「自分よりチームを優先する」主将経験が育てた、人と関わる力
子どもの頃の私は、とにかく人と関わることが大好きな性格でした。女の子とはシルバニアファミリーで一緒に遊び、男の子とは鬼ごっこや野球に夢中になる。遊び相手を選ばず、誰とでも自然に打ち解けられるタイプだったと思います。
そんな私が特に熱を注いでいたのが野球でした。地元の西武ライオンズの大ファンで、毎日試合を観るのはもちろん、月に2〜3回は西武ドームまで足を運んでいたほどです。野球は単なる趣味を超えて、私の生活の中心にあるものでした。
大学ではその情熱を入り口にしながら、スポーツ学科を選択しました。野球が好きだという気持ちはもちろんありましたが、それ以上に「体について深く学びたい」という気持ちが強くあり、人間社会学部のスポーツ学科で専門的に学ぶことを決めました。
学生時代に力を入れたのは、地元の野球部での活動です。それと並行して、宅配ピザのアルバイトや、母校の小学校野球チームでの指導者としての活動にも取り組んでいました。さまざまな場所でさまざまな人と関わりながら、充実した学生生活を送っていたと思います。
そのなかで、私が最も大きく成長できたと感じているのが、高校時代に主将を務めた経験です。主将という立場になったとき、私が意識したのは「自分のスキルアップよりもチームを優先すること」でした。チーム全体の力を底上げするために、一人ひとりの状態に目を配り、気を配る。後輩の育成にも積極的に関わりながら、チームがひとつになれるよう動き続けました。
自分の結果や評価よりもチームのために行動し続けたことで、周りから信頼を得られるようになっていったと感じています。リーダーとして人間関係を築くことの大切さ、目配り・気配りの重要さ、そして社会人としての基礎となる姿勢――これらはすべて、この主将経験を通じて自分の中に刻み込まれたものです。今の仕事における人との関わり方の根っこには、間違いなくこの経験があると思っています。
「体育会系で怖そう」なイメージを覆した、先輩たちの温かくも本気の指導
就職活動では、営業職を希望していました。もともと人と話すことが好きで、自分が好きなものを誰かに提案できるという仕事のスタイルに強く惹かれていたんです。その中でも特に「車」という商品を扱いたいという気持ちがありました。車は単なる移動手段ではなく、お客さまの生活スタイルや価値観に深く関わるもの。だからこそ、自分が本当に好きだと思えるものをお客さまに届けられる営業の仕事に就きたいと考えていました。
就職活動では、自動車ディーラー(メーカーから車を仕入れて販売する正規販売店)も候補に入れて企業を探していました。ディーラーと比較検討する中で最終的にこの会社を選んだのは、会社の規模の大きさと安定感が大きな決め手になりました。大きな組織であれば長く安心して働ける環境が整っているだろうという期待感があり、将来のことを考えたときに心理的な安心感を持ちながら働けると感じたんです。
一方で、入社前は少し不安もありました。正直なところ、「営業会社といえば体育会系で、ノルマも厳しく、先輩たちも怖いんじゃないか」というイメージを持っていたんです。ハラスメントへの意識が高まっている世の中だからこそ、逆に「怒られることなんてないだろう」と高をくくっていた部分もあったかもしれません。
ところが実際に入社してみると、そのイメージはいい意味で大きく覆されました。先輩たちはとても優しく、日々の業務をていねいに教えてくれます。それと同時に、必要な場面では時に厳しい言葉もかけてくれます。ただ怒るのではなく、「私のためを思って言ってくれているんだ」と感じられる言葉や関わり方で、その温かさが伝わってくるんです。怖いだけでも、甘いだけでもない。そのバランスが、私が安心して成長できる環境を作ってくれていると感じています。
入社後の研修では、社会人としての基礎マナーや会社のルール、そして営業のロールプレイング(実際の商談を想定した実践練習)など、現場で即戦力として動けるようにするためのカリキュラムが組まれていました。研修を通じて、業務の基本を丁寧に学ぶことができ、不安な気持ちが少しずつ自信に変わっていくのを実感しました。配属後もそのまま現在の部署で営業として働いており、入社当初から変わらず車に関わる仕事を続けています。
「君に任せていれば安心」その言葉が、責任感と成長を生んだ
