異分野からITの世界へ。異文化との出会いが導いたITプロフェッショナルへの道程
2024年4月に入社し、ITプロフェッショナルをめざす3人。大学ではそれぞれITとは異なる分野で学びを深めました。
石川:教育学部で家庭科を専攻していました。家庭科を選んだのは、女性の活躍推進など現代社会が抱える問題にアプローチできると考えたからです。
教育実習で教育現場を訪れた際、生徒たち一人ひとりにタブレットが配布されていました。生徒たちが授業中だけでなく休み時間にもIT機器を活用しているのを目の当たりにしたことが、ITに興味を持ったきっかけです。
馬場:私も教育学部に所属し、英語の教員免許取得のための勉強をしていました。在学中でとくに記憶に残っている体験は、アメリカに留学した時のことです。
現地でオリエンテーションに参加し、インドからの留学生と出逢う機会がありました。ヒンドゥー語で「ババ」とは、尊敬すべき人への呼びかけの言葉を指すため、親しみをもって声をかけられました。名前をきっかけに交友関係を深められたことはたいへん貴重な体験でした。
サラマ:私は大学で経済や経営を学びました。留学生が集まる寮に住み、多言語・多文化に囲まれながら大学生活を送りました。
2016年にネパールから来日して以来、多くの人から日本語や日本文化について教わってきました。私も同じように誰かの役に立てたらと、母国からやってきた子どもたちと共に授業に参加し、言葉や文化の問題に直面する子どもたちを2年半にわたってサポートしたことが印象に残っています。
三者三様の学生時代を送った3人ですが、共通して違う国の文化や考え方に触れたことが転機になりました。
石川:学生時代に何度か海外旅行し、香港、ドイツ、フィンランドなどの国々を1人で旅しながら、グローバルな視点を養いました。とくにハワイでホノルルマラソンに参加した時は、沿道の人々が絶え間なく応援してくれて、それを励みに完走できました。人の温かさを感じた、有意義な経験でしたね。
馬場:私は留学をきっかけに、価値観の大きな転換がありました。幼いころから剣道に打ち込んできたのですが、たとえば試合で勝った時に笑ったり、ガッツポーズしたりすると、剣道では反則負けになります。忍耐と自制、努力と向上心を重んじる武道の精神を培って育ちました。
一方、アメリカ社会では自分は自分らしく振る舞うことが許容されていますし、他の方は他の方のままでいい。多様な文化がすべて尊重される価値観に触れたことで、世界が大きく広がる実感がありました。
サラマ:大学時代、アジアやヨーロッパ、アフリカなどさまざまな文化的背景や考え方を持つ人と交流したことで、柔軟な価値観が身につきました。考えることが本当にみんなそれぞれに異なり、多様な考え方がある環境がいいなと思うようになりました。当時の経験が私のキャリア形成の基盤になっています。
経験を糧に、日本TCSへ。キャリアを歩み始めた新入社員たちの足跡
異なる道程を経て日本TCSにたどり着いた3人。入社を決めた理由もそれぞれでした。
石川:IT業界に絞って就職活動を進める中で日本TCSに出逢いました。企業説明会に参加した際、TCSのグローバルな雰囲気に強く惹かれたのを覚えています。
入社を決めたのは、社員の皆さんの誠実な態度に好感を持ったからです。企業説明会では学生からの要領を得ない質問に対して終始にこやかに対応したり、面接でも私の言葉を真摯に受け止めてくれたりと、親切で物腰のやわらかい人が多く、オープンな社風を感じたことが決め手になりました。
馬場:私は留学準備と就職活動を同時並行で進めていた関係で、早くからエントリーできるコンサル業界を中心に見ていました。中でもITコンサルに興味を持つようになったのは、石川さんと同じく教育実習に参加して教育現場のICT化を目の当たりにしたからです。
日本TCSは、ITコンサルティング企業としてだけでなく、システムインテグレーターとしても機能しています。システムの設計や開発などにも強みがあり、常に新しい知見を習得できる環境に魅力を感じ、挑戦を決めました。
サラマ:大学時代に異なる文化圏出身の仲間と学んだことがとても楽しかったため、グローバルな環境で働きたいと思っていました。また子どものころからTataブランドの商品を見て育ったので、「タタ・グループ企業に入社したい」という憧れの気持ちを持っていました。
最終的に日本TCSを選んだのは、選考過程で他社との違いを感じたからです。多くの企業が自社についての理解を問う一方で、日本TCSは私の話に真剣に耳を傾けてくれました。価値観のマッチングを重視する日本TCSなら理想的なキャリアが築けると考え、入社を決めました。
日本TCSでは、IT未経験者でも無理なくキャリアをスタートできるよう、内定者研修を実施しています。馬場、サラマ、石川の3人も、入社前からITの基礎を学んできました。
馬場:内定後、Pre-ILP(Initial Learning Program)と呼ばれるトレーニングの一環としてオンラインラーニングを受講しました。5〜6人で構成されるラーニングスクラムを組み、チームの合計学習時間を競い合う方式です。私たち3人は同じチームのメンバーでした。
