導入社数1,000社・稼働端末台数100万台以上、まだまだ拡大を進める決済端末に
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(以下、TMN)のソフトウェア開発部門に所属する大塚。日々進化する決済システムの要となるソフトウェア開発に携わっています。
「当社が提供する『TMNゲートウェイ』というサービスは、クレジットカードや電子マネー、QR・バーコード決済などのキャッシュレス決済と、コンビニやスーパー、飲食店などの店舗をワンストップでつなぐサービスです。
お店のレジでカードやケータイを決済端末にかざすと、『○○Payで1,000円を支払う』のような決済情報が当社のデータセンターに飛び、決済処理が完了すると端末で音が鳴って支払いが完了する──そんな仕組みになっているのですが、私たちソフトウェア開発部門では端末側のそうしたシステムを開発する役割を担っています」
多くのキャッシュレス決済ブランドに対応し、100万台を超える決済端末に接続している「TMNゲートウェイ」を支える開発部門。その中で大塚が担当している端末のソフトウェア開発業務は、大きく分けると2つあります。
「1つは既存の決済端末に新たな機能を追加したり、操作性を向上させたりする保守開発。もう1つは、たとえば『レジ横ではなくテーブル会計で使えるような決済端末がほしい』などのニーズに応えて新しい決済端末を新規企画・開発する業務です。
ソフトウェア開発部門は大きく3つのチームに分かれていて、1つはAndroidやiOSといったモバイル系決済端末向けのアプリケーションを開発するチーム。もう1つが、WindowsやLinuxといった据置型決済端末向けのアプリケーションやPOS向けのミドルウェアを開発するチーム。
そして開発したソフトウェアの品質を保証するための試験を担当するチームで、部門内に第三者目線で品質をチェックするチームがあることで、クオリティの高いシステムの提供を可能としています」
グループマネージャー(課長クラス)を務める大塚は、新潟オフィスに在籍。部門内のメンバー14名のうち5名が新潟、9名が日本橋オフィスにいるという状況で、両拠点を行き来しながらマネジメントをしています。
「2週間に1回ほどのペースで日本橋オフィスに出張したり、逆にメンバーが新潟オフィスに来たりして、直接会って交流することも多いですね。
私自身はグループマネージャーとして、プロジェクトの管理やメンバーの業務調整、プログラムのレビューなどを担当しています。また、ソフトウェア開発部門の代表として、他部署との調整や折衝も行います」
「ありえないを、やり遂げる。」に惹かれて。若手のうちから責任ある仕事を任され成長
大塚のキャリアは、2017年に地元・新潟に拠点を置きながら、リテール業界向けにシステムを開発・提供している会社にエンジニアとして入社したところからスタートしました。そこでの経験が、現在の仕事の基盤となっています。
「同社では、POSレジと周辺機器をつなぐミドルウェアの開発に携わっていました。具体的には、既存製品の品質改善プロジェクトに参加し、システム構造やソースコードの最適化に取り組みました。この経験で、プログラミングの基礎だけでなく、コーディング規約の策定や遵守の重要性、柔軟かつ効率的なソフトウェア開発の手法を学びました」
そんな大塚がTMNと出会ったきっかけは、前職時代から親交があり、先にTMNに転職していた先輩の存在でした
「リテール業界向けシステムやソリューションの展示会で偶然先輩に再会し、TMNが勢いのある会社であり、『ありえないを、やり遂げる。』というミッションを掲げていると聞いて興味を持ちました。
また、面接では社長の話や考え方に共感しました。とくに『世のため、人のためになることをする』『やらない理由を人やお金のせいにしない』という考え方に強く興味を惹かれました。自分ももっとチャレンジングな環境に身を置いて成長したいと、入社を決めたんです」
こうして2018年11月、TMNの新潟オフィスの一員となった大塚。クレジット処理ミドルウェアやAndroid決済端末など、さまざまな開発プロジェクトに携わってきました。
「TMNに入社して驚いたのは、入社から約1年というかなり早い段階で他のメンバーや協力会社の方への指示を任されるようになったことです。その流れで要件定義などの上流工程や管理業務にも関わるようになり、仕事の幅がとても広がりました。若手にもいろんな機会を与えてくれて、成長を後押ししてくれる──この会社にはそんな環境があると思います」
急遽指揮官に抜擢され、トラブルを解決。努力が正しく評価される環境だから頑張れる
入社後、大塚にとってとくに印象深いのは、とある案件でトラブルが起き、それを解消に導いたことだと語ります。
「われわれが提供するソフトウェアを使用しているお客様にトラブルがあり、急いで修正するために数日間かかりきりで作業することになりました。しかもそのタイミングで、それまで現場の指揮を取っていた先輩社員が、事情があってプロジェクトを離れることになってしまったんです」
指揮官がいなくなり、混乱する現場──そんな中で大塚は、本部長から新たな指揮官に任命されます。
