コロナ禍でのアルバイト経験で学んだ、生活を支える仕事の大切さ
──幼少期のご性格や、打ち込んだことについて教えてください。
東京都で生まれ育ち、現在も実家で暮らしています。一人っ子だったこともあって人見知りな面がありましたが、休み時間になると校庭に出てドッジボールをしたり、遊具で遊んだりと活発に外で過ごすことが好きな子どもでした。
クラブ活動では屋内スポーツクラブに所属し、主にバスケットボールを楽しみました。幼少期からの運動を通じたさまざまな経験が、人とのコミュニケーションを円滑にする力を育んでくれたと感じています。
中学校ではテニス部に入部し、3年間続けました。部活動は時には「きつい」と感じることもありましたが、最後までやり切ることができ、今では続けていて良かったと思っています。運動好きな性格は今も変わらず、現在も休日にはジムで体を動かすことを続けています。
──今のご自身を形成するようなターニングポイントはありましたか?
高校時代の修学旅行で初めて海外に行った経験が、私の人生の転機となりました。英語が好きだったこともあり、その時の経験がとくに印象に残っています。完璧な英語が話せなくても、お互いが聞き取ろうとする気持ちや話したい気持ちがあれば通じ合えることを実感し、それをきっかけに海外がより好きになりました。
それを機に、大学では留学ができる国際コミュニケーション学科に進学しました。在学中は、半年間の中国への留学を経験できました。さらに、別の場所への留学も計画していましたが、ちょうどその時期に新型コロナウイルス感染症が広がり始め、残念ながら実現することはできませんでした。
──その他、学生時代に注力したことがあれば教えてください。
大学4年間を通して、サンドラッグでアルバイトとして働き続けました。社員とは業務内容に大きな違いがありましたが、品出しや売り場の整理といった基本的な業務を経験することができました。働いていた店舗の社員の方々がとても良い方ばかりで、一緒に食事に行く機会もあり、さまざまなことを教えていただきました。
とくに印象に残っているのは、コロナ禍での経験です。飲食業や旅行業界が大きな打撃を受ける中、ドラッグストアには開店前から行列ができるほどの需要がありました。その時、生活必需品を扱うドラッグストアという業態の重要性を実感し、それが将来の就職先として考えるきっかけとなりました。
4年間のアルバイトがくれた確信。温かさに触れて決めた就職先
──就職活動時、何を軸に考えていましたか?
就職活動時、私が最も重視したのは「生活に必要なものが揃っていて、お客さまから必要とされている業界」という点でした。先にも述べたコロナ禍での経験から、社会的重要性と安定性を実感し、ドラッグストア業界への進路を決意したんです。
また、就職先を検討する際に私が重視したポイントが2つあります。1つめは働き方。シフト制で平日に休みが取れることは、私にとって魅力的でした。そして、2つめは福利厚生の充実度です。長期的なキャリアを考えた時に、しっかりとした福利厚生は重要な要素でした。
そこで、大学時代から身近なサンドラッグに絞って就職活動を行いました。理由としては、私が重視していた軸を満たしているのに加え、4年間のアルバイト経験を通じて商品知識や店舗オペレーションなど基礎的な業務内容をある程度身につけられていたこと。
そして、社員の方々と良好な関係を築け、人柄の良さに触れる機会が多くあったことが大きいです。何より、温かい雰囲気の中でアルバイトとして働けたことが、入社を決意する大きなきっかけとなりました。
──職種や勤務地区分に関して、当時の考えを教えてください。
私はオペレーション職を志望しました。薬剤師やビューティーアドバイザー職ほど専門性が高すぎず、店舗運営に関わる業務を一通り経験できる点に魅力を感じたためです。また、アルバイトの管理・マネジメントも任されるため、幅広いスキルを身につけられると考えました。
勤務地については、広域エリア社員という区分で、関東圏内での転勤がある勤務形態を選択しました。これまでに5店舗ほど経験していますが、どれも実家から通える距離の店舗で勤務してきました。今後の転勤についても前向きに考えており、とくに関東圏内であればまったく問題ないと考えています。
──実際にオペレーション職として入社し、現在はどんな業務を行っているんですか?
店舗運営全般を担当しており、商品の品出し、レジ対応、発注業務はもちろん、新商品の陳列や価格変更、パート・アルバイトスタッフの管理なども行います。1日の流れとしては、朝の品出しから始まり、その日の業務指示に従って作業を進め、発注業務、午後からは在庫確認や売り場のメンテナンス、売り場作りなどを行います。
また、登録販売者の資格は入社時には必須ではありませんが、入社後にサポートを受けながら資格を取得し、医薬品販売にも携わっています。
率先して清掃するSVの背中を見て、「全部できる社員」への成長を目標に
──入社してから、アルバイト時代とのギャップは感じましたか?
