「せっかくやるなら日本トップ」栄養学生がディーラーを選んだ理由
私は大学で栄養学を専攻していました。必修科目が多く課題も豊富だったので、4年間しっかり通い続け、栄養士の資格と栄養教諭の資格を取得しました。勉強に追われる日々の中でも、飲食店でのアルバイトは欠かさず続けていました。接客の仕事を通じて、自分が人と話すことが本当に好きなんだと改めて実感することができました。
ただ、就職活動を前にして、最初は何を基準に就職先を選べばいいのか、自分が本当にやりたいことは何なのか、不安でいっぱいでした。栄養士としての道も考えましたが、実習に参加してみると、思っていたよりも人と関わる機会が少ないという印象を受けました。アルバイトで感じた「人と話す楽しさ」を仕事にしたいという気持ちが強くなり、接客業を軸に企業を探すことにしました。
ただ、アルバイトの接客は一度きりの関わりが多く、もっとお客さまと長くお付き合いできる仕事がしたいと考えるようになりました。そこで人生の中でも特に大きな買い物となる不動産や自動車の販売に絞って探しました。不動産は一度購入すると買い替える方が少ないと感じたため、継続的なお客さまとの関係が築きやすい自動車ディーラーの道を選択しました。
複数のディーラーの中からトヨタを選んだのは、「せっかくやるなら日本でトップシェアのメーカーがいい」という思いからです。実家の車がずっとトヨタだったということも、身近に感じられた理由のひとつでした。
入社前は、クラウンなどの高級車を扱うだけあって、高級感ならではのお堅いイメージがありました。綺麗なショールームで働けたらという憧れはありつつも、少し緊張感のある職場なのかなとも想像していました。ところが、採用選考を通じてそのイメージはすっかり変わりました。面接では役員の方もフランクに話してくださり、緊張していた気持ちがほぐれていくのを感じました。説明会でも、先輩社員の方々が私の質問に対して真摯に答えてくださって、その温かい雰囲気がとても印象に残っています。
入社の決め手は、まさにそういった先輩社員の皆さんの人柄でした。「この方々と一緒に働きたい」と素直に思えたんです。加えて、日本国内で最も大きなトヨタのディーラーであり、トヨタ自動車の直営であるという安定感も、社会人としての第一歩を踏み出す場所として大きな後押しになりました。
「どうしたら車が売れるのか」先輩の言葉が教えてくれた、地道に動くことの大切さ
入社後の研修は、想像以上に幅広い内容でした。挨拶や立ち振る舞いといった基本的な社会人マナーからスタートし、車の基本的な構造や車種ごとの特徴の説明、さらには商談の際に必要な見積りの作成方法まで、営業として必要な知識を一通り学んでいきました。また、実際の業務では車を運転する場面も多いため、ドライブスクールでの運転練習も研修の一環として行われました。座学だけでなく実技も含めた、充実した研修期間でした。
入社してからずっと、同じ店舗で営業職として働いています。ショールームでお客さまに車をご提案し、購入をサポートするのが私の主な仕事です。入社当初は、華やかな接客シーンを思い描いていました。きれいな店内でお客さまをお迎えし、颯爽と商談を進めていくようなイメージです。ところが実際に働き始めてみると、そのイメージとは少し違う現実に直面することになりました。
ご来店いただいたお客さま一人ひとりと丁寧に会話をしても、すぐに購入へとつながるわけではありません。何度もご来店いただいたり、長い時間をかけてご検討いただいたりと、思っていた以上に地道で泥臭い積み重ねが求められる仕事なのだと気づきました。「どうしたら車が売れるのか、まったくわからない」と、路頭に迷いそうな気持ちになったこともあります。
そんなとき、先輩に思い切って相談してみました。どうすれば良いのか、何が足りないのかを正直に打ち明けると、的確なアドバイスをいただくことができました。その言葉の中で特に印象に残っているのは、「地道に行動し続けることが大切だ」というシンプルなメッセージです。すぐに結果を求めるのではなく、一つひとつの行動を着実に積み重ねていくこと。その教えを胸に、焦らず目の前のお客さまと向き合い続けることを意識するようになりました。
先輩に相談できる環境があったこと、そして背中を押してもらえたことは、今振り返っても本当にありがたかったと思います。あのとき素直に動いてみたことが、その後の自分の仕事への向き合い方を大きく変えてくれました。
「数字として現れたとき」フォローチームリーダーが感じるやりがいと成長
現在は、フォローチームリーダーという役割を担っています。私たちのチームのミッションは大きく3つあります。チーム全員で協力して車を販売すること、自動車保険を獲得すること、そして自社のお客さまに安心して車に乗り続けていただくことです。
