人材派遣業界をめざすことになったきっかけ
SHSに入社する前、宮田は11年間別の人材業界の企業で働いていた。
宮田は小さいころから“人のターニングポイントに立ちたい”という思いがあり、教職をめざしていた。大学時代は塾の講師や家庭教師のアルバイトをしており、教育実習に行き、日本史と社会の教員免許も取得するなど教職に就くための道を順調に歩んでいた。しかし、就職活動をしている時期に、人材派遣業界の存在を知ることになる。
「ちょうど人材派遣業界が話題になっていた時期に就職活動をしていました。その時に、若者にとってのターニングポイントになるのは教員かもしれないが、人材派遣業界は大人にとってのターニングポイントとなれるのではないかと思いました。
教員免許は取得済みなので、その気になればいつでも教員の道に戻ることができると考え、新卒として社会に出る一歩目は人材派遣会社で働きたいと思い、人材派遣業界に足を踏み入れることになりました」
人に何かを伝えることができる仕事に就きたいと思い、教職をめざしていた宮田。そんな宮田の見識が広がり、人材派遣という仕事に出会った。人材派遣の仕事は、案件に稼働できる派遣スタッフを募集する企業に対し、派遣スタッフを紹介して条件をすり合わせ、マッチングさせるというものである。
人が商品になる仕事のため、伝えることが重要な職業であり、伝え方を学べる職業でもあると宮田は語る。
常に成長し続けるために──SHSへ転職を決意したきっかけ
前職では、現場稼働から始まり営業を担当していた。営業から支店長に昇進し、最終的には人事部長も務めていたと言う。そこまで昇りつめ、11年間も働いていた会社から転職を決意したきっかけを宮田はこう語る。
「人事部長だった時に、『新卒の離職率が高いので、離職率低下のための組織づくりをしてほしい』と言われ、2年間取り組みました。人事業務は社内体制の構築や、社員がいかに成果を出せる環境を整えられるかを考えることがメインでした。
しかし、私はそれ以前に9年間営業に携わっていて、クライアントと話して派遣スタッフとの橋渡しとなり、自分がより頑張ることによって売上や利益を上げていくような仕事がやりたかったんです」
“人に何かを伝える仕事がしたい”という宮田の思いは一貫していた。それ以外の転職理由に宮田は、“自分の本当の力を試したかった。自分の能力の対価、市場価値を上げてみたい、もっと挑戦してみたいと思った”と語った。
「転職しようと思ったのがもともとSHSではなく、エスプールプラス(以下、SPP)だったんですよ。営業の幅を広げたいと思っていたため、当時はあまりピックアップされていなかったものの、社会的に今後伸びていくだろうと思っていたSPPに入社して、障がい者雇用に貢献したいと思ったのが応募のきっかけでした」
その後、SHSの当時の社長との面談でSHSの業務を紹介された宮田。
「これまで培った知見をSHSで生かしてほしいと言われました。社長のもとでSHSと共に成長していこうと思い、入社を決意しました」
社長の言葉をきっかけに、当初の転職を考えたSPPではなく、SHSに入社を決めた。
会社と共に成長するために──SHS入社後に意識したこと
宮田は中途社員としてSHSに入った時、2つのことを意識しながら働いていた。
1点目は部署や事業部の売り上げを伸ばすことである。営業なので個人の数字とチームの数字を勝たせる動きを既存社員の2~3倍以上意識していた。市場を把握し、SHSのサービスで受注できる企業を自ら動いた。
当時、宮田は営業マネージャーであったため、支店長や事業部長に話をして、プロジェクトを受注したタイミングで体制も構築した。既存体制でなく、顧客に合った体制でプロジェクトを進める」といった事も同時並行で進めた。さらに受注した後に宮田自身もプロジェクトに参加し、運営も実施していった。
2点目は業務請負を取れる体制を提案したことである。宮田がSHSに入社する前は、単純に人を派遣することが多かった。
「業務請負は人を派遣して終わりではなく、人の教育や実績を残し、顧客の満足度を上げる必要があります。当時は派遣と業務請負の売上が非常に少なかったため、現場で稼働するFC社員や、派遣スタッフを人選するキャスト、営業に対して業務請負についての考え方を伝えないといけませんでした。
人に対してではなく、業務に対してお金をもらっているため、売り上げを伸ばすためのスタッフの教育・研修を当社でやらなくてはいけません。人を入れればよいという考えから、実績を出すという考えを浸透させることは、非常に大変でしたね」
働く上で大切にしてきたマインドを胸に、今後も成長し続けていく
現状に満足せず常に上をめざし続けてきた宮田は、働く上で意識してきたマインドについて、こう語った。
「1点目は感謝、謙虚な気持ちを常に持ち続けることです。クライアント、派遣スタッフ、上司、部下、全員に対してこの気持ちを持って仕事をすることを心がけています。
2点目は上司の立場になって業務を行うことを意識しています。そうすることで自分が上の役職についた際にギャップが少なくなります。
3点目はできないと思った物事に対し、どうしたらできるかを考えることです。無理そうだと思っても、どうすればできるのかを考えることによって、知らないことに対して自分で調べてみようという気持ちになり、そこから知識を蓄積することがでますし、常にそう考えて営業やマネジメントを行っています」
これからSHSで実現したい目標について、宮田はこう語る。
「当社が得意とするコールセンターへの派遣以外の別業種(主に接客・販売・キッティング)の売上や、構成比を上げていきたいですね。
コールセンター派遣やグループ型派遣が得意なメンバーは多くいますが、会社が成長するためには強みを持ったまま、新しいことにチャレンジしないと市場変化に対応できません。
そのためには、他業種への理解を深めるための教育や仕組みを考えながら、本社として他支店へ仕事を獲得することが必要だと思っています。業種に縛られず、市場やクライアントにあった提案ができれば、おのずと企業は成長するはずです。私自身もそうですが、当社・社員・スタッフ・クライアントすべてを成長させたいと考えています」
宮田は自分自身や会社のことだけでなく、部下や社員全体のことも見据えて話していた。周りを巻き込みながら成長を続ける宮田の活躍に今後も目が離せない。
※ 記載内容は2024年6月時点のものです

