あなたは転勤に対してどのような印象を持っていますか?知らない土地へ行くことの不安、新しいチームメンバーと働く不安、一方で新しい土地にワクワクする方もいるかもしれません。
talentbookにも多くの転勤経験者のストーリーが掲載されていますが、転勤を経て大きな成長を遂げた人がたくさんいます。
そこで本記事では、転勤の魅力や転勤を経験した6人の方の実体験、転勤を楽しむコツをご紹介していきます。転勤の可能性がある方や転勤について調べている方はぜひヒントにしてみてくださいね。
転勤の魅力とは?
慣れ親しんだ場所を離れる不安、新しい職場で働く不安、引越しの手間などネガティブな面もある一方で、転勤を楽しんでいたり、転勤をきっかけに成長を感じたりしている方々もいます。この章では、転勤の魅力を仕事面・プライベート面に分けてご紹介していきます。
▼仕事面での魅力
・成長の機会になる
各地域ならではの客層や商習慣、職場ごとの文化や仕事のやり方が存在するケースもあります。異なる地域での業務を経験することで、幅広い知識や経験、柔軟性や適応力、視野の広さなどを身につける機会になります。
・人脈が広がる
異なる地域の同僚やビジネスパートナーとつながることで、幅広い人脈が形成されます。こうした人脈は他の地域へ異動した後にも情報交換をしたり、同じプロジェクトに参加したりと役立つことがあります。
・新たな環境が刺激になる
新しい土地での仕事は、たとえ同じ仕事であったとしても一緒に働く人が異なる分、新鮮な気持ちで取り組むことができます。また新たな出会いにより、新鮮な刺激を受けることができるでしょう。
▼プライベート面での魅力
・行ったことのない地域に行ける
プライベートでは行かない場所に赴任することもあるでしょう。週末や休暇を利用して観光名所をめぐったり、特産品やご当地グルメを楽しんだりすることもできます。
・地域の人との出会い
新しい地域での生活を通して、新たな友人や知人と出会うこともできるでしょう。
・新しい趣味を増やすきっかけになる
トレッキングやスキー、サーフィンなどその土地ならではのスポーツが楽しめる地域もあります。また、こうしたアクティビティ以外にも、新しく出会った同僚や地域の方との交流をきっかけに趣味が増えることもあるかもしれません。
・手当の支給や補助制度
企業によって転勤に伴う手当や家賃補助制度、社宅制度などを設けていることがあり、経済的なメリットを得られる可能性もあります。
6人のビジネスパーソンが語る転勤経験談
これまでに転勤を経験した人や今まさに転勤先で働いている方々の実体験をご紹介してきます。転勤はどのような影響を与えたのでしょうか?
※ 掲載内容は記事公開当時の内容です
▶︎株式会社 秋田銀行
事業内容:普通銀行業
・仕事内容:大館支店の融資係として、事業性融資やソリューションの提案を担当
・転勤の魅力:
入行前から大切にしてきた、「秋田に貢献したい」という想いを少しずつかたちにできていると話すTaguchiさん。秋田での就職をめざす学生に向けて、こんなメッセージを送ります。
Taguchiさん 「業務を通じて、県内企業や県内で暮らす個人のお客様、秋田に関わりのある方に何かしらのかたちで貢献できるのが、銀行で働く醍醐味です。また、秋田県といっても地域ごとに土地柄、人柄が異なり、転勤する先々でさまざまな出会いがある点にもおもしろさを感じています。『秋田県のために働きたい』という想いを共有できる方と一緒に秋田銀行で働けたらうれしいです」
→ストーリー:秋田への愛着が原動力──地元に根ざす銀行だからできる地域貢献と自己実現をめざして
▶︎インフロニア・ホールディングス株式会社
事業内容:インフラの企画提案、設計、建設、運営・維持管理までのあらゆる建設サービスの提供および建設(土木、建築)、舗装及び建設機械の製造・販売等を営む傘下子会社およびグループの経営管理ならびにこれに付帯または関連する一切の事業
・仕事内容:東京土木支店 梶ヶ谷シールド作業所でリニア中央新幹線のトンネル施工計画に従事
・転勤の魅力:
一方、転勤が多いものの、「苦に感じていない」と井澤さん。それぞれ転勤先での住環境は、この10年で大きく改善してきていると話します。
井澤さん 「私が入社した10年前、現場の宿泊施設が相部屋のときもありましたが、最近はどの現場でも個室を用意してもらえるようになりました。とくに住環境では会社のサポートが進んだと痛感しています。
また、私は釣りが趣味で、転勤先である北海道、東北、関東各地で釣りポイントを開拓してきました。いろいろな場所に行く仕事だからこそ、その土地ならではのプライベートライフも楽しめています」
→ストーリー:地図に残る、世界にひとつだけのインフラを──揺るぎない決意でリニアに挑む機電職の志
▶︎株式会社大丸松坂屋百貨店
事業内容:百貨店事業(百貨店の店舗運営・街づくり・新規事業開発)
・仕事内容:外商催事を担当
・転勤の魅力:
大丸松坂屋百貨店に就職を決めた理由は、もうひとつ。Nさんは転勤を苦にしない性格だったのです。
Nさん 「昔から漠然といろいろなところに住みたいなと思っていました。各地に住んでみたいという憧れがあったので、全国転勤できることも魅力でした。結果として、これまで神戸、札幌にもいましたし、今は東京で働いています。あの頃抱いていたイメージに沿った形になっているのかなと思います」
札幌店での外商経験が、これまでの外商のイメージを一新させる外商サービス付きマンション開発などのアイデアにつながっていくのです。
→ストーリー:接客を極めたい──外商に憧れて入社した社員がつくる「百貨店の新しい価値」とは
▶︎デル・テクノロジーズ株式会社