サラマ:これと並行して、コンペ形式のプレゼンテーションにも参加しました。約30あるラーニングスクラムのうち約半数のチームが立候補し、自由に選んだテーマで発表を行うという内容です。私たちのチームはIoTの活用状況や将来の可能性について発表し、1位を獲得しました。
結果もさることながら、スクラム活動を通じてメンバー間の関係性を深められたことは非常に有益だったと感じています。
それぞれの学び、それぞれの成長。研修を通じて学んだIT業界を生き抜くための知恵
入社後に参加した研修でITへの理解をさらに深めた3人。そこで習得したのは技術だけではありませんでした。
馬場:日本TCSには、外資系企業にありがちなシビアな成果主義やドライな社風がありません。社内にはとても和やかな雰囲気があり、助けを求めれば、すぐに支援を受けられるなど、互いに助け合う文化が根づいています。
また、自律自走のマインドセットを養えたことも研修の大きな成果です。IT業界では技術が絶えず進化しており、常に学び続ける姿勢が求められます。研修では自己学習のための時間が確保されているため、何をどう学び、不明点を誰に尋ねるべきかを含め、IT業界でキャリアを築くための基本スキルや持久力が身につきました。
サラマ:「社員は育てられるものではなく、自ら育つもの」というのが日本TCSの基本方針です。最新の業界知識や先端技術に関する充実したコンテンツがありますが、それをどう活かすかは自分次第。IT研修では何度もハードルに直面しましたが、そのたびに講師や同期のメンバーに気軽に質問し、すぐに克服できる環境がありました。日本TCSの方針にもとづいて成長できている実感があります。
石川:私もまったくIT未経験で入社しました。とくにJavaやSQLを覚えるのに苦労しましたが、2人が言う通り、チームメンバーと共に学ぶ中で、技術だけでなくITプロフェッショナルになるための心構えを学ぶことができたと思います。
約1カ月におよぶIT研修を終えた3人。それぞれとくに印象に残る出来事がありました。
石川:Javaの研修中、アプリを実装する課題に取り組んだ際、最初のステップは自力でクリアできたものの、次のステップでつまずいてしまいました。助けてくれたのは同期メンバーです。とても丁寧に説明してもらったおかげで、最後までやり遂げることができました。
馬場:研修中、ITに長けた同期のメンバーを見ていて、ITを好きになり楽しみながら取り組むことの重要性に気づきました。また、わからないことがあれば周囲に助けを求めることの大切さを学べたことも収穫でした。
サラマ:私もコーディングに苦手意識がありましたが、研修を通じて自己学習する習慣が身につき、不安が払拭されました。学びへの意欲を失うことなく、互いに助け合うことができれば、前進し続けることができると確信しています。
真のグローバル化と多様性でイノベーションを。日本TCSだからめざせる未来へ向けて
配属先での研修を間近に控える3人。すでにその先のキャリアを見据えています。
石川:まずは配属先の仕事を極めることをめざしています。将来的には、「石川に聞けば答えがわかる」と言われるような、社内外を問わず信頼される存在になりたいです。
馬場:お客さまやチームメンバーに、「この人に頼んで良かった」「この人と一緒に働けて良かった」と思われるようなビジネスパーソンになりたいです。常に優しさを心の中に宿し、人間味やユーモアのある社会人であり続けたいと願っています。
サラマ:日本TCSでは多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。当社が掲げる「個人の尊重」というバリューを体現し、イノベーションを生み出す原動力になることが目標です。
そして入社してわずか数カ月で着実に成長を遂げた今、3人には学生たちに伝えたいことがあります。
石川:就職活動中、決断を迫られる場面がいくつもあります。キャリア選択を行う上で明確な軸があれば、最終的に後悔することはありません。強い意思を持ち続けることが大切だと思います。
また、日本TCSをめざす人には、在学中にプログラミングを学んでおくことをお勧めします。広く浅い予備知識があるだけでも、入社後の成長速度に違いが出るからです。多様性を尊重し、自分の考えを積極的に発信できる方々と一緒に働けることを楽しみにしています。
馬場:日本TCSには、想像以上に多様性にあふれた環境があります。社員の働き方や価値観が多彩で、良い意味でカオスな(笑)、楽しい雰囲気が漂っています。グローバルかつダイナミックな職場は、ITプロフェッショナルをめざす人にとって最適な環境だと思います。
典型的な外資系企業にはない風通しの良さも当社の魅力のひとつ。自由と責任を重んじられる人と出会えることを期待しています。
サラマ:日本TCSはIT未経験者も歓迎していますが、新入社員には自身の成長に必要な学習要素を設定し、自律的に学ぶことが求められています。ただし、外資系企業にありがちな個人主義とは大きく異なる環境です。自主的に勉強会を開催して知見を共有するなど、「知見の蓄積と共有」という価値観にもとづき、互いに助け合いながら成長する文化が根づいています。共により良い未来を創造できる仲間の参加をお待ちしています。
※ 記載内容は2024年7月時点のものです