現在は営業スタッフとしてお客さまにより良いカーライフを提案する仕事をしています。車の販売はもちろんのこと、整備内容や自動車保険、定期点検のご案内(車の状態を維持するための定期的なメンテナンス)、そして購入後のアフターフォローまで、車に関することはすべてお任せいただけるよう、日々お客さまと向き合っています。「乗り換えることだけが正解ではない」というのが私の基本的なスタンスで、そのお客さまにとって本当に必要なことを一緒に考えることを大切にしています。
特に印象に残っている成功体験があります。車検(法律で定められた車の定期安全点検)の半年前というタイミングで、あるお客さまに車検の見積もりをお見せしたところ、「思ったより高いな」という反応をいただきました。そこで私は、新車への乗り換えをご提案しました。新車であれば当面のメンテナンス費用がいったんなくなること、長い目で見たコストパフォーマンスなどを丁寧にお伝えしたところ、ご成約をいただくことができました。
そのとき、お客さまからいただいた言葉が今でも忘れられません。「車のことは何もわからないから、君に任せていれば安心だね」と言っていただいたんです。その言葉を聞いた瞬間、うれしさとともに、大きな責任感が自分の中に芽生えました。信頼してくださっているからこそ、絶対に期待を裏切ってはいけないと、気持ちが引き締まったことを覚えています。
一方で、苦労したこともありました。入社当初は書類関係の手続きに苦戦し、お客さまからいただく書類に不備が見つかり、ご自宅へ改めて訪問しなければならないことがありました。お客さまに余計なお手間をおかけしてしまったことは、本当に申し訳なく感じました。その経験から、書類の確認は自分でのチェックに加え、ダブルチェックの習慣を徹底するようにしました。小さなミスが信頼を損なうことを身をもって学んだ出来事です。
こうした経験を通じて、学生時代と比べて大きく変わったと感じるのは、人との関わり方です。お客さまが言葉に出さない部分、つまり表情や声色、姿勢といった非言語のサインを意識しながら会話することで、相手の言葉の裏にある本音を引き出せるようになってきたと感じています。「何か気になることがあるのかな」と察しながら会話を進めることで、お客さまが本当に求めているものに近づけるようになりました。
やりがいを感じる瞬間は、やはりお客さまから信頼していただけていると実感できる瞬間です。日々の積み重ねが信頼につながっていると感じられるとき、この仕事を続けていてよかったと心から思います。
「一人で走れる営業スタッフ」へ。仲間と共に充実した社会人人生を
今、私が短期的な目標として掲げているのは、「一人で仕事を完結させること」です。まだ先輩や上長に確認しながら進める場面も少なくありません。もちろん、周囲のサポートがあることはありがたいことですし、この環境には本当に感謝しています。ただ、一人のプロフェッショナルとして自分の足で走れるようになること、それが今の私にとって一番の課題であり、目標です。
確認を取らずとも判断できる場面を少しずつ増やしていくことで、お客さまへのレスポンスもより速くなる。そのことが、お客さまへの寄り添い方にも直結すると感じています。日々の業務のなかで「これは自分で判断できた」という小さな積み重ねを大切にしながら、一歩一歩前に進んでいきたいと思っています。
中長期的には、営業チームを束ねるマネジャーをめざしています。営業という仕事はお客さまと直接向き合い、信頼関係を築いていくものです。その現場のリアルを知っているからこそ、チームのメンバーが働きやすく、成果を出しやすい環境をつくれるマネジャーになりたいという気持ちが強くあります。先輩たちが私に対してしてくれたように、時には厳しく、時には親身に支えられるリーダーに、いつかなれたらと思っています。
最後に、入社を検討してくださっている方へ、一言お伝えしたいことがあります。当社には、人と関わることが好きな人が集まっています。上下関係はあるものの、先輩方はみなさん愛情を持って接してくださる方ばかりで、困ったときには必ず誰かが手を差し伸べてくれる環境があります。店舗全体の人間関係もとても良好で、お互いに助け合いながら働ける雰囲気が、ここで働く大きな魅力だと感じています。
仕事はもちろん全力で取り組むけれど、休むときはしっかり休んで、プライベートも大切にしながら充実した社会人人生を送りたい。そんなふうに考えている方には、きっと合う職場だと思います。一緒に頑張り、一緒に休み、一緒に豊かな毎日をつくっていきましょう。皆さんと働ける日を、心から楽しみにしています。

