家庭とバンドと仕事。柔軟な環境で築く、自分らしい毎日
ビジネス企画・営業を担う部門で、グループマネージャーを務める髙橋。髙橋の役割はメンバーの統括に加え、難易度の高い案件のフォローや社内調整など多岐にわたります。チームが担うミッションについて、髙橋はこう語ります。
「私たちのミッションは、TMNが持つ決済端末やセンターシステムを『スキームオーナー』と呼んでいるパートナー企業および関係する各社に提供し、ビジネスの骨格となるスキームそのものを創り上げていくことです」
この重要なミッションを担うチームを率いる一方で、髙橋はワークライフバランスを重視しています。日々の子育て、そして夫婦で続けているバンド活動。その両立を支えているのが、TMNの柔軟な働き方です。
「平日は朝7時ごろに起きて出社します。妻もフルタイムで働いているので、送り迎えはその日の状況に応じて分担しています。リモートワークやフレックス制度が浸透しているので、お互いの業務状況に応じて柔軟に業務時間を調整することができる点は非常に助けられています。
たとえば、出社している日であれば、16時半ごろに会社をでて17時半に迎えに行くなどもとくにストレスなくできる環境です。また、迎えの担当でない日も夕食は会食や急ぎのタスクがなければ家族で一緒に取り、子どもの就寝までの時間は家族で過ごす時間として大切にしています」
仕事と自分の人生で大切にしたいこと。その両方を尊重できる環境が、髙橋の活躍の基盤となっています。
公私に宿る「仕事的効率性」とキャリアチェンジで見つけた新たな価値観
髙橋はテレビ局からキャリアをスタートしました。テレビ局勤務時に新規事業として中国の越境EC事業(国境を越えた電子商取引)に携わった際、キャッシュレス決済の発展を目の当たりにし、その将来性に強く惹かれたことが、この業界に飛び込む直接のきっかけとなりました。
「今後のキャリアを考えたとき、自身の市場価値を高め、長く活躍できるスキルを身につけたいという思いがありました。そこで、成長が見込まれる決済業界と、普遍的なスキルが身につくIT業界という2つの軸で転職を決意しました」
転職軸にマッチした企業に転職したものの、2社目で待っていたのは、仕事と家庭の両立という大きな壁でした。子どもの誕生というライフステージの変化と、会社の働き方の方針転換が重なり、家庭との両立に困難を感じるようになります。
「当時は遅くまで働くのがベースの環境で、家庭は妻に任せきりになっていました。その状況をなんとかしたいという思いから、より柔軟な働き方ができる会社を探し、TMNに出会いました。
リモートワークやフレックスが充実していて家庭や趣味との両立が実現できること、より大きなステークホルダーとの取り組みや対面決済という巨大な市場に携われること、事業の立ち上げから取り組むことができることなど仕事内容も働き方もマッチしていました」
TMNに入社し、その働き方に対するメンバーの価値観に触れたことは、髙橋の仕事に対する考え方を根底から変えるきっかけとなりました。
「今までの環境においては、『まずは仕事優先』という考え方が当たり前でした。その中で、いかに家庭との両立をめざすかということに取り組んでいましたし、上司や周りのメンバーの理解のもと助け合って取り組んでいました。
しかし、責任ある仕事を任され、アウトプットの期待値も上がっていく中で、家庭の事情や自分の気持ちを最優先の要素として仕事をコントロールするという感覚はおそらくなかったと思います。今は、このインタビューの場で『一番のプライオリティは家庭とバンドです』と、素直に言えるようになりました。この変化は、自分の中で非常に大きいですね」
そして、仕事とプライベートは、互いに良い影響を与え合っていると語ります。
「バンド活動は誰かのためではなく自分たちのために進めるものなので、誰かに判断を委ねることができず、合意形成の難易度が高いです。この経験は仕事での調整力や判断力の向上に役立っています。
一方で、仕事で培った効率性をバンド活動に活かすこともあります。たとえば、スタジオ練習の3時間をいかに有効活用するか考え、会議のアジェンダを考えるように事前に段取りを組む、事前に議論になりそうなポイントについては誤解のないように準備をしておく、といった工夫です。この『仕事的効率性』は、プライベートにも良い影響を与えてくれています」
