「人との関わり合い」を大切に──SHS入社のきっかけ
大学生時代、今飯田は教員志望であった。
「母校が好きで恩返しというわけではないですが、そこで働きたいと思い教員免許を取得しました。しかし、私立だったので当時募集枠がなく、その道はあきらめることにしました」
その後就職活動を続け、大学が主催する合同説明会でエスプールを知った今飯田。
それを機に、社会課題解決に取り組むエスプールに興味を持ち、グループ面接を受けることになった。
「面接をした際に、人事の方にSHSを勧められました。当時、自分の軸となっていた『人との関わり合い』にやりがいを感じられそうだと思い入社を決めました」
自分の大切にしている「人との関わり合い」を生かすことができる、SHS入社は新たなチャレンジの第一歩となった。
FC業務を通した成長
2020年4月に新卒で入社した今飯田。5月から某有名電化製品会社の正規修理代理店にFCとして配属された。
FCとして歩み始めた今飯田だが、慣れない業務に苦戦を強いられていた。
「現場での業務自体は、1カ月程で慣れました。ただ、FCとしての業務が圧倒的に難しいです。人は一人ひとり思っていること・考えていることもバラバラですし、スタッフとコミュニケーションをとる方法や流れに決まったものがなく、正解がないため、非常に悩みました。
少しずつ相手を理解して距離を詰めていく必要があります。私がFCの業務に慣れ始めたのは入社から1年半ほど経ったころです。個人差もあり、少し慣れるのに時間はかかりましたね」
現場によってクライアントから求められる業務内容がまったく異なるため、FCの動きに正解はなく、臨機応変に対応することが求められるのである。
そんな中で今飯田はFCとしての成長のきっかけとなる大切なことを学んだ。
「FC業務をする上で最初にやるべきことは、クライアントとの信頼関係を築くことだと思います。クライアントは自分より年齢が高い人がほとんどであったため、変に大人ぶらずにかわいがってもらう姿勢を大切にしています。
現場の業務の習熟度や成果が間接的にも直接的にもお客様との信頼関係の構築につながりました」
クライアントとの信頼関係の構築が、FCとしてSHSの上で欠かせないということを再認識した今飯田。これを当たり前にすることで、さらに視野を広げていくこととなった。
「クライアントと信頼関係の構築ができたら、次は派遣スタッフとの信頼関係の構築に尽力しなければなりません。それは、派遣スタッフ本人からの本音を聞き出すための環境作りとなります。
その中で、派遣スタッフは友達ではないことを意識しなければなりません。指摘すべき時に指摘できなくなるからです。あとは、派遣スタッフと接する際には傲慢になりすぎず謙虚な姿勢も心がけています」
当時、特殊なプロジェクトにいた今飯田は、後輩ができにくい状況におり、末っ子のような立ち回りしかできず、後手に回るしかない多忙な毎日を過ごした。
しかし、その中で多くのことを学び、今飯田の向上心をさらに飛躍させたのである。この経験が後にFCのリーダー就任に活かされることになった。
リーダーとしての心構え──仕事に対する熱い想い
2022年12月、ついにFCリーダーの就任が決まった。今飯田はFCリーダー就任前から大切にしていることや、就任後に新たに経験したことからリーダーとしての心構えについてこう語る。
「リーダーとしての心構えは二つあります。一つめは、だれかに見られている意識を常に持つことです。報連相はマメに行い、自分の仕事ではなくともできることは率先してやるなど、後輩目線でめざしたい先輩FC像を体現できるように意識しています」
FCとしてのキャリアを歩む際にもっとも今飯田が大切にしていたことは、報告・連絡・相談であった。現場業務において、常日頃から報連相の速さと正確さは意識していたと語っており、そのマメさがリーダー就任につながったといえるだろう。
「二つめは、視座を高めることです。入社したてのころは目の前の自分の業務で精一杯でした。しかし、リーダーに求められることは物事を俯瞰してみることです。
一歩引いた目線でクライアントやSHSが何を求めているのか、後輩のプロジェクトはうまくいっているのかなど、自分のこと以外の目線を持つことでリーダーらしさや成長が促されると思います」
自分が担当している現場の派遣スタッフのことはもちろん、後輩の仕事の出来具合もきにするようになった今飯田。リーダーに求められていることを意識しながら業務をしていた今飯田は、リーダーに就任してからさらに視野を広げることができた。
リーダーとしての新たな挑戦──クライアント・派遣スタッフとの関わり合い
2023年5月から製品・技術の展示場に異動となった今飯田。現場が変わるたびに新しく業務を覚え、新しい人間関係を構築していかなければならない。そのため、最近新しい試みを始めたと言う。
「1、2カ月ごとに一回派遣スタッフの方と面談をする機会を作っています。今は10名程度で、それぞれ15分から30分程度です。スタッフによっては1時間ほどかけて抱えている思いを引き出すこともあります」
クライアントがスタッフ一人ひとりにどう思っているかを聞くことは大変なため、今飯田がスタッフ一人ひとりを管理できるようにするために、このような機会を自ら創出したのだ。
「そういうところでクライアントから信頼を得ることが大切になります。最近、クライアントとの定例会を実施するようになりました。その際の資料として、この面談の結果を提示することで自分が現場で行っていることをアピールしています」
クライアントに派遣スタッフが現場の業務やクライアントに対して感じていることや、現場の状況を資料としてまとめて共有することで、信頼関係構築のきっかけとし、SHSからの派遣スタッフの追加入職につながることもある。
「現在は取引先の責任者との関係を深め、私が常駐する現場とは別の案件に派遣スタッフが入職できるよう、相談しながら行動しています。
現場から直接営業をかけることで営業の仕事を巻き取り、営業陣が新規の営業をかける時間を創ることができます。私自身としてもクライアントからの信頼を得て、新たな案件を獲得する動きを意識しています」
リーダーを任されている今、視野を広げさまざまなプロジェクトや新しい環境作りにも俯瞰して携わらなければならない。常にスタッフ・お客様のことを考えてどのような立ち回りをすれば双方と良い関係を築けるか、そのための環境作りを怠らない今飯田だからこそ、クライアント・派遣スタッフからの信頼が厚いのだ。
SHSでの多忙な毎日の中で感じる確かな自分の成長に今飯田はこれからも歩みを止めずに邁進し続けるのである。
※ 記載内容は2024年6月時点のものです