私自身が担当しているのは、商談チームが受注を決めたお客さまに対して、納期の案内や必要書類の回収を行い、スムーズにご納車へとつなげることです。また、ご納車後のお客さまへのフォロー連絡や定期点検のご案内、さらには新規の自動車保険獲得につながる提案のサポートも担っています。簡単に言えば、車を売る場面のサポートから、売った後のお客さまとの関係維持まで、幅広く関わる役割です。
このチーム制に移行する前は、一人の担当者がお客さまを最初から最後まで受け持つ「属人営業」という形をとっていました。その頃は、お客さまがお帰りになった後に書類の不備に気づくことが少なくありませんでした。確認する人が自分一人しかいないため、どうしてもミスを見逃してしまうことがあったのです。チーム制になってからは、複数のスタッフが情報を共有しながら動くことで、こうしたミスが大幅に減りました。効率よく仕事を進められるようになったと、日々実感しています。
一方で、チーム制への移行当初に苦労したことがあります。それは、属人営業の時代に各担当者が個人で把握していたお客さま情報を、チーム全体で共有できていなかったことです。「このお客さまはどんな方なのか」が他のスタッフには分からない状態では、チームとして動くことができません。そこで私は、社内のお客様データ管理ツールを積極的に活用し、自分が知っている情報をできる限り入力するようにしました。誰が見ても状況がわかるようにすることを意識した結果、チーム全体の動きがスムーズになっていきました。
後輩スタッフの成長も、大きな喜びです。以前は書類回収のミスが課題でしたが、今では車の登録に必要な書類手続きを1人で完璧にこなせるようになりました。自分が教えた仕事を後輩が自立してやり遂げる姿を見ると、リーダーとしてのやりがいを強く感じます。
そして、フォローチームリーダーとして最もやりがいを感じる瞬間は、「リードタイム短縮(受注から納車までにかかる時間の短縮)」が数字として結果に現れたときです。チームで取り組んだことが目に見える形で証明される瞬間は、何にも代えがたいものがあります。学生時代と比べて自分が最も成長したと感じるのは、周囲をよく見るようになった点です。自分の仕事だけでなく、他のスタッフが今何をしているのか、何に困っているのかを意識して見るようになりました。この視点の広がりが、チームを支えるリーダーとしての自分を形づくっていると思っています。
「みんなで和気あいあいと」。女性も活躍できる職場で、次のステージへ
直近の目標として、マネジメントに挑戦してみたいと思っています。店舗の営業スタッフの中で2番目のポジションになったこともあり、自分の仕事をこなすだけでなく、店舗全体の動きを把握して管理していく役割も担っていきたいと考えるようになりました。
そのきっかけのひとつは、店舗内でチーム制が整備されてきたことです。チームとして動くようになると、これまで意識してこなかった数字も追うようになり、「全体を見る」という視点が自然と身に付いてきました。自分一人の成果だけを追うのではなく、チームとしての成果を意識するようになったことで、マネジメントへの興味が高まっていったんです。
中長期的には、他の部署へ異動するのか、それとも店舗でキャリアアップしていくのか、まだ明確には描けていません。ただ、どちらの道に進むにしても、焦らず自分のできることをコツコツと積み重ねていきたいという気持ちは変わりません。一つひとつの経験を丁寧に積み上げることが、結果的に自分を成長させてくれると信じています。
これから入社を考えている方には、ぜひ安心してチャレンジしてほしいと伝えたいです。車業界というと、どうしても男性中心のイメージを持たれることが多いですよね。私も入社前は少し不安でした。でも、実際に働いてみると、そのイメージはまったく当てはまりませんでした。女性も十分に活躍できる環境が整っています。
頑張っていれば、ちゃんと見てくれている人が必ずいます。女性ならではの気配りや心配りをお客さまに褒めていただける場面も多く、そうした瞬間に「この仕事をしていてよかった」と感じます。評価してもらえるという実感は、仕事を続けていく上でとても大きな支えになっています。
そして何より、一緒に働く仲間の存在が大きいです。社員の皆さんがとても温かく、困ったときには全員がサポートしてくれます。人とのつながりは、働く環境の中でとても大切なことだと思っていて、それがあるからこそ、辞めずに続けてこられたのだと思っています。福利厚生も充実しているので、生活面でも安心して働くことができます。
一言で表すなら、「みんなで和気あいあいと仕事ができる会社」です。人と話すことが好きな方、チームで協力しながら仕事をすることにやりがいを感じられる方、そして誰かのために頑張ることができる方には、きっと合う職場だと思います。コミュニケーションを大切にしながら、チームワークで成果を出していきたいという方は、ぜひ一緒に働きましょう。