信頼の礎は「誤解なき対話」。実体験がクリエイティビティを高める
自身の仕事のおもしろさについて、髙橋は「クリエイティブな部分」だと語ります。
「決まった商品を売るのではなく、業界全体の動向や社内の事情、システムの仕組みといった複雑な要素を理解した上で、自分の頭を使って対応することが求められるところが非常におもしろいです」
それを象徴するのが、ある外資系パートナー向けのスキームの立ち上げプロジェクトです。この案件は、柔軟な発想を持つパートナーが相手だからこそ、定型的なやりとりが通用せず、密なコミュニケーションが成功の鍵を握っていました。
「決まりきった書類でのやりとりではなく、対話を通してお互いがいかに折り合い、次のステップに進むか、という点が非常に重要でした。ここで活きたのが、私が常に大切にしている『誤解のないコミュニケーション』という価値観です。
自分自身が内容を曖昧に理解していたり、説明を省いてしまったりすると、当然相手も納得してくれません。ですから、技術的な話や『背景の背景』にある意図まで含めて自分自身が深く理解し、相手にも納得してもらう。その一つひとつの積み重ねで、1年かけて強い信頼関係を築くことができました」
この徹底した対話姿勢は、髙橋1人の力だけでは実現できませんでした。背景には、TMNの風通しの良い社内環境と、それを支える仲間たちの存在がありました。
「もちろん、自分1人では成し得ず、開発メンバーをはじめとする社内の仲間たちのサポートがあったからこそです。TMNには、職種に関わらず気軽に相談でき、建設的な会話ができる環境があります。わからないことがあればすぐに開発担当者に聞きに行けますし、彼らも真摯に答えてくれる。この風通しの良さが、私たちの強みですね」
多忙な日々の中で、髙橋のモチベーションを支えているものは何なのでしょうか。
「一番は、家族と過ごす時間です。平日の夜や週末に家族と過ごすことでしっかりリフレッシュでき、翌日も前向きに仕事に取り組めます。そして、そもそも今の仕事がおもしろいと感じられていることも大きいです」
仕事のおもしろさ──その感覚をさらに深めるきっかけとなったのが、副業で挑戦した本屋の経営でした。
「1年ほど、自分の好きな本だけを売る本屋をやっていました。実際に店舗を運営し、当社が裏側の決済センターを担う決済サービスを加盟店の立場で導入したのです。この経験を通じて、お店の方々が日々どんなことを考えているのか、どんなことに困っているのかを肌で感じることができました。
結果的に非常に良い経験になり、仕事の『話のネタ』にもなりますし、間違いなく今の業務にも活きていると思います」
家族との時間が英気となって、仕事のおもしろさが探究心に火をつける。そして、仕事で得た知見や経験が、さらなる挑戦へと髙橋を駆り立てています。
「社員を尊重する会社」で描く未来。TMNで続ける、自分らしい理想の暮らし
入社から約1年半。仕事もプライベートも充実した理想的な日々を送る髙橋は、自身のキャリアを長いスパンで見据えています。
「TMNのビジネスは中長期のプロジェクトが多いので、腰を据えて取り組みたいと考えています。TMNは居心地も良く、仕事もおもしろいので、じっくりと経験を積んでいきたいです。
グループマネージャーという現在の立場も、自分にとっては良い経験ですが、ポジションに固執するつもりはありません。会社にとっての最適解に自分がハマることができれば、それが一番良いと考えています」
髙橋が思い描く「働き方と暮らし方の理想像」は、シンプルです。
「今の働き方、暮らし方が、自分にとっての理想状態です。これ以上でもこれ以下でもありません。この状態を、この先も続けていけることが一番の幸せです」
では、その「理想状態」を支えているものは何なのでしょうか。髙橋は、未来の仲間に向けて、その源泉について語ってくれました。
「TMNは、リモートワークやフレックスなど、柔軟な制度が整っているのはもちろんですが、それ以上に『社員一人ひとりを尊重しよう』という風土が、会社全体に浸透していると感じます。だからこそ、プライベートを大切にしながら、おもしろい仕事をしたいという方にぜひ入社していただきたいです」
仕事と人生、その両方を豊かにする「答え」は1つではありません。髙橋の姿は、自分だけの答えを見つけるヒントを、私たちに与えてくれるでしょう。
※ 記載内容は2025年7月時点のものです
