日本と世界の「橋渡し役」若手技術者のグローバルな挑戦
TMNでは競合ともなる海外決済サービス事業者や決済端末メーカーの日本市場での事業拡大をサポートし、国内のキャッシュレス決済推進に貢献しています。
決済端末のハードウェア開発部門に所属する、新卒6年目の松村は、海外製決済端末を日本市場に対応させる、グローバルな技術サポートを手掛けています。
「海外メーカーの決済端末が、交通系ICなど日本独自の電子マネー決済を実現できるよう、技術面から支援しています。たとえば、決済スピードや端末に表示されるメッセージなどが各種決済ブランドが求めるルールを満たしているかチェックする検定というものがあります。
私たちのグループは、検定に合格するために課題を一つひとつクリアにし、海外のエンジニアの方に日本独自の規格を伝え、実現してもらう、いわば『橋渡し役』を担っています」
海外の担当者とのやり取りには、言葉の壁はもちろん、文化や商習慣の違いからくる難しさもあると言います。
「やはり英語でのコミュニケーションは大きな壁になります。こちらが『修正が必須です』と伝えたつもりが、『より良くするための提案』というニュアンスで受け取られてしまい、後になって認識の齟齬が生まれてしまうこともありました。
また、開発の進め方に対する考え方の違いに、文化の差を感じることもあります。日本では限りなく完璧に近い状態にしてから次の段階へと進めていく傾向がありますが、海外では『ある程度動いているなら、まず進めても良いのでは』という考え方に触れることがあります。
もちろん、最終的には優れた品質まで仕上げてくださるのですが、そこに至る過程での優先順位の付け方に、日本との違いを感じますね。
そうした壁は、オンラインのミーティングにて課題となっている背景を伝えたり、課題管理表の優先順位のつけ方を工夫したりなど、できる限りのことをして乗り越えています。根気強いコミュニケーションを重ね、最終的に検定に合格し、『サポートしてくれて助かったよ』と感謝の言葉をいただけた時は、大きな達成感があります」
専門知識をつなぐチーム力。若手の挑戦を「全員で」支える文化
松村の所属する決済端末のハードウェア開発部門は、10数名のメンバーで構成されています。それぞれが決済端末に関する異なる専門分野を持っており、個々の強みを活かしながら業務に取り組むのが特徴です。
「私のグループは、全員が同じ業務をするというよりは、各自の専門性を活かして決済端末に関わるさまざまな課題解決に取り組んでいます。
たとえば、私が担当する業務で電気系統の深い知識が必要になった場合には、その分野に詳しいメンバーにすぐに相談できます。逆に、他のメンバーが担当する業務でも、私の知識で貢献できることがあれば、積極的にサポートに入ります。
業務内容はそれぞれ異なりますが、根底にある知識は共通する部分も多いです。お互いの業務が円滑に進むよう、自然に助け合う文化が根付いていると感じますね」
チーム内は、年次や役職に関わらず、誰もが自由に意見を言えるフラットな雰囲気だと言います。新しいアイデアや業務改善の提案も、歓迎される文化があります。
「業務の中で『もっとこうしたら効率的なのでは?』と感じた時も、気軽に上司や先輩に相談できます。たとえ1年目のメンバーの思いつきであっても、それを頭ごなしに否定する人はいません。むしろ、新しい視点として歓迎してくれます。
もちろん、すぐに実現できることばかりではありませんが、改善に向けて一緒に考えてくれる環境なので、とても働きやすいですね」
現在、自身の後輩もできた松村。新卒で入社した当初、年の離れた先輩たちに支えてもらった経験から、今度は自分が後輩をサポートする側に回りたいと強く意識しています。
「私が入社した時、一番近い先輩でも10歳ほど年が離れていました。新卒ならではの悩みや、初歩的すぎて聞きづらい質問もありましたが、先輩方はいつも親身になって教えてくれました。TMNが取り扱う決済システムに関する知識は、インターネットで検索しても出てきません。
だからこそ、誰かに質問するしかないのですが、忙しい先輩には少し質問しづらく感じることもあると思います。そうした後輩たちの気持ちがわかるからこそ、後輩たちが質問しやすい雰囲気を作るために、自分が『橋渡し役』となり、先輩とも気軽に接するきっかけを作っていきたいと思っています。
もちろん橋渡しをするだけでなく、後輩たちが何につまずいているのかを汲み取り、『この部分、たぶんわかりにくいよね』とこちらから声をかけたり、勉強会を開いたりしています。自分がしてもらったように、今度は私が後輩たちの成長をサポートしていきたいです」
壁を乗り越えた先にあった、仕事のやりがいと確かな成長
