海外とつながってきた人生──世界の人にもっと日本をPRしたい
幼少期に親の仕事の都合でアメリカに住んでいたり、学生時代も交換留学でアメリカに行ったりなど何かと海外と縁がありました。交換留学のときは国際寮に住んでおり、寮生は本当に多国籍。勉強だけでなくプライベートでも交流を深め、日本では得られることのない大変有意義かつ濃密な経験をしました。
そんな中で芽生えたのが「世界の人に、日本の存在や素晴らしさを知ってもらいたい!」という想いでした。そこで、就職活動では「日本と世界をつなぐ」という視点を軸に活動し、大手海運会社に自社養成海上職として入社しました。
免許取得のための2年半の養成コースを修了し、その後は会社が運航する貨物船で航海士として各国を周っていたため、物理的に世界とつながっていました。陸上勤務を2年半ほど挟みましたが、退職までの約10年間でさまざまな国の方々と業務を通じて関わり合い、日常では見られない景色を見ることができ、とても貴重な毎日でした。
ただ、半年間連続で船に乗りながら業務をし、帰国後3カ月まとめて休暇を取るという働き方だったため「定年までこの働き方をするのは厳しいかも……」と思い始め、転職を決意しました。また、食にこだわりがあった自分としては「そろそろ、美味しいご飯を食べたいときに食べたい!」という願望も転職の後押しになりました。
そして、日本への外国人観光客誘致を専門とする公的機関に入構しました。インバウンド観光戦略の策定などを、コンサルティングファームと共に行っていました。国によって日本観光のプロモーション方法は異なっており、多くの方を巻き込みながら検討する業務はとてもやりがいがあり楽しかったのですが、調査やデータに基づいて施策提案・課題解決を行うコンサルタントの方々の業務を拝見する中で「自分も提案・解決する側に回りたい」とファームへの興味を持ち、Ridgelinezへの転職を決めました。
日本企業のDXに携わり、世界で日本のプレゼンスを上げていきたい
Ridgelinezへの転職を決めた理由は大きく二つありました。
一つめは、面接官の方々がとても魅力的だったことです。言語化が難しいですが、穏やかそうな方が多く、皆さんが仕事を楽しんでいることが伝わってきました。
二つめは、戦略を描くだけでなく実装まで一気通貫で携われる環境があったことです。私には「戦略を描くところで終わるのではなく、お客様と一緒になって行動し、改善まで見届けたい」という想いがありました。実装に向けて富士通のテクノロジーも活用できるRidgelinezというファームは私にマッチしていると感じました。
ここで、先にもお話ししました海外とのつながりから「外資コンサルティングファームではないの?」と思われるかもしれません。Ridgelinezは「日本企業のDXを推進していく」ことを大きなミッションとしていることもあり、「日本企業を強くしていくことで、海外での日本のプレゼンスを上げていく一助となりたい」と思い、Ridgelinezへの入社を決めました。
入社直後は、製品の海外展開に向けた検討プロジェクトにアサインされました。自分の担当業務は、リサーチの実施とその結果を資料に落とすこと。入社後に基本的なトレーニングは受講していましたが、やはり実践となると勝手が違い苦労しました。最初は、他の社員が作った資料を見て「良いところはとにかく真似る」ということを意識してなんとかこなす日々。プロジェクトの全体像もいまいち見えず、クライアントミーティングも録音をさせていただき、何度も聞き返しながら議事録を作成していました。
半年ほど経ったころから少しずつ余裕も出始め、マネージャーに対して「もっとこういった観点でも議論をすべきではないか」などの声を上げることができるようになりました。入社当時の自分と比べると成長したなと感じます。
話は逸れますが、私の趣味は「宝塚歌劇の観劇」です。当社は、働く場所・時間の融通が利くので、地方での観劇の際にいつもありがたみを感じています! (笑)。たくさんの推しに会いに行けるのはこの上ない喜びで、私にとっての働く目的、希望といっても過言ではありません!
将来は何か事業を動かす立場に
将来的な目標としては、事業会社に戻って一事業を主導する人材になりたいと思っています。そういう意味でも、今のポジションは本当に恵まれていると感じます。
当社のクライアントは大手企業がほとんどで、その役員クラスの方々と日々対峙します。どのようなことを考えて事業を動かしていらっしゃるのか。どのような観点で指摘をなさっているのか。話に出てくる言葉の一つひとつが本当に貴重で、しっかりと自分の中に落とし込んで将来に活かせるよう勉強中です。
「どんな事業に携わりたいか」という点は、まだ決めかねています。あまり焦って決めても仕方がないと考えているので、当社でコンサルタントとしてさまざまな企業のプロジェクトを経験させていただき、少しずつ方向性を決めていきたいと思っています。
アイデアが形になる喜び──チームの動きがプロジェクト成功のカギ
当社は、設立から丸3年が経ちましたが、まだまだ発展途上の会社です。この点を私はチャンスと捉えていて、役職に関係なく若手でも声を上げれば会社や組織を変えていけるフェーズだと思っています。
たとえば、先日同じPracticeの若手メンバーで集まって、Practiceの課題や若手の育成に関して腹を割って話し合い、改善策をまとめて週次会で発表しました。パートナーの方はもちろん、他の皆さんも嫌な顔をせず受け入れてくれ、具体的な改善に向けた取り組みがすでに進行しています。若手であっても自発的に議論を行い、このように組織を動かしていけることはとてもありがたいと思っています。
私が働く上で心がけていることは、「チームで動く」ということ。プロジェクトマネージャーのみに頼るのではなく、メンバー各々が主体性を持って気づきやアイデアを発信することが大切だと考えています。
ひとりでは見過ごしがちな部分が補完され、その積み重ねがプロジェクトの成功につながると信じています。ですので、今はサポーターとして自分に何ができるか、チームにとって何がベストなのかを常に自問自答してアクションを起こすようにしています。とはいえ、万年サポーターでいるつもりもありません。近い将来、自らが先導してメンバーやクライアントを驚かせるような提案をしていきたいと考えています。
※ 記載内容は2023年9月時点のものです
