようになったのが、宝飾品など高価格帯の商品を扱うラグジュアリーブランドの世界です。特別な価値を届けられるブランドや企業を中心に、企業研究や選考へと進んでいきました。
現在働いている会社については、就職活動を通じて「アットホームな雰囲気の職場」という印象を抱いていました。説明会などで人事の方とお話しする機会があったのですが、とても気さくに話しかけてくださり、堅苦しさを感じなかったのがとても印象的でした。どんな職場環境なのかを見極めることは就職活動において大切なポイントだと思っていたので、その温かみのある雰囲気は、私の中で大きなプラスの印象として残りました。
最終的に入社を決めた一番の理由は、実際にレクサスの店舗見学をしたことです。自分の目で店舗の雰囲気を見て、そこで働くスタッフの姿を間近に感じたとき、「ここで働いてみたい」という感情が自然と湧き上がってきました。それまで言葉やイメージでしか捉えていなかったものが、リアルな体験として心に届いた瞬間でした。理屈や条件よりも先に、純粋に「この場所に立ちたい」と感じたその気持ちが、入社を決断する確かな後押しになりました。
コロナ禍の入社で感じた「意外と動き回る仕事」というリアルなギャップ
入社後の研修については、ちょうどコロナ禍と重なっていたこともあり、通常とは少し異なる形でのスタートとなりました。多くの企業では一定期間の集合研修が行われますが、当時はそれが難しい状況だったため、配属先がすぐに決まり、現場で先輩に直接教えてもらいながら仕事を覚えていきました。座学の研修はオンラインで受ける形式で、画面越しに知識を身につけていきました。
コロナ禍ならではの苦労として、特に感じたのは同期との距離感でした。本来であれば研修期間中に顔を合わせ、悩みを共有したり励まし合ったりできるはずが、同期に会う機会がほとんどありませんでした。配属されてからはまわりが先輩ばかりで、同じ立場の人と話せる場がなかなか持てなかったことは、少し寂しさを感じた部分でもあります。
その一方で、現場に早くから飛び込んだことで、実際の仕事の流れやお客さまとの関わり方を早い段階で体感できたのは、今振り返ると大きな経験だったと思います。テキストや画面で学ぶだけでは得られない、現場のリズムや空気感を肌で感じながら覚えていけたことは、自分の成長にとってプラスだったと感じています。
キャリアの流れについては、入社後に配属された部署からそのまま現在の仕事に至っており、途中で大きく部署が変わるといった経験はしていません。ただ、店舗間の異動は経験しており、それが自分にとって印象深い出来事につながっていきました。その話については後ほど改めてお伝えしたいと思います。
入社後に感じたギャップとして正直に言うと、想像以上に体を動かす仕事だったということがあります。入社前は、もう少し落ち着いたペースで進められる仕事をイメージしていたのですが、実際には動き回ることが多く、しかもその場その場で瞬時に判断しなければならない場面が頻繁にありました。最初は戸惑うこともありましたが、それが今では仕事のおもしろさにもつながっていると感じています。
お客さまの笑顔のために。「まごころのおもてなし」を届ける日々
現在私はレクサスのショールームでお客さまをお迎えするアシスタントの仕事をしています。仕事内容をひとことで言えば、「お客さまを真心込めておもてなしすること」。日々の業務を通じて、それをどれだけ体現できるかを常に意識しながら働いています。
具体的な仕事内容は、お客さまのお出迎えから始まり、ショールームのコントロール(ショールーム全体の状況を把握し、接客の流れや空間の雰囲気を整える役割)、呈茶(お客さまにお茶をお出しするおもてなし)、そしてレクサスのオリジナルグッズなどを扱うレクサスコレクションの販売まで、幅広い業務を担っています。アシスタントとしての役割は、特定のお客様だけを担当するのではなく、ショールームにいらっしゃるすべてのお客さまの状況を把握し、どなたにも心のこもった対応ができるよう全体を見渡すことです。
