“スペシャリスト”よりいろいろなことができる人間になりたい
山岸はSPLに入社するにあたって、ある強い想いを抱いていた。それは「“スペシャリスト”よりいろいろなことができる人間になりたい」だった。
もともと保守的な性格だった山岸。しかし、社会人になるのを機にそんな自分の性格と向き合うべく、部署や職種を固定せず営業力やコンサルティング力・対人スキルなどを習得していく「グループコース」を選択し、ついにそのキャリアをスタートさせた。
「『グループコース』を選択して良かったことは“柔軟な視点”を持てるようになったことですね。配属されるところによってグループの色がまったく異なるため、柔軟な視点や思考が必要になります。
また、事業のフェーズによっての仕事への取り組み方の変化も学ぶことができました。それに新規事業開発にも携わる機会もあるので、広く観点を持った上でより良いやり方を模索する力も身につきました。
だけど反対に『グループコース』の懸念点は、そこの事業に特化したスキルを身につけるのが難しいということですね。一つの職を極めたいと思っている人にとってはマイナスに感じるかもしれません」
今でこそ、SPLで事業戦略推進本部の新規事業開発部として活躍している山岸だが、入社間もないころは社内異動に伴って苦悩したこともあった。
その一つが“切り替え”だった。
郷に入っては郷に従え──価値観を受け入れるために実践したこと
山岸は入社後まもなくエスプールリンクの採用支援事業部営業グループに配属され、その約4か月後、エスプールプラスのわーくはぴねす農園事業部のインサイドセールスチームに異動した。
異動先では事業や職種、顧客もまったく異なるので、仕事に慣れるまでは大変苦労したと話す。
「新しい部署に配属されて一番大変だったことは“切り替え”でした。以前いた部署の価値観と今回配属された部署の価値観が必ずしも同じではないので、その切り替えが大変でした。
そこで、価値観をいち早く受け入れるために実践したことが二つあります。
一つは、『郷に入っては郷に従え』という言葉があるように“いったん価値観を受け入れてみる”という方法です。柔軟な視点を持つことで、なぜそれが良しとされているのか、明確な理由があるのか、などを客観的に捉えることができ、それによって瞬時に自分の中に落とし込むことができています。
二つめは、配属された部署の社員と積極的にコミュニケーションを取るという方法です。いろんな方々とコミュニケーションを取ることによって、より早く価値観を吸収し馴染むことができています」
社内異動を繰り返していき、山岸自身の価値観も次第に変化していった。
一つのことを極めたいという気持ちが働くタイプだったが、何事も思い切ってチャレンジしてみようと思うようになっていった。
「社内異動を経験していくうちにこなせる仕事の種類も増えていき『これもやってみよう』『あれもやってみよう』という“チャレンジ精神”の人間に変わったと思います。一歩を踏み出してみることの大切さを学びましたね」
過去の蓄積がなかったら、今の私はいなかった
山岸は現在、SPLの事業戦略推進本部の新規事業開発部に配属されている。そこでは今までの経験やノウハウを活かし、お客様のニーズに沿ったプロジェクトを考案している。
「本当に売れるかどうかは作りながらお客様の声を聞いて検証していく、ということを新規事業開発部では大事にしています。過去に営業の部署にいたからこそ、身につけた法人営業のスキルが活きてきており、私にとってすごくプラスに働いていると思いますね。
また、この日までにこれくらいの結果を出さなければいけない、という環境にずっといたので、これを新規事業開発に置き換えると、じゃあこれくらいまでにこういうフェーズは終わらせないといけないよね、などと逆算して考えることも今だからこそできています。
総じて過去の経験は、スケジュール管理やタスク管理、事業を円滑に進めていく上でとても役に立っています」
選択を成功にする─いろいろな経験をして自分のキャリアの方向性を見つけていく
山岸は今後のビジョンとして、大きな目標を掲げていた。
それは“社会にとってプラスになるような事業をつくりたい”というものだった。
顧客のニーズに寄り添いつづけた経験や社会の課題を目の当たりにしてきた過去があるからこそ、「社会にもっとプラスになれることはないだろうか」という想いが強くなっていったという。
入社前の保守的な性格とは打って変わって、今は挑戦的で情熱が溢れる人間に変わっていた。
「『選択を成功にする』という言葉が好きです。時には上手くいかないことや失敗することもあるけど、成功するまで諦めずにつづける限り、それは“成功までの過程”になるので、何事も最後まで粘り強く頑張りたいと思っています。
そして周りに『自分ってこんなことを成し遂げたんだ!』と堂々と言えるようになりたいです」
初めは怖くても勇気を出して一歩を踏み出してみる。
山岸は社内異動を繰り返してきたおかげで“いろいろな経験をして、自分のキャリアを見つけていく”という自分自身の価値観をも見つけることができた。
※ 記載内容は2024年5月時点のものです

