物流業界の変革に寄与できる人を仲間に迎え、サポートすることがミッション
企画総務部 総務部門で人事育成担当主査を務める藤野。採用活動の最前線に立ち、物流業界とNTTロジスコの魅力を日々伝え続けています。
「当社はNTTグループで唯一、物流サービスを提供している企業です。『物流』と聞くと、ドライバーさんや航空便、貨物便をイメージするかもしれませんが、当社のビジネス領域は物流のサービスや仕組みを企画・開発すること。さまざまなデータを集め、お客様のニーズをうかがった上で、現場を効率的にする方法や課題解決のアイデアを考えかたちにするのが仕事です」
顧客に成り代わって社内の物流戦略や物流の仕組みを構築する3PLサービスを提供しているNTTロジスコ。日々、たくさんの問い合わせが寄せられると言います。
「品質管理に困っているお客様もいれば、在庫管理に困っているお客様もいます。中には、『商品を届けるとき、こんなサービスを提供したいけれど、さまざまな事情からなかなか実現できない』といったケースも。これらの課題や要望に対して、NTTロジスコが持つITのスキルやノウハウを駆使して解決していくところにおもしろさがあります」
自身が考案した仕組みが顧客の物流領域に実際に組み込まれれば、成果が目に見えるかたちで表われることも。
「新しい仕組みの導入後、『配送品質が〜%改善した』『エンドユーザーからの評価がこれだけ上がった』という具合に、定量的な結果と定性的な結果の両方に表れるので、達成感や仕事のやりがいを感じやすいのが特徴です。NTTグループの会社だけに限らず、医療機器、通信機器、化粧品、エンターテインメント業界などの企業をお客様としていて、さまざまな業界の特徴やトレンドを知ることができるのも当社で働く醍醐味だと思います」
物流を通して社会貢献をめざすNTTロジスコの採用担当を担う藤野。ビジョンの実現に貢献するメンバーを採用し、その育成をサポートすることがミッションです。
「採用活動では、物流業界の魅力を伝え、『一緒に仕事したい』と思う方にアプローチして仲間として迎えることが私の役割です。育成サポートの面では、入社後の研修や若手向けの研修や面談を通して、社員が自身の適性を活かしながらいきいきと働くための支援をしています」
数々の現場を経て営業担当に。これまで自分を突き動かしてきたのは、人との関わり
大学時代は商学部で流通を専攻した藤野。中国で約2カ月間、お茶の流通の仕組みを学ぶプログラムに参加したことが、物流に興味を持つようになったきっかけでした。
「農家の方が栽培したお茶の葉が工場で製品化され、卸、小売店、消費者へと流れていきます。工程を経るごとに商品としての価値が上がり、最終的には購入されたお客様がおいしそうにお茶を飲んで喜ばれている様子を見ることができました。
流通とは単にものを動かすだけでなく、動かす経過で価値を付加していくこと。それを知って物流業界に興味を持ちました」
物流業界の中でも藤野が就職先として選んだのがNTTロジスコ。業界を大きく変える可能性を見出したことが理由でした。
「業界研究をしていたとき、物流は重要なインフラでありながら、いまだに多くの人の手がかかっていてアナログな作業が多く残っている印象を受けました。NTTロジスコはNTTグループの会社。ITや情報分野の知見を活かして業務効率化や課題解決に貢献できる力を秘めていると感じ、入社を決めました」
入社後、埼玉物流センターに配属された藤野。現場経験を積みながら物流の基礎を身につけます。
「物流は1社ではまかない切れません。さまざまな関係者の方と協力しながら仕事を進めていくことの重要性を実感しました。現場で働くパートさんから聞こえてきた課題や要望をもとに改善活動を行い、現場作業を効率化したり、パートさんから喜ばれたりするたびに手ごたえを感じたのを覚えています」
その後、藤野は本社の電話帳営業部に異動。電話帳(タウンページ)の発行部数縮小にともない、全国の配送センターの拠点を集約する業務に携わりました。
「拠点を集約するに当たっては、拠点どうしで異なる仕事の進め方や仕様を擦り合わせる作業がとくに大変でした。苦労が多く周囲に迷惑もかけましたが、たくさんの方の協力が得られたおかげで、最終的には8拠点から2拠点への拠点集約に成功しています」
入社6年目の2009年には、大阪の八尾物流センター 西日本営業部へ。センターマネジメントとして、新しく立ち上げられた倉庫の改善活動に注力します。
「当時はNTTロジスコとして『5S』活動の徹底を意識し始めたタイミング。私は現場で5S活動の推進役を務めました。いちプレイヤーとして働いていた新入社員時代からレベルアップして拠点全体の改善活動を引っ張っていく立場に。広い視野で仕事に取り組めるようになりました」
そして2017年、藤野は第一営業本部に異動。それまで培ってきた現場経験が大いに活かされたと言います。
