「褒める」ことから始まる人材育成。郊外店を担当するマネジャーの成長サポート
──まずは現在のお仕事内容について教えてください。
私は現在、本社の販売部3課というところで、自身の担当店舗の従業員を育成するトレーニングマネジャーとして働いています。
たとえば、入社1〜2年目の従業員に対しては基本的な知識やスキルの教育を行い、入社3〜4年目の責任ある立場になった従業員に対しては、従業員が思い描くキャリアビジョンに向けたサポートや目標達成のための手助けなども行います。
──具体的にはどのような店舗を担当しているのですか?
所属する販売部3課では郊外に立地する店舗をメインで管轄しており、私は関東圏内の10店舗を担当。日々担当する店舗に足を運び、従業員の教育をしたり、実際のお客さま対応をしたりしています。
また全店舗で共通した教育を浸透させるために、本社でトレーニングマネジャー同士の認識合わせをしたり、今後の施策について話し合ったりする時間もあります。
郊外店の特徴は、お客さまのご自宅に近いところに店舗があるので、リピーターさんが多いことですね。毎日ご来店くださるお客さまや体の不調についてじっくりご相談してくださるお客さまも多く、自然と顔見知りになれるところが魅力です。中には「あなたがいるから来たのよ」と懇意にしてくださるお客さまもいるので、それが従業員のやりがいにもつながります。
──お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
トレーニングマネジャーとして、従業員を褒めることを大切にしています。アドバイスしたことを実践している姿を見た時や実際に目標を達成できた時など、その人の頑張りが感じられた時には目一杯賞賛の言葉を贈ることを意識しています。
また、現場に立つ薬剤師として大切にしていることは、お客さまのお悩みに共感することです。出会ったばかりの薬剤師に自身の症状やお悩みについて打ち明けることは勇気がいることだと思います。
そのため、できる限りお客さまのお悩みに寄り添うことを意識し、短時間で良好なコミュニケーションが取れる間柄になれるよう工夫しています。
健康になりたい人の力になりたい──未病への関心が導いた薬剤師キャリア
──薬学部に入学した理由やサンドラッグへ入社したきっかけについて教えてください。
もともと健康に興味があり「健康な人はなぜそれを維持できるんだろう?」「より健康になるためにはどんなことを意識すればよいんだろう」と考えたことから、まだ病気にかかる前の不調である「未病」に関心を持っていました。薬剤師という仕事は、医療系の職種の中でもかなり未病にアプローチしやすい職種だと思ったので、薬学部に進むことを決めました。
薬学部に進む学生のほとんどがそうであるように、私も就職活動時は病院や調剤薬局、ドラッグストアの企業研究をしていました。中でも最終的にサンドラッグを選んだ理由は大きく2つあります。
1つめは、就職活動で出会った企業の中でもっとも教育体制が充実していたことです。学生時代の私は「薬学を学ぶ中でもこんなにわからないことがあるのに、薬剤師として社会に出て大丈夫だろうか」という強い不安を抱えていました。しかし、サンドラッグは入社後の教育制度が充実しており、常に学び続けられる安心できる環境だと感じました。
もう1つは、OTC専門コースを選べるところです。もともと未病に興味を持っていたので、OTC医薬品について深く学ぶことで、より健康になりたいさまざまなお客さまの力になれるのではないかと考えました。
──入社後はどのように知識を学んでいきましたか?
薬の知識はもちろんのこと、お客さまに寄り添いコミュニケーションを取る力を磨くことからスタートしました。例えば、頭の湿疹で悩まれている方の話を聞いていくと、原因がシャンプーだったということもありました。
今起きている症状に合ったおくすりを提案することも大切ですが、お客さまに寄り添い共感することで原因を突き止め症状のさらなる悪化を防ぐことができました。患者さまに寄り添い信頼を得ることで根本治療ができたことは、OTC専門の薬剤師として第一歩を踏み出せたと実感したことを覚えています。
「自ら考え行動する人材」を育てる。トレーニングリーダーが語る人材育成の困難と喜び
──その後リクルーターとしても活躍されたんですね。
はい。入社2年目は1年間リクルーターとして、就活する学生さんのサポートをしていました。私自身、就職活動時はさまざまな悩みを抱えていましたし、企業側の説明に対し「本当かな?」と疑ってしまうこともあったので、できるだけ誠実に対応することを心がけていましたね。
リクルーターをやってよかったと思う点は多々ありますが、とくに人とのつながりが広がったところがうれしかったですね。リクルーター時代に知り合った本部社員の方、一緒に働いた採用課の社員や同期リクルーターなど接点を持つことができました。また、自身がリクルーターだった時に関わってサンドラッグに入ってくれた従業員とも交流が続いています。
──店舗薬剤師としてとくに印象的だったことはありますか?