学生時代は理工学部に在籍し、漠然とIT業界を志望していた松村。就職活動を進める中で、TMNの先進性とユニークな社風に惹かれ、入社を決意しました。
「就職活動の軸は『技術力を身につけたい』ということでした。業界を絞らずにいろいろな企業を見る中でTMNに出会い、説明会で聞いた大高社長の話がとてもおもしろく、いわゆる『社長っぽくない』人柄に強く惹かれました。この人のもとでなら、きっと楽しく働けるだろうと感じたのです。
また、当時は今ほどキャッシュレスが浸透していなかったので、『日本初のサービス』を手掛ける事業の先進性にも魅力を感じ、新しいことに挑戦できる環境に飛び込みたいと思いました」
入社後、さまざまな経験を積む中で、自身の成長を大きく後押しする仕事を担当することに。それまでとは異なる業務であるセンターシステムの構築業務でした。
「新しい知見を広げるためにも、センター側の構築に関わることになりました。センター側のシステムは今まで携わってきた業務とは必要な知識が異なる業務であり、プログラミングや各決済ブランドの知識も必要で、理解するだけでも本当に大変でした。
正直、心が折れそうになる時もありましたが、社内で知識を持っているベテランの方々に相談したり、試行錯誤を重ねたりしながら、諦めずに取り組み続けました。
またある時、部署の上司や先輩方が、私がその業務に集中できるよう、他の業務を調整してくれていることに気づきました。周りの方々のサポートがあったからこそ、目の前の壁に全力で向き合うことができ、乗り越えられたのだと心から感謝しています」
困難な仕事を乗り越えた経験は、松村を大きく成長させました。現在、仕事のやりがいを感じるのは、自分が携わったシステムが、世の中の「当たり前」を支えていると実感する瞬間だと言います。
「自分が構築に関わったシステムは、普段お店の裏側にあって目に触れることはありません。でも、たとえば旅行先のお店などでTMNの決済端末を見かけると、『ここでも自分たちの仕組みが使われているんだ』と嬉しくなります。
多くの人々がスムーズにキャッシュレス決済を利用できている光景を見ると、大変だったけれど、頑張ってよかったなと、確かな手応えを感じます」
仕事も自分も大切に。TMNだから描ける、成長とキャリアの未来
TMNの魅力は、フレックスタイム制度のような働きやすい制度面に加え、それを支える社内の文化にあると松村は語ります。
「私は10時過ぎに勤務を開始することが多いです。午前中は在宅で集中して作業し、午後はラッシュを避けて出社するなど、自分のリズムに合わせて働けるのはありがたいですね。半休を取るほどではない用事にも柔軟に対応できるので、仕事とプライベートを無理なく両立できていますね」
TMNでは多くの社員がフレックスタイム制度を活用して柔軟な働き方を実現しています。松村も、制度を積極的に活用している1人です。
「TMNには中途入社の経験豊富な社員が多く、新卒の若手は、その方々と一緒にハイレベルな仕事を進めていくことになります。もちろん、最初は知識も経験も足りません。
しかし、周りの先輩方はそのことを重々承知の上で、若手がプロジェクトの一員として活躍できるよう、部署や業務の垣根を越えてサポートしてくれます。この『会社全体で若手を育てよう』という文化こそが、TMNの働きやすさの核心だと思います。
こうした環境を活かし、今後は、決済端末の物理的な部分、たとえば電気設計や機構設計の知識といったハードウェアの知識を身につけ、開発を主導できる存在になりたいです。今はまだ専門知識が足りていませんが、これからしっかりと学び、部署にさらに貢献していきたいと考えています」
仕事での挑戦と成長、そしてプライベートの充実。その両方を実現したいと考える学生にとって、TMNは最高の環境だと松村は続けます。
「新しいことに挑戦し続ける会社なので、社員も常に新しい知識や技術を学ぶ姿勢が求められます。成長意欲のある方にとっては、これ以上ないほど刺激的な環境です。
その一方で、フレックス制度などを活用して、プライベートもしっかり充実させることができます。しっかり休んでリフレッシュするからこそ、また月曜日から仕事を頑張ろうと思える。オンとオフのメリハリをつけ、どちらも本気で楽しみたいという方にとって、TMNは非常に魅力的な会社だと思います」
最後に、これから一緒に働くことになるかもしれない未来の後輩に、メッセージを送ってもらいました。
今後一緒に働く後輩の皆さんも、前向きにチャレンジ精神を持ってたくさんのことに挑戦し、TMNで一緒に成長できることを楽しみにしています!」
困難な壁を乗り越え、グローバルな舞台で価値を発揮する松村。彼のまっすぐな成長の軌跡は、TMNで描けるキャリアの可能性を物語っています。
※ 記載内容は2025年7月時点のものです