印象に残っている出来事のひとつが、店舗イベントの企画・実施です。私が中心となって、東京藝術大学によるミニコンサートや、オリジナルアロマを作るワークショップなど、お客さまに特別な体験をお届けするイベントを企画しました。イベントを進めるにあたっては、スタッフ間で小集団ミーティングを開き、現場の声をひとつひとつ丁寧にとりまとめながら準備を進めていきました。当日、お客さまが笑顔で楽しんでくださっている姿を目の当たりにしたとき、「やってよかった」という純粋な喜びが込み上げてきました。自分たちの手でお客さまの特別な時間をつくり出せたという実感は、今でも大切な記憶として残っています。
一方で、苦労していることもあります。それが後輩の育成です。ひとくちに「後輩」といっても、ゆっくり着実にステップを踏みたい人もいれば、早くさまざまなことを覚えてどんどん挑戦していきたい人もいます。性格も価値観もそれぞれ異なるため、同じアプローチで接するのではなく、一人ひとりのペースや特性に合わせて対応の仕方を変えることを心がけています。正解のない難しさがありますが、相手をよく観察し、その人に寄り添いながら育成していくことが、私自身の成長にもつながっていると感じています。
こうした日々の経験を通じて、私が特に成長を実感しているのが、瞬時に判断する力と、周囲の状況を先読みして動く力です。週末の来客が多い時間帯には、ショールーム全体の司令塔として、どのお客さまにどのスタッフが対応すべきかを瞬時に判断しながらコントロールしています。優先順位を素早く整理し、先手を打って動けるようになったと感じる瞬間に、自分の確かな成長を実感します。学生時代には持ち合わせていなかったこの力が、今の仕事を通じて磨かれてきたことを、誇りに思っています。
「話すことが好き」な人と一緒に、アシスタントリーダーへの道を歩みたい
今後の目標として、まず意識しているのはアシスタントリーダーへのステップアップです。きっかけはシンプルで、先輩がアシスタントリーダーとして活躍している姿を間近で見てきたからです。その姿に憧れを抱き、「自分もあの立場でチームに貢献したい」と自然に思うようになりました。
目標に向けて、今、特に意識して取り組んでいるのが後輩育成です。自分が経験してきたことを伝えながら、後輩が成長できる環境づくりに関わっていきたいと思っています。また、自分のことだけに集中するのではなく、周りの状況をしっかり把握して動ける力——いわゆる「周りを見る力」も、これから磨いていかなければならないと感じています。リーダーという立場では、チーム全体を俯瞰して動くことが求められるからです。
もうひとつ大切にしたいのが、新しいことに挑戦し続ける姿勢です。現状に安住せず、常に何か新しいことへ踏み出す意欲を持ち続けることが、自分自身の成長にもつながると信じています。後輩育成・周りを見る力・チャレンジ精神、この三つを軸に、アシスタントリーダーという目標に向かって一歩一歩進んでいきたいと思っています。
そんな職場に、ぜひ仲間として加わってほしいと思っているのは、人と話すことが好きな方です。この仕事では、スタッフ同士のコミュニケーションはもちろん、お客さまとの関わりも非常に大切です。日々の業務の中でスタッフ間の会話は活発で、お互いの状況を共有しながら助け合う文化があります。そういった環境の中で、自分から積極的に話しかけたり、相手の話に耳を傾けたりできる方は、きっとすぐに馴染んでいただけると思います。
ワークライフバランスが取りやすい点も大きな魅力です。年次有給休暇はもちろん、長期休暇もしっかり取れる環境が整っており、プライベートも大切にしながら働けます。仕事もプライベートも充実させたいという方には、働きやすい職場だと自信を持って言えます。
日ごろからコミュニケーションが多く、スタッフ同士の仲が良いこの職場で、ぜひ一緒に成長していきましょう。「話すことが好き」というその気持ちが、きっとここでの一番の武器になるはずです。