さまざまなお悩みを抱えた患者さまに出会えたことは、私の大きな糧となっています。たとえば、思春期の学生さんやアレルギーを抱えている方の皮膚トラブルについてご相談いただいた時、幅広い選択肢の中からその方に適した医薬品やケア用品をご提案しました。
治療だけでなくケア方法なども合わせて伝えた結果、肌の状態が良くなり薬に頼らず生活できるようになったと感謝の言葉をいただいたときやりがいを感じましたね。
私たちOTC専門の薬剤師は医薬品の知識だけでなく、ヘアケア用品や化粧品、サプリメントなどドラッグストアにあるさまざまな商品について知識を身につけているため、1つのトラブルに対してさまざまな角度からご提案ができるところが強みだと思います。
──トレーニングマネジャーになってからは日々どんなことを感じながら働いていますか?
もともと人に教えることは好きなのですが、実際にやってみると難しいことも多く、日々学びが多いです。自分では自然とできることも、人に同じようにやってもらおうとするとなかなか難しく、行動を細分化して言語化しながら教えることに苦労しました。
また、「自ら考え行動する人材」の育成を心掛けています。教えたことをできるようにしてもらうだけでなく、自分で考えて行動できるようになってもらわなければならないんです。
従業員にも個性があるので、一人ひとりに合った目標を一緒に考え、それに向かって自ら行動してもらえるように促しています。それだけ心を込めて指導しているからこそ、従業員が成長したと感じた時は自分のことのようにうれしいです。
健康で豊かな暮らしを支える薬剤師。多様なキャリアが描ける環境で見つける自分の道
──サンドラッグの魅力についてお聞かせください。
OTC専門の薬剤師という視点からお話しさせていただくと、当社の理念にもある「健康と豊かな暮らし」をお手伝いさせていただけることにやりがいを感じます。
すでに症状がある方に対して適切な商品をご提案できるのはもちろんのこと、「もっと健康になりたい」という意欲的な方に対してもさまざまなご提案できるので、まさに「お客さまの健康」に寄り添えている実感があります。
──今後の展望についてお聞かせください。
たくさんの従業員や学生さんのキャリアについてさまざまな相談に乗ってきた身ではありますが、私自身まだ悩み中なんです(笑)。サンドラッグでは実に多様なキャリアが選べるので、まだ具体的に「この道に進みたい」とは言い切れないのが現状です。
これまで店舗薬剤師、リクルーター、トレーニングマネジャーと3つの役職を任されてきましたが、どれもやりがいがあり、自身を成長させてくれました。店舗薬剤師の仕事はやはりお客さまにもっとも近い存在なのでやりがいがありますし、リクルーターやトレーニングマネジャーはそれぞれ学生さんや従業員と深く関わることができて学びがあります。
ですから、これからもさまざまな部署や役職に挑戦し、自分がやりたいことを見つけていきたいと思います。
──就職活動中の方へメッセージをお願いいたします。
まず、これから就職活動を始めようという方には、できるだけ企業のことを深く知るために会社説明会などにぜひ足を運んでください。私もたくさんの企業を見る中で、自分のやりたいことや就職活動の軸が明確になったことを覚えています。
当社では、学生の皆さんと年齢の近い若手のリクルーターが活躍していますので、学生の方も肩の力を抜いて相談できるのではないかと思います。
学生から社会人になる際は、さまざまな不安を感じる方も少なくないと思います。しかし、サンドラッグなら充実した教育体制が整っているので、お客さまの健康に寄り添い信頼される薬剤師になれると感じています。
また大きな会社なので、さまざまなキャリアを描けるところも魅力です。ぜひ選択肢の1つとして取り入れていただきたいですね。
※ 記載内容は2025年5月時点のものです