「現場のことを理解していないと、お客様のニーズを掴むのは難しいものです。また、お客様と『現場あるある』で共感して一体感が生まれたのも、豊富な現場経験があったからこそでした」
こうして現在までに幅広い経験を積んできた藤野。どの部署でどの業務をしているときも、人との関わりが仕事へのモチベーションとなってきました。
「自分ひとりで仕事はできません。社内のプロジェクトメンバーはもちろん、お客様と関わりながら仕事を進めていく必要があります。壁に直面したり新たな問題が出てきたりしても、周囲の方のために頑張らねばという気持ちを原動力にここまでやってきました」
相手の人生に関わる仕事。だから、じっくりと時間をかけて採用活動に向き合う
2019年に人事育成担当に就任した藤野。当時は想定外の異動だと感じていました。
「自分が採用や育成に携わると考えたことがなかったので、異動の知らせを受け取ったときは驚きましたね。でも、当時の上司から、『仕事の幅を広げるためにはもっと会社のことを知る必要がある。会社のことを知らなければ務まらない採用や育成に携わることは良い経験になるのではないか』と背中を押してもらったんです」
手探りで始めた人事の仕事。その難しさと奥深さに触れる中で、藤野は人事の仕事の魅力を少しずつ理解し始めます。
「採用業務は、採用される側の人生の岐路に関わる仕事。慎重に作業を進めていく必要があります。最初のころは想像していた以上に長い時間を必要とすることを知って驚いたものでした。
『採用担当は会社の顔』という言葉がありますが、果たしてそれが自分に務まるのだろうかと思う一方、会社の魅力を伝えるのはおもしろいですし、内定を承諾いただいたときには大きな喜びを感じます。
また、学生の方や転職希望者の方など、多くの方とコミュニケーションを取る機会があるのも刺激的です。採用活動を通じて会社の新たな魅力を発見することができています」
そんな藤野がいま、採用担当として大切にしていることがふたつあります。ひとつは、ありのままを伝えること。会社が抱える課題を含め、飾らずまた包み隠さず伝えることを心がけてきました。そしてもうひとつが、相手の魅力を引き出すことです。
「NTTロジスコで共に頑張る仲間を見つけたいという気持ちで採用候補者の方と向き合ってきました。お決まりの自己PRや志望動機以外の話も聞いて相手のことをよく知りたいと考えていますが、話すことが得意な方ばかりではありません。採用担当者としてもなるべく相手の良さを引き出せるような雰囲気づくりを意識しています」
ベンチャー精神に溢れた仲間と共に、物流業界の未来を切り拓く
「ダイバーシティ&インクルージョンが進むいま、多様な方を歓迎したい」と語る藤野ですが、新たな仲間に備えていてほしい資質があると言います。
「日頃のふとした気づきがお客様への提案や新しいサービス開発につながることがあるため、気になったことや興味のあることに積極的に反応したり、主体的に行動に移したりできる姿勢がとても重要です。
たとえば営業であれば、社内の業務構築やシステム、センターの運営などを担うメンバーはもちろん、お客様の社内のさまざまな部門の方、配送会社の方ともコミュニケーションを取りながら仕事を進めていかなければなりません。自ら周囲に働きかけていく力が求められます」
そして、社員が主体性を発揮し活躍できる土壌がNTTロジスコにはあると話す藤野。
「当社は社員数がそれほど多くないぶん、社員一人ひとりに与えられる裁量が大きいのが特徴です。若手社員のアイデアが採用されることも多く、年齢や役職に関係なく意見を言い合える環境があります。私が初めて採用に携わった社員はいま入社3年目になりますが、総務の主担当を務めていたり、物流センター研修を経て営業担当としてお客様へ直接ご提案をしていたり。すでに第一線で活躍しています」
「2024年問題」をはじめ、物流業界には解決すべき課題が少なくありません。NTTロジスコの将来を展望しながら、藤野は未来の仲間に向けてこう呼びかけます。
「物流業界には、アナログな作業や経験や勘に頼った属人的で労働集約的な業務がまだたくさん残っています。最新のIT技術を使ったサービスを活用しながらDXを進め、より良い物流の仕組みをつくることが急務。そうした変革をNTTロジスコが加速させていくためにも、未来の物流をつくっていきたいという方に参画していただきたいです。
NTTグループということで堅い会社のイメージがあるかもしれませんが、実際は安定した基盤を強みに、ベンチャースピリッツを燃やして事業に挑んでいる会社です。物流業界の環境の変化は激しく、お客様やエンドユーザーのニーズも刻々と移り変わっています。共に果敢に挑戦し、物流を進化させ続けていきましょう」
ベンチャー精神に溢れた仲間と手を取り合い、物流業界の未来を切り拓いていくために。藤野はこれからも、「NTTロジスコの顔」として新しい仲間とのかけがえのない出会いを追い求め続けます。
※取材内容は2023年8月時点のものです。
