クライアントと人材を繋ぐ架け橋として
現在、私はカジトルのコンサルティング事業本部長を務めています。当本部では、「クライアントのかゆいところに手が届く」をミッションに掲げ、システムやIT分野における課題解決のお手伝いをさせていただいています。
具体的な業務としては、企業とデジタル人材を橋渡しするプラットフォームの実現を目指し、新規案件の獲得や提案活動を行っています。時には個別の案件にも関与し、プロジェクトの品質管理やクライアントの期待値コントロールなど、状況に応じて柔軟に対応しています。
また、私たちの特徴的な取り組みとして、クライアント企業自身がコンサルティング能力を身につけられるよう、研修プログラムの企画や実施も行っています。その際に特に重視しているのが、双方向のコミュニケーションです。単なる座学だけではなく、ワークショップを取り入れることで、より実践的な学びの場を提供するよう心がけています。
日々の業務を進める中で、私が最も大切にしているのは、一緒に仕事をする人たちへのリスペクトの気持ちです。どのような立場の方であっても、その人の意見にはしっかりと耳を傾け、頭ごなしに否定することは決してしません。チームとして最適な解決策を見出していくためには、一人ひとりの意見を尊重し合える環境づくりが不可欠だと考えているからです。
クライアントへの提案活動においては、正確なメッセージの伝達を重視しています。そのために、分かりやすい提案資料作りを心がけ、クライアントの課題感や困りごとを丁寧に聞き取ることで、真の課題解決につながる提案ができるよう努めています。
このように、私たちの仕事は単なるシステムやITの支援にとどまりません。クライアントの本質的な課題を理解し、最適な解決策を提案していく。そして、その過程で関わる全ての人々との信頼関係を大切にしながら、共に成長していく。そんな価値観を持って、日々の業務に取り組んでいます。
転職を重ねて培った多様なキャリアと経験
私のキャリアは、1995年に三洋証券株式会社に入社したところから始まりました。高崎支店で個人営業を担当していましたが、入社3年目に会社が経営破綻するという予期せぬ出来事に遭遇しました。この経験は、私にとって大きな転機となりました。会社に依存せず、自分の手に職をつける必要性を強く感じ、SEへの転身を決意したのです。
当時はIT業界への転職に不安もありましたが、「やってみてダメならまた証券業界に戻ればいい」という前向きな気持ちで臨みました。証券営業も決して楽な仕事ではなかったので、それに比べれば何とかなるだろうという思いもありました。
1998年にデータ通信システム(現DTS)に入社し、一からC言語やSQLを学び、金融機関向けの業務アプリケーション開発に携わりました。SEとして独り立ちした後、さらにキャリアアップを目指し、2000年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)へ転職しました。
アクセンチュアでは主にITインフラ領域のコンサルティングを担当し、それまでアプリケーション開発が中心だった私にとって、サーバ、ストレージ、ネットワーク機器、データベースなど、インフラ側の知識を得られた貴重な経験となりました。システム開発の流れを一気通貫で理解できるようになり、その後のキャリアの大きな糧となっています。
2004年には楽天株式会社に入社し、楽天市場の商品検索などのUI部分のプロデューサー業務を担当。その後、開発企画部に異動し、社内の開発プロセスの改善や標準化など、開発部署全体のプロジェクト管理を行いました。2006年には開発企画部副部長に昇格し、開発プロジェクトのコスト管理やリソースの最適化に取り組みました。
その後、2008年にカブドットコム証券(現auカブコム証券)に転じ、経営管理部で会社運営全般に関わる業務を経験。2014年には念願だった野村証券に入社し、データサイエンティストとして顧客分析や新規取引アプリの企画などを担当しました。ここでの経験は、データ利活用の重要性とデータドリブンの意思決定の必要性を実感するターニングポイントとなりました。
2022年にはデロイトトーマツコンサルティングでAI&Dataユニットのマネージャーとして、DX推進やデータ分析基盤の導入支援に携わりました。しかし、コロナ禍を経て働き方に対する考え方が変化し、より柔軟な働き方を求めて、現在のカジトルへの転職を決意することになります。
