これまで数々の新規事業を立ち上げてきたSBプレイヤーズ。新規事業開発を専門で行っている「事業開発部」では、現在も新たな事業の“たね”を探し、新規事業の検討を続けています。
実際、事業開発部ではどのようなことをやっているのだろうか……?そのような疑問から事業開発部 部長の小島に突撃インタビューを実施しました!普段聞けない新規事業立ち上げまでのプロセスや知られざる苦労話に迫ります。
▼インタビュイー:事業開発部部長 小島
──まずは小島さんがSBプレイヤーズに入社したきっかけを教えてください。
私がSBプレイヤーズに強く魅力を感じたのは、地域に残る非効率や旧来のオペレーションを変革し、新たな価値を創出する姿勢です。SBプレイヤーズは常に新規事業の立ち上げに積極的で、地域に埋もれたポテンシャルを掘り起こす取り組みを続けています。
私自身、これまで長く事業開発や経営管理に携わってきましたが、そうした経験を生かしながら新たなビジネスを生み出したいと考え、入社を決意しました。SBプレイヤーズなら特定の事業領域に縛られず、地域に大きなインパクトを与えられると考えたからです。
──SBプレイヤーズとして新規事業を検討する際、欠かせない要素や条件はあるのでしょうか?
まず重要なのは、「地域の課題解決や価値創造に資すること」です。業種やビジネスモデルに制限はありません。
検討にあたっては、まず“手触り感のある”課題を見つけることに大きな時間を割きます。また、事業化のトリガーになりうる「法律・規制の変化」「テクノロジー」「慣習や志向性」などを細かく観察し、変革の機会を見逃さないようにしています。
さらに市場に出た際に競合と対峙することも想定し、「自社の強み」や「競合優位性」をどのように設計・維持するかは必ずクリアすべきポイントです。
──実際に事業開発部で働くメンバーの皆さんは、どのような信念やモットーをお持ちなのでしょうか?
所属メンバーのキャリアやバックボーンは多種多様ですが、共通しているのは「事業を通じて地域活性化を実現する」という思いです。地域社会や暮らしの中にある課題を解決し、より便利で豊かな世の中にしたいという「課題解決意識」と、その手段として新規事業を立ち上げたいという「起業家精神」。
この2つのマインドを大切にしています。事業開発部のメンバーは多種多様で業界経験としても1人として同じ人はいないですね。その中でも共通しているのは、地域社会や人々の暮らしについて今よりも便利にしたい、今抱えている課題を解決したい、そこをベースにした新規事業を立ち上げたい、という想いです。「単に儲かるだけでなく、よりよい社会の実現に貢献したい!」という思想を持っている人が多いのが特徴です。
──新規事業を立ち上げていく上で、どのような苦労がありますか?
まず適切な課題設定が難しいですね。企画はどうしてもプロダクトアウトになりがちですし、個人の主観やバイアスに影響されやすい。ステークホルダーが何を課題と感じているのか、その真因は何かを冷静に探る必要がありますが、簡単ではありません。
また、判断に十分なファクトがそろわないケースも多いです。その場合は“高い蓋然性(がいぜんせい)のある仮説”を立てて進めますが、後日得られたデータが仮説と異なることもよくあります。その際は構想を一度バラして組み直すなど、粘り強い試行錯誤が欠かせません。
──普段はどのようなところから情報収集を行っておりますか?
まずは課題の見込みがありそうなポイントや、事業化のきっかけになるトリガー要素を探すために、各種メディアやWebサービスからビジネス、経済、行政などの最新情報を集めます。セミナー・展示会・シンポジウムなどにも積極的に足を運び、必要に応じて専門家の意見を聞いたり、論文を参照したりすることもあります。
課題と解消策の方向性が少し見えた段階で、実際に自治体や地域企業といったステークホルダーのもとに赴き、生の声を聞きます。SBプレイヤーズでは地域活性化に取り組むベンチャーへの出資も行っているため、出資先企業から情報を得ることも多いですね。
──実際に新規事業が形になるまでの流れを教えてください。
大きく3つのステップに分けて管理しています。
1.探索ステップ 先述のように情報収集を通じて把握した地域課題の中から、取り組むべき課題を選定し、解決のための基本的枠組みを組み立て、初期的なフィージビリティスタディ(FS)を行います。
2.案件形成ステップ 探索ステップを経て正式にプロジェクトを組成し、本格的なFSと実証実験を実施します。この実証では各構成要素に対してKPIを設定し、クリアできたものだけが次のステップに進みます。
3.案件良化ステップ この段階では確度の向上や投資収益性の検証、リスク対策など最終的なブラッシュアップを行いながら事業計画を完成させ、事業を運営するエンティティ(多くは子会社)の設計・準備を行います。これらを終えた段階で取締役会の承認を得て、事業を正式にスタートさせます。
──ここまでかなりの苦労があると思いますが、部長としてどのようにメンバーの皆さんをサポートされていますか?
新規事業は簡単には生まれません。初期のアイデアレベルを含めると、何百もの検討を重ねてようやく1件の事業が形になるほどです。企画が否定され続けると自信を失いがちですが、実際には「企画」が否定されているだけで、「個人」を否定されているわけではありません。
大切なのはレジリエンスです。失敗を恐れずアウトプットを出し、フィードバック(“ダメ出し”)をもらって気づきを得る。そして改善して再度アウトプットを出す。これを躊躇せず高速で繰り返すことこそが、事業化成功への最短ルートだと考えています。
私自身もこの姿勢を尊重し、メンバーが諦めずチャレンジしやすい環境づくりを意識しています。
──最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします!
新規事業を立ち上げるには多くの挑戦と試行錯誤が必要ですが、その分だけ自己成長の機会が豊富にあります。また「地域の課題解決」という明確な目的を持って取り組むことで、社会に与えるインパクトの大きさも実感できるはずです。
SBプレイヤーズには、多様なバックグラウンドを持つメンバーがそれぞれの強みを生かし、互いに学び合いながら新しい価値を創造できる環境があります。「失敗を恐れずにチャレンジしたい」「地域に貢献するビジネスを手がけたい」と考えている方にはぴったりの場所です。ぜひ私たちと一緒に、未知の可能性を切り拓いていきましょう!
※ 記載内容は2025年3月時点のものです