アルバイト時代とはまったく異なる責任の重さを感じました。とくに、医薬品の問い合わせでは、薬剤師だけでなく、登録販売者の私が対応する場面も多くあります。また、レジのトラブル対応など機械的なトラブル対処も求められるので、最初はとても苦労したのを覚えています。
一方で、社員同士の人間関係の良さにあらためて驚かされました。社員同士の仲がたいへん良好で、働きやすい環境だと感じています。
──成功体験や失敗体験など、何か印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
他店舗へ応援勤務した時のことです。お客さまが探している商品が応援先の店舗には在庫がなかったのですが、私の所属店舗に在庫があることを把握していたため、お客さまにお取り寄せ対応を提案しました。
すると、翌日にお客さまがわざわざ私の店舗まで足を運んでくださったのを見ると、とてもやりがいを感じました。アルバイト時代は即座の判断が難しく、社員に相談することが多かったのですが、今では自主的な判断と対応ができるようになってきています。
また、新商品導入に関する失敗経験も大きな学びとなりました。翌日に新商品が導入される予定だったにもかかわらず、事前の確認を怠ってしまい、お客さまからの問い合わせに適切に対応できませんでした。この経験から、今では必ず事前連絡書面を確認するよう徹底しています。
──入社して約1年という早さで副店長に昇進されています。ポジションや仕事の変化に対する感情の変化はありましたか?
日々変化を実感しています。店舗運営において最も大変なのは、月1回の大量入荷時の商品陳列です。しかし、店長とのコミュニケーションを密に取ることで円滑に進められています。現在の店舗は、他の専門店も併設されているため、一般的なサンドラッグとは異なる特徴がありますが、約10名のスタッフと協力しながら運営しています。
社員としての成長を実感する場面も増えてきました。とくに印象的だったのは、SV(スーパーバイザー)の方が率先してトイレなどの清掃業務に取り組む姿を見たことです。それまでパートやアルバイトの仕事だと思っていた業務も上司が実践する姿を見て、自分もすべての業務をこなせるようにならなければという気持ちが強くなりました。
「働きやすさ」と「成長できる環境」が両立する職場で描く未来
──仕事をする上で、とくに大切にしている価値観について教えてください。
大切にしているのは、ワークライフバランスです。店舗運営の仕事は、仕事とプライベートの切り分けがしやすい環境だと感じています。休日の過ごし方も充実しており、休暇を活用して好きな海外旅行にも行くことができています。これは、会社全体が休暇取得に理解があり、積極的に勧めてくれることで実現できました。
業務においては、登録販売者の資格を持っているだけにお客さまへの商品説明にはとくに気を配っており、不明点があれば必ず確認するよう心がけています。薬剤師やビューティーアドバイザー職の方々との知識共有も大切にしており、日々の業務に活かしています。
──竹村さんにとって、サンドラッグで働く魅力は何でしょうか?
まずは、人間関係の良さです。上司との関係も良好で、同期との横のつながりも強く保たれています。仕事で悩みがあっても同期と話して発散できる環境があるため、モチベーションを保ちながら継続して働くことができています。
次に、教育制度面で充実したサポート体制が整っており、スキルアップの機会が豊富にあります。私自身、入社後に登録販売者の資格取得を当社が用意した教材で勉強し、1年目で合格できました。資格取得が評価され、入社から約1年で副店長への昇進も果たせるなど、比較的早いスピードでキャリアアップが可能なのも魅力的です。
最後に、女性が働きやすい職場環境も魅力の一つです。サンドラッグは業界で唯一厚労省が定める「プラチナくるみん」と「えるぼし(最高位)」の認定を得ている会社です(※)。結婚や出産後も育休制度や時短勤務制度が整っているため、長期的なキャリアを描くことができます。将来的にライフステージが変わっても、これらの制度を活用しながら継続して働いていきたいと考えています。
※ 2025年2月末時点、厚生労働省調べ
──最後に、今後のビジョンについて教えてください。
現在は副店長として働いていますが、2、3年以内には店長になることをめざしています。同期ですでに店長になっている人もいますが、今はまだ完璧とは言えない部分があるので、一つひとつの業務を確実にこなせるよう努めています。
とくに、売り場作りについては、より良い方法を模索しながら取り組んでいきたいです。当社は自分のアイデアを実践させてくれる環境があり、自分の判断で売り場作りができたりPOPを自作したりできる自由度の高さは大きな魅力です。お客さまが満足して帰られた時や、自分が提案した商品が売れて、3カ月後に新規商品として導入された時は大きな喜びを感じました。
人々との温かいつながりがあり、自己成長の機会が豊富で、かつワークライフバランスも保てるサンドラッグは、私にとって単なる職場以上の存在です。今後も、この恵まれた環境の中で、さらなるキャリアアップをめざしていきたいです。
※ 記載内容は2025年5月時点のものです