事業内容:個人・法人のお客様を対象に、パソコン・モバイル端末から基幹システムやクラウドの導入支援、セキュリティサービスに至るまで包括的なITソリューションを提供
・仕事内容:ピープルマネージャーとしてメンバー育成や仕組みの構築に携わる
・転勤の魅力:
Sakuraiさん 「2013年、宮崎オフィス拡大に向けて営業ポジションの募集が開始。大型案件を専門に扱うチームも立ち上がると聞いて、チームを立ち上げた経験が活かせると感じて思い切って異動を希望しました。
東京で生まれ育った私にとって、『宮崎』はまったく縁もゆかりもない場所。
手を挙げた当初は正直、数年間の転勤くらいだろうという軽い気持ちでした。新しい場所で良い気分転換になればいいな、と。いざ移住してみると、想像以上に居心地が良くよく、今年で移住10年を迎えます。移住先で生活基盤が出来上がり、家庭を持ち、住み続けるとは……当時はまったく思っていませんでしたね(笑)」
→ストーリー:地方に暮らしながらグローバル企業で働く──トップセールス社員の地方移住とマネジメントの道
▶︎日本カーソリューションズ株式会社
事業内容:各種自動車のリース業務、各種自動車のメンテナンス受託業務、損害保険代理業
・仕事内容:昭和営業第一部 営業第二チームでマネージャーを務める
・転勤の魅力:
その後、入社9年目に神戸支店に転勤した赤間さん。地域による文化の違いが新たな気づきにつながったと言います。
赤間さん「横浜支店の時は、自分自身が若かったこともあり、単刀直入に商談に入ることが多かったです。しかし、新たな担当エリアでは、地域柄もあってか、お客さまのほうからアイスブレイクを求めてくることが多く、単に目的を果たすことだけが商談ではないのだと気づかされました。
アイスブレイクを通して、お客さまの本音や話の本質が見えてくるケースが少なくありませんでした。求められるのは、傾聴力です。地域により文化の違いがあることは事前に聞いていましたが、新たな成長につながりました」
→ストーリー:オートリースから自動車業界の発展に──NCSブランドを背負うマネージャーの想い
▶︎株式会社ホンダロジスティクス
事業内容:陸上・海上輸送(完成車・部品)、梱包、保管、部品納入代行、二輪・四輪SUB-ASSY業務、物流機器商品開発・販売、システム開発、航空貨物代理店、通関業、引越、その他
・仕事内容:倉庫の領域で顧客に対して企画・提案を担当
・転勤の魅力:
各地に拠点がある当社では、転勤の可能性もあります。神奈川出身の奥田さんはまず三重に配属され、さらに埼玉へと異動。その中で心境の変化もありました。
奥田さん 「知らない土地に行くのは不安もありましたが、実際に行ってみるとすごく楽しいんです。三重では休日に観光地に出向いたり、地元の人たちの温かい人柄に触れたりと、プライベートでたくさんの刺激を受けました。自立して生活するすべを学ぶこともできますし、自らが成長できる絶好の機会なので、転勤には大きな魅力があると思っています」
→ストーリー:プロ集団の企画部門で奮闘するホープ。物流業界で手にしたやりがいと、芽生えた決意
転勤を楽しむコツは?
転勤経験者の方々の経験談でも、一部語られていましたが、考え方やアクション次第で転勤を楽しむことができます。最後に転勤を楽しむコツをご紹介します。
・柔軟な考え方を持つ
新たな環境、新たな職場では、自分にとって当たり前であることがそうではない可能性も大いにあります。もちろん、すべてを受け入れる必要はありませんが、柔軟な考え方をすることで、過ごしやすくなる可能性もあります。
・転勤先での目標を持つ
勤務先でどのようなスキルや経験を得て成長したいのかなど仕事に関する目標はもちろん、プライベートでもどのようなライフスタイルを送りたいのかなど目標を立てると、自分自身の成長を感じますし、プライベートも楽しむことができるのではないでしょうか。
・転勤先の地域情報を事前に調べる
転勤後は慌ただしくなってしまうため、スーパーや病院、飲食店など生活に必要な施設はあらかじめ調べておくと良いでしょう。
・転勤先での生活が長い方におすすめをきく
地元の方や赴任先での勤務が長い方は知る人ぞ知る飲食店や穴場スポットを知っている可能性が高いはずです。インターネットでの情報収集も良いですが、コミュニケーションのきっかけになるため、積極的に話を聞いてみるのが良いでしょう。
・地域の文化や習慣に触れる
地元のお祭りやイベントに参加することで、その地域の歴史や伝統を知ることができます。地域のことを知ることで、愛着が湧いてくることもあるかもしれませんね。
・新しい趣味に挑戦する
転勤先でしかできない趣味やアクティビティに挑戦してみるのも良いかもしれません。
・家族や友人とのつながりを継続する
新天地での生活や仕事は不慣れなこともあり、心身の負担が大きいものです。定期的に家族や友人と連絡を取り合ったり、定期的に帰省したり、友人と遊んだりすることで、ストレス発散になったり、心を落ち着けたりすることができるでしょう。
転勤に関する情報や実体験をご紹介してきましたが、皆さんのヒントになる情報はありましたか?今回ご紹介した情報だけではなく、社内の転勤経験者に話を聞いてみると、よりイメージがつき、不安を払拭できるかもしれません。
また、新しい環境に慣れることは簡単なことではありません。転勤後はどうしても慌ただしくなってしまい、余裕がなくなることもあるかもしれませんが、息抜きをしながらご自身のペースにあわせて、新しい環境を楽しんでみてくださいね。
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