「突然、本部長から『大塚さん、指揮を取ってください』と言われて正直驚きました。ほかにもベテランのメンバーがいる中でなぜ私が?と思いながらも、とにかくトラブルを解決しなければと必死で動きました。
こうした緊急時は、周りと情報共有する余裕がなく、それぞれが個として進んでしまいがち。そこで私はメンバー個々の情報を吸い上げ、どことどこを連携させればいいか考えました。毎日頭をフル回転させた結果、どうにか乗り切ることができましたね。
トラブルが解決した後、本部長にどうして私を指名したのか聞いたところ、『大塚さんならできると思ったから』と。上司に期待されたこと、その期待に応えてやり切ったこと、そして『トラブルを解消する』という大変な案件を経験できたこと──そのすべてが嬉しかったですし、自分の糧になったと思います」
この経験は、その後マネジメント職に就く大塚に大きな学びをもたらしました。
「報告を受け取る側の立場を経験したことで、情報をどうまとめると相手が理解しやすいのか、どんな文章だと正しく伝わるのかがわかるようになりました。
また、指示を出す側の気持ちも経験したので、『管理者の方たちは普段こういう想いで指示しているのか』と想像できるようにもなりましたね。相手の立場や感情を推測した上で一緒に仕事をすることは、グループマネージャーとなった今も大事にしています」
苦労や逆境を乗り越え、TMNで成長を遂げてきた大塚。その原動力はなんなのか?と問うと、こんな答えが返ってきました。
「TMNは、社員の努力や成果をしっかりと評価してくれる会社であると、私自身は感じます。私が20代にしてグループマネージャーに任命されたのは、これまでの実績を評価してくれたからこそだと思いますし、それが嬉しいから頑張れる、という気持ちですね。
また、会社からの評価だけでなく、周りの仲間から『いつもありがとう、助かります』と声をかけてもらえることも多く、みんなが頑張りをちゃんと見てくれているんだなと。そうした環境がありがたいですし、仕事のモチベーションになっていますね」
ますます多様化する決済サービスに備え、開発部門を大きく強く成長させたい
2023年10月、ソフトウェア開発部門のグループマネージャーに任命された大塚。これに伴い、自身の視野と責任は大きく広がったと言います。
「マネージャーになってからは、当然ですが個人の成果よりもチーム全体の成果を重視するようになりました。自分が直接手を動かしてしまうと、チーム全体の動きが滞ってしまう可能性があるので、私の役割はメンバーにどうやって動いてもらうかを考えること。
今後は単に指示を出すだけでなく、メンバー同士が自然と連携できるような関係性をつくり、個々のスキルをどう向上させるかを考えていきたいですね。チームの人数も増えてきたので、私と一緒に管理業務を担えるメンバーも育てていきたいと思っています」
そんな大塚にTMNで働く魅力を尋ねると、決済端末に関わる会社ならではの答えが返ってきました。
「自分たちがつくったソフトウェアが搭載された決済端末が、身近な店舗に置かれ、実際に動いているところを見られるのは、この仕事の大きな喜びだと思います。私たちにとっての“お客さま”とは、決済端末を導入してくれる企業や店舗であり、POSレジのベンダーさんであり、買い物をするエンドユーザーの皆さまです。それほど多くのお客さまに評価されるサービスに関わることも、やりがいの一つですね。
また、働き方で言えば、新潟にいながら全国規模の仕事に携われる点も大きな魅力。私のように新潟を離れたくない方や、Uターンして働きたい方にとっては魅力的な選択肢だと思います。とくにコロナ禍以降はオンライン会議やテレワークの普及により、日本橋オフィスとの距離感は抱かなくなり、チームとしての連携も良くなっていると思います」
今後のビジョンについて、大塚は組織の拡大と環境整備に意欲を見せます。
「今後も決済サービスはさらに多様化し、世の中に必要な端末やシステムの数も増えていくのではないかと予想しています。そうなれば開発部門がやるべきことも増えるはずなので、この組織を大きくしていく必要があるでしょう。大きくなった組織を支えるには、相応の仕組みや環境をつくらなければならないので、私がその一翼を担えたら嬉しいですね」
最後に大塚は、TMNで活躍できる人材像について語ります。
「TMNに向いているのは、何か新しいことをやりたい、成し遂げたいという想いを持っている人だと思います。必ずしも決済や電子マネーに特別な興味がなくてもいいので、熱量や好奇心の大きい人ほど活躍できるのではないでしょうか。より良い社会にするために何かしたい、そんな想いのある方にはぴったりです。
また、考えることが好きな人とぜひ一緒に働きたいですね。現状に満足せず、本当にこれでいいのか、どうしたらもっと良くなるのかを常に自問自答できる人が理想。そういう人は、チームや自分に必要なこと・足りないことにも気づきやすいからです。
TMNはまだまだ成長中の会社で、決済サービス企業から、さまざまなデータをつなぎあわせる情報プロセシング企業へと変革を遂げようとしています。受け身ではなく、主体的に考え、行動できる人材──そういう人たちと一緒に、この会社をさらに大きく、そして良い方向に発展させていきたいですね」
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
