海外とAI、2つの軸でカジトルの未来を切り拓く
現在、私は海外事業本部とAI戦略事業本部の2つの本部長を兼務しています。このような体制を選んだ理由は、近年急増するAI案件の潮流を捉え、AIを戦略的武器としてグローバル展開も加速させたいというビジョンによるものです。
海外事業本部では、カジトルのビジネスをグローバルに展開することがミッションです。私は現在マレーシアを生活の拠点とし、東南アジアