幼稚園から大学まで、サッカーと共に歩んだ「人と関わる楽しさ」の原点
子どもの頃の私は、とにかく外で遊ぶことが大好きな活発な性格でした。じっとしているのが苦手で、気づけばいつも外に飛び出していたように思います。そんな私がとくに夢中になっていたのが、サッカーです。幼稚園のころからボールを蹴り始め、大学4年生まで続けました。長い時間をかけてサッカーと向き合い続けたことは、私の根っこにある部分をつくってくれたと感じています。
大学では、スポーツマネジメント学部にて学びました。体を動かすことが好きで、スポーツを通じて体のつくりや仕組みについて深く学びたいという気持ちがあったからです。学業と並行して、大学でもサッカー部に所属し、選手としてトップチームでの出場をめざして日々練習に励みました。授業が終われば練習、休日も練習と、サッカー漬けの毎日でしたが、それが当時の自分にとって一番充実した時間でした。
しかし、大学3年生のときに転機が訪れます。膝にけがを負ってしまい、選手としての活動を続けることが難しくなってしまったのです。それまでずっとプレーヤーとしてピッチに立ち続けてきた私にとって、引退という選択は簡単には受け入れられないものでした。悔しさや喪失感を感じながらも、「それでもチームに貢献したい」という思いが強く、その後はマネージャーとしてチームの運営に携わることを決めました。
マネージャーとして活動するなかで、他大学の選手やマネージャーと関わる機会が増えていきました。試合の運営や練習の調整を進めるにあたって、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと連携する必要があり、自然とコミュニケーションの取り方を意識するようになりました。どのように話せば相手に伝わるか、どう関わればスムーズに物事が進むか、そういったことを実践のなかで学んでいきました。
また、学生時代はアルバイトにも力を入れており、そこでも多様な人たちと関わる経験を積みました。サッカーでの仲間との関係、他大学との交流、アルバイト先でのやりとり。こうして積み重ねてきた「人と関わる楽しさ」の体験が、今の仕事につながる大切な原点になっていると思っています。
「好きなメーカー」と「人を大切にする社風」が入社の決め手に
就職活動では、「人との関わりを大事にしたい」という思いを軸に企業を探していました。大学時代から人と接することが好きで、それが自然と営業職への興味につながっていきました。自分の言葉で誰かに何かを伝え、喜んでもらえる仕事がしたい——そんな気持ちが、就職活動の方向性を決めてくれたように思います。
業界としては自動車ディーラー(メーカーから車を仕入れ、一般のお客さまに販売・アフターサービスを行う販売店)を中心に探していました。自動車ディーラーは日常的に多くのお客さまと接する機会があり、「人との関わり」という自分の軸にぴったりだと感じていました。その中でも現在の会社に興味を持ったのは、幼いころから馴染みのあるメーカーを扱っていたからです。子どものころから身近にそのメーカーの車があり、デザインへの憧れも感じていました。このメーカーの車を自分の手でお客さまに届けたいという強い気持ちがあったのです。 そして好きなものを仕事にできるかもしれないという期待感を就職活動中ずっと持ち続けており、それが入社の決め手ともなりました。また、それだけでなく、長く安心して働き続けられる環境があるかという点についても社会人生活を始める上で重要視しており、こちらも当社への入社を決めたポイントのひとつでした。
入社前は、「多くのお客さまと関わる機会がある会社」というイメージを持っており、そのイメージは入社後も変わることはありませんでしたが、それ以上に感じたのが「社員を大切にする文化」の強さでした。実際に働き始めるとその印象はさらに深まりました。
また、採用活動の中で人事部の方やリクルーター(採用活動をサポートする先輩社員)の方からお話を聞く機会があり、その働き方に魅力を感じたことも大きな後押しになりました。最終面接まで複数回の面接がありましたが、どの面接官の方も親身になって話を聞いてくださり、温かい言葉をかけていただいたことが今でも印象に残っています。「この会社なら安心して働けそうだ」と感じた瞬間でもありました。
入社後はまず、自動車に関する知識や会社の歴史、お客さまとのコミュニケーションの取り方など、さまざまな分野の研修を受けました。その後は複数の店舗で実際の業務を経験する店舗研修に移り、現場でのリアルな仕事の流れを学んでいきました。現在は研修で経験した店舗とは異なる店舗に配属されていますが、仕事の内容は研修で学んだことの延長線上にあります。あの研修期間があったからこそ、今の自分の土台ができたと感じています。