試行錯誤と成長の日々 ―入社後の軌跡―
カジトルに入社してから私が注力したのは、提案書の内容の質を上げることです。当初は手探りの状態でしたが、カジトルの強みをどのように伝えるかについて試行錯誤しました。その結果、様々なパターンの提案書を作成してパッケージ化し、クライアントの課題やニーズに応じて必要な提案を行える仕組みを構築することができました。
この経験を通じて、前職での経験が大いに活きていることを実感しています。特に提案資料の作成においては、資料の構成やメッセージの伝え方など、これまでのキャリアで培ってきたスキルを存分に発揮できていると感じています。
一方で、マネジメントの面では大きな学びを得る機会もありました。あるプロジェクトで、私が担当していた部下のパフォーマンスが思うように上がらず、クライアントから交替要請を受けるという事態に直面したのです。この時、クライアントからそのような厳しい目線で見られているということに気づかなかった自分自身の認識の甘さを痛感しました。
しかし、この経験を前向きに捉え、問題の本質を分析することにしました。その結果、部下がプロジェクトの仕様の理解が追いついていないことがパフォーマンス低下の原因だと判明しました。そこで、有識者による勉強会を実施してもらうよう働きかけ、問題の解決に取り組みました。
カジトルでの経験を通じて、私自身の意識も大きく変化しました。特に「仕事は与えられるものではなく、自分から取りにいくもの」という考え方が身についたことは、大きな成長だと感じています。この意識の変化は、具体的な行動にも表れています。例えば、過去の転職経験を通じて築いてきた人脈を活用し、積極的に新しいビジネスチャンスを探り、カジトルのサービスを提案できないかを常に考えるようになりました。
前職までの私は、与えられた仕事をこなすことに重きを置いていましたが、カジトルでの経験を通じて、より主体的に仕事に取り組む姿勢が身についたと実感しています。この変化は、単に仕事の進め方が変わっただけでなく、自分自身の成長につながる重要な転換点となりました。
成長とイノベーションの先にある未来を描く
これからの数年間で、私たちは大きな飛躍を目指しています。従来のSES事業(System Engineering Service)を伸長させていくことももちろんですが、事業の多角化を図っていくことを検討しています。まずは弊社のスタッフが講師を務める研修事業。デジタル人材育成のための研修や、コンサルティングファームで行っているようなコンサル研修や管理職向けの研修など、今後研修のラインナップを増やしていく予定です。
そしてサブスク型サービスの提供。「人月」という単位にとらわれない、サブスクリプション形式でコンサルやSEなどの人材を日単位、時間単位で柔軟に提供。必要な時に必要な分だけデジタル人材の調達が可能です。
社内の人材育成面では、それぞれの専門領域のエキスパートによる社内研修制度や教育制度の充実を図っていきたいと考えています。フリーランスの方々が、より高度なスキルを身につけ、さらなる活躍の場を広げられるよう、支援体制を強化していく予定です。
私たちが求めているのは、自身の成長に貪欲で、チャレンジ精神旺盛な仲間です。特に、自らアイデアを提案し、それを形にする意欲のある方との出会いを心待ちにしています。
カジトルでは、様々な可能性を開くことができます。未経験の技術や工程、役割への挑戦はもちろん、社内副業制度を活用して新しい業務にチャレンジすることも可能です。また、子育て中の方やシニア世代の方など、それぞれのライフステージに応じた柔軟な働き方をサポートしています。地方での勤務を希望される方へのUターン/Iターン支援も充実させています。
さらに特筆すべきは、起業を志す方へのバックアップ体制です。独立して自身のビジネスを立ち上げたい方に対しても、弊社は強力なサポートを提供します。正社員、フリーランス、起業、転職など、多様なキャリアパスの実現をお手伝いします。
エンジニアからコンサルタント、営業、人事など、職種を超えたキャリアチェンジも可能です。自社システムの開発担当や新規事業の立ち上げ、社内DX推進など、ご本人の希望に応じて幅広いキャリアパスを描くことができます。
私たちと一緒に、ITエンジニアやコンサルタントの新しい可能性を切り開いていきませんか。皆さまのチャレンジを全力でサポートできる環境が、ここカジトルにはあります。
