システム開発者としてSalesforceを活用し、お客さまの業務効率化をサポート
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(以下、日本TCS)に入社して1年目の木幡が所属するのは、エンタープライズソリューションユニット(ESU)のSalesforce Practice(セールスフォースプラクティス)。営業支援や顧客関係管理の機能を軸にしたプラットフォーム「Salesforce」を活用しながら、お客さまの業務の効率化を支援する部門です。
「ESUでは、Salesforceを用いてお客さまの商談から受注までのフローを最適化するほか、各種コミュニケーションツールの管理やシステム設計、開発、運用保守も担っています。約80人の社内メンバーに加え、インドのオフショアメンバーや外部のビジネスパートナーとも協力しながら業務を進めています」
木幡はシステム開発者として、日本の大手損害保険会社のグループ会社向けのプロジェクトに参画しています。
「お客さまはリスクマネジメントやコンサルティング事業を展開し、さまざまな保険商品を販売しています。その販売にあたって活用するのがSalesforceです。エンドユーザーが商品を購入し入金を確認するまでに必要となるお客様の一連の業務を一気通貫で自動連携化することをめざしています。
私がこのプロジェクトに加わった時には実装が終わっていたので、テスト工程から関わり始めました。当初は業務を理解するために、お客さまとの会議の議事録作りも担当していました。テストの業務で言えば、まず先輩社員の指示を受けながらSalesforce上で動作確認をし、徐々にテストケースの作成も任されるという感じで業務の幅が広がっていきました」
入社後のテストで好成績を収め、他の同期社員より早くプロジェクトに参画
大学では情報学部のビジネスコースに在籍し、ITとビジネスを学んでいた木幡。就職活動では2つの軸を持って企業選びを進め、出会ったのが日本TCSでした。
「まずは、ITを活用した持続可能な企業の創出に貢献できるかどうか。次に、自分自身が最初のキャリアとして成長できるかどうか。このどちらにも当てはまる会社が日本TCSだと感じたんです。日本TCSでは入社2年目でリーダーとして社内外のメンバーをとりまとめている人もいて、能力さえあれば入社年次に関係なく登用されるステージで自分も成長したいと思いました。
そして、当社のインドとの関わりにも魅力を感じました。30年後、50年後を考えた場合、人口が世界一で経済成長が著しいインドの人と仕事をする可能性が高まっていくはずで、それなら早い段階で彼らと仕事をしたりコミュニケーションをとったりする機会を多く持ちたいと考えたんです」
入社後、木幡は「ビジネスレディー(Business-ready)」というコースのメンバーに選ばれました。新卒入社の同期社員約170人のうち、テストで優秀な成績を収めた上位8人が早期に研修を終え、業務に必要な資格取得を経てプロジェクトに参画していきます。
「テストでは、プログラミングやITビジネスに関する知識が問われました。入社前にプログラミング言語の基礎を頭にたたき込んだ上でテストに臨み、無事にビジネスレディーのメンバーとなりました。
ただ、研修を終えてからプロジェクトに参画するまでの間、資格取得のために一人で自習していた時はモチベーションを保つのに苦労しましたね。在宅で勉強しつつも、時には出社して同期社員とたわいもない話をし、先輩との定期的なミーティングでやりとりしながら『自分は一人じゃない』と確かめ、乗り越えていきました」
こうして木幡は他の同期社員より早く、8月末から現在のプロジェクトで活動し始めたのです。
「個人ではなくプロジェクトの効率を最優先に」。上司の金言を受けて大きく成長
入社から数カ月がたった頃。木幡はビジネスレディーコースの一員として周囲の期待を集めていましたが、プロジェクトでの仕事の進め方に悩んでいました。
「ビジネスレディーのメンバーに選ばれ、研修でも良い成績を収めていた私は体面を保とうとして、『先輩にこんなことを質問してもいいんだろうか』とためらうことが増えました。かといって自力で解決することもできず、そうこうするうちに時間ばかりが過ぎていたんです。
そんな中、上司から助言を受けました。『個人ではなくプロジェクトとして活動しているのだから、プロジェクト全体の効率を最優先に考えて判断したらいいんだよ』と。胸にストンと落ちたんです」
この言葉をきっかけに、木幡の仕事への姿勢は大きく変わります。
「たとえばテスト業務で障害が発生した場合、以前なら、自分のミスかどうかを調べるのに時間を割いていました。でも今では、まず障害が起きたことを報告した上で、先輩の返事を待つ間に原因を調べるようにしています。
そのほうが問題に対して複数人でいち早く対応でき、ひいてはプロジェクト全体の前進につながるからです」
社会人として一歩ずつ成長を続けている木幡。当社で働く魅力については、実感を込めてこう語ります。
「人として尊敬する上司や先輩が多くて、それは社風だとも感じています。仕事をしっかりこなし、トラブル対応も素早く的確である一方、コミュニケーションのとり方が丁寧で、接しやすい人たちばかりです。
私に対しても、『わからないことがあればなんでも聞いてほしい』などといつも気さくに声をかけてくれて、ありがたく思っています。
これからは私も上司や先輩の背中を追って、業務関連のスキルだけではなくコミュニケーションの面も磨いていき、周囲から信頼される開発者になりたいです」
今後の企業経営にDXは必須。関連する知見を身につけ、コンサルティングに挑戦したい
自身がこれから注力したい分野やキャリアに関して、木幡は明確なビジョンを持っています。
「たとえば一見、ITと無関係に思える旅館や農業などに対しても積極的にITソリューションを導入していきたいです。そしてお客さまと共に持続可能な企業をつくっていくために、コンサルティングの分野にもチャレンジしたいですね。企業経営においてDXが必須になっていく中、私も関連の知見を身につけて貢献できればと。変化の激しい時代だからこそ、やりがいのある仕事だと思います。
また、ゆくゆくはプロジェクトマネージャーになり、ビジネスパートナーの方々やインドのオフショアメンバーのマネジメントにも挑戦したいと考えています。学生時代にビジネスについて学んでいたので、ビジネス面での展開にもとても興味があるんです」
日本TCSの未来の仲間たちや、当社に関心を持つ学生たちに向けて、木幡は自身の経験を踏まえてメッセージを送ります。
「社会人になってからも自主的に学ぶことは大切です。たとえばSalesforceを使う業務に携わるのであれば、その分野について勉強しておいたほうが、関わっているプロジェクトの効果を最大化できます。もっと言えば、興味を持った分野からでかまわないので、学生のうちにどんどん知識を吸収していってほしいですね。
将来携わるプロジェクトでは、これまでの知見が通用しない場面があるかもしれませんが、それこそが学び、試行錯誤できる絶好の機会だと捉えて奮起してほしいと思っています。私自身も、新しいメンバーたちの斬新な発想を取り入れつつ、共に手を携えて持続可能な企業を生み出していけたらうれしいです」
※ 記載内容は2024年11月時点のものです

