高校時代の挑戦が教えてくれた、自分を磨く大切さ
学生時代、私は文武両道を意識して取り組んできました。特に高校時代が、私の人生における大きな転換点だったと思います。親元を離れ、単身で私立高校に入学することを決意しました。全校生徒2000人を超える学校に、知り合いもいない状態で飛び込んだのです。今思えば、あの決断が今の自分を形作る起点になりました。
その高校では、学力ごとにクラス分けがされる制度があり、私は階級を上げるために必死に勉強に励みました。同時に部活動にも力を入れていました。長く続けてきた野球をやめ、個人競技となる陸上部に入部したのです。名門校ということもあり、そこで生きていくための努力、忍耐力、表現力が求められました。野球などのチーム戦とは違う、個人としての戦い方を学ぶことができたのは貴重な経験でした。
1人で生活すること、誰も知り合いがいない場所で自分の居場所を作ること、名門校の部活メンバーに受け入れてもらうための努力。毎日が必死でした。でも、その必死さが私を成長させてくれたのです。
そんな学生時代を経て、就職活動では大きな岐路に立たされました。安定を望むか、チャレンジタイプの環境を選ぶか。当時はとても悩んでいたのを覚えています。最初は安定を望み、公務員などの職種を見ていました。しかし、きちりとの出会いが私の考えを変えました。若くして成長できることへの魅力を感じたのです。安定は歳をとってからでも望めることであり、若いうちに自分を社会的にも人間性的にも磨くことができる環境を選びたいと思いました。
入社の決め手となったのは、当時ガイダンスや面接をしてくれた担当者の方の人柄と、自分に対する期待を感じられたことです。また、若くして活躍ができる環境があるという点が、当時の自分の望んでいることとマッチしていました。友人がアルバイトをしていたこともあり、何度かお店に来店したことがありましたが、高級感あるおしゃれな雰囲気で、学生だった私には少し背伸びをするような感覚でした。会社は急成長するタイミングで、勢いある企業という印象が強かったです。
新卒店舗プロジェクトから始まった、実践重視のキャリアパス
私が入社した年は、通常の新卒研修とは全く異なる特別なスタートを切ることになりました。新卒だけでお店を運営するというプロジェクトが立ち上がり、早期店長育成を目的として入社前からプロジェクトメンバーとして勤務していたのです。既存店舗への配属ではなく、ゼロベースのお店を作り上げていくという経験は、今振り返っても非常に貴重なものだったと感じています。
研修という形式ばったものではなく、店舗を運営していくために必要なことを教わりながら、即座に実践して営業するというサイクルを繰り返していきました。会社のこと、基本的なスキルを学びながら、同時に現場で結果を出していく。新卒でありながら、統括管理者の方に週次で数値報告をするなど、普通の新卒では絶対にできないような経験をさせていただきました。この実践を通じた学びが、その後のキャリアの土台になっていると確信しています。
入社してから現在まで、私は営業統括本部一筋でキャリアを歩んできました。部署異動は一度もありません。現場社員として経験を積み、店長、統括店長、そして統括管理者へと、営業の中でステップアップしてきました。売上利益の数値管理、人材育成、情報管理、設備資材管理など、マネジメント業務のあらゆる面に携わり、現在では全社案件の仕事も任せられるようになりました。日々成長を実感できる環境に身を置けていることに、心から感謝しています。
入社後に感じたギャップもありました。飲食業界でありながら、スタイリッシュでかっこいい社員さんが多く、飲食に対する印象が大きく変わったのを覚えています。また、取り組みやプロジェクトが進むスピード感には本当に驚きました。意思決定の速さ、実行力の高さは、この会社ならではの特徴だと感じています。この環境だからこそ、私自身も成長のスピードを加速させることができたのだと思います。
MVPへの道のり。失敗から学んだマネジメントの本質
現在、私は営業統括本部のスーパーバイザーという役職に就いており、関西のディナー業態10店舗の運営サポートをメインにしています。日々の業務としては、店舗マネジメントをベースに、全店舗に展開できる仕組み作りに力を入れています。具体的には業務効率改善やQSC改善を中心とした仕組み化を進めながら、統括者管理2人と8人の店長を対象に教育を実施しています。2030年に向けた会社の大きなビジョン達成のために、店舗営業、人材育成、仕組み化という3つの軸で日々動いています。
この仕事で最も嬉しかったのは、社内イベントである社員総会で年間MVP、つまり一年間で一番活躍した人に贈られる賞をいただけたことです。理念体現、売上利益実績、人材育成など、あらゆる面での取り組みが評価されての受賞でした。統括管理者として、様々な角度から部下や店舗をより良くしていく仕事には、本当に楽しさとやりがいを感じています。
ただ、ここに至るまでには大きな失敗もありました。統括者管理になりたての頃、マネジメントスキルや部下育成能力の未熟さから、部下が退職するという経験を何度もしてしまったのです。接し方、導き方、伝える言葉、すべてが学びの連続でした。この失敗が大きな転機となりました。自分は部下がいて初めて成り立つ立場であり、部下に神輿の上に乗せてもらっているという感謝の気持ちを持つようになったんです。自分のことよりも部下の成功と成長を第一に考えるようになってから、マネジメントがうまく回り始めました。
学生時代と比べて大きく成長したと感じるのは、人に配慮できる力です。相手が何を考えているのか、何を求めているのか、自分軸ではなく相手の立場になって物事を考えられるようになりました。この変化が、今の仕事のすべてに活きていると実感しています。
仕組みづくりで実現する成長環境と、温かい仲間との未来
短期的な目標として掲げているのは、属人的でない店舗運営の仕組みづくりです。会社が大きく成長し、店舗が拡大していく中で、多くの店長が必要になります。優秀な人材がいればいい店ができるという考え方ではなく、志が高く、情熱を持って頑張る社員であれば誰でも最低基準以上の店舗運営ができる環境を作ることが必要だと考えています。
中長期的には、店舗の規模拡大に合わせて、統括管理者を多く従えながら多くの店舗をマネジメントするキャリアをイメージしています。そのためには、強い統括管理者の育成が欠かせません。統括管理者育成においても、店舗運営と同じく仕組みづくりをメインに、誰でも最低限の店舗マネジメントができる環境を作りたいと思っています。
この会社の魅力は、ベンチャー企業であるが故に、たくさんの挑戦が若くしてできる点です。その分大変さもありますが、やったことがないことに挑戦して達成できた時の喜び、達成感はなんとも言えないものがあります。そして、何よりも人の温かさが魅力だと感じています。自分以上に自分のことを理解してくれる上司、最後まで諦めずに向き合い続けてくれる仲間がいる点は、本当にこの会社の魅力です。
活躍できるのは、スキルよりもマインドを持った人だと思います。スキルは最低限の教養があれば問題ありません。入社してからでも身につけることができるからです。何よりも大切なのは、まずはやってみるという前向きな姿勢と素直さと謙虚さです。チャンスが沢山ある会社だからこそ、チャンスを与えてあげたいと思われる行動や言動が必要になります。
自分自身を高めたい、磨きたい、何をするかより誰とするかを重視するような方にジョインしていただきたいと思います。また食べること、飲むことが好きな人は大歓迎です。自分が好きなことを仕事にするということは、とても強みになると思います。