「覚えてくれてうれしかった」その一言が、おもてなしの原点になった
現在、私はレクサスのショールームにて、主に新車・中古車の販売と、車に付随する自動車保険などのサービス提供を担当しています。お客さまと商談を重ねながら、最終的な納車までの一連のプロセスを担う仕事です。店舗全体でお客さまをお迎えする体制をとっていますが、私自身は販売から納車まで一貫して携わることで、お客さまとの関係をしっかり築いていくことを大切にしています。
今の仕事で特に印象に残っているのは、別の販売店のレクサスオーナーの方がご来店された時のことです。初めてにお越しになったオーナー様を、精一杯お出迎えし、その後2度目のご来店時には「度々ご来店いただきありがとうございます」と感謝の気持ちをお伝えしたところ、「覚えてくれていて嬉しい」と温かいお言葉をいただいたのです。
その時、胸の中にじんわりと喜びが広がったことを今でも覚えています。車を売るという仕事は、単に商品をお渡しして終わりではなく、お客さま一人ひとりのことを心に留め、丁寧に向き合い続けることで信頼を生むということを、改めて体感した瞬間でした。以来、どのようなお客さまに対しても「この方のことをしっかり記憶しよう」という意識を持ち接することが、自分のおもてなしの基本となっています。
一方で、苦い経験もあります。お客さまとの約束を果たすことができなかったり、経験のない業務に直面し失敗することもありました。そうした出来事を通じて、「まず確認してから動く」「わからないことはすぐに相談する」という姿勢が身についてきたと感じています。
また、現在は後輩ができたこともあり、自分の仕事と並行して後輩の様子にも目を向けながら働いています。基礎的な知識や経験を積んでもらえるよう意識しながら、日々の関りを大切にしています。自分自身もまだ成長の途中ですが、後輩の存在が自分を見つめ直すきっかけにもなっており、良い刺激をもらっています。
こうした積み重ねの中で、学生時代と比べて最も変わったと感じるのは、計画的に行動することを意識するようになった点です。その日その場の対応だけで終わらせるのではなく、先を見越して準備を整えることが、お客さまへの対応の質にもつながると感じています。一つひとつの経験が、少しずつ自分を変えてくれていると実感しながら、日々の仕事に向き合っています。
「誰かのために行動できる人」と、理想のチームを築いていきたい
今後、短期的に挑戦してみたいと思っているのは、リースや保険といった自動車以外の分野への挑戦です。リースとは、お客さまが車を購入するのではなく、月々の費用を払って長期的に利用する仕組みのことで、保険も含めてお客さまの生活全体をサポートできる重要なサービスです。これまで自動車の販売を中心に経験を積んできましたが、それ以外の領域にも目を向けることで、よりお客さまのニーズに幅広く応えられる存在になれると感じています。
そして、より先を見据えるうえで基礎的な知識をしっかりと固めることを大切にしたいと思っています。土台がしっかりしていなければ、応用も難しいですし、お客さまに本当の意味で信頼していただける提案はできないと感じているからです。知識を積み上げながら、さまざまな場面で対応できるような経験を着実に重ねていき、成長していくことこそが、長期的な活躍につながると信じています。
トヨタモビリティ東京の魅力についてお伝えするとすれば、まず安心して長く働き続けられる環境が整っているところです。仕事に集中することができ、安定して働き続けられるからこそ、自身のキャリアを着実に築いていくことができると思っています。また、充実した環境の中で日々の業務に真剣に向き合えることは、成長の速度にも影響すると実感しています。
この会社で活躍できるのは、協調性や計画性を持ちながら、お客さまに満足していただきたいという気持ちを行動で示せる人だと思います。気持ちだけでなく、確実に計画を立て、チームと連携しながら実行に移せる力が大切です。自分一人で頑張るのではなく、周囲と協力しながらお客さまのために動ける姿勢が、この仕事の本質につながっていると感じています。
「誰かのために行動できる人」にこそ是非、当社を紹介したいと思います。自分のためだけでなく、お客さまのために、仲間のために、誰かの笑顔や満足のために動ける人。そういう人と一緒に働けたら、きっと良いチームができると思うからです。入社を考えて頂ける方には、是非その思いを大切にしながら一歩を踏み出してほしいです。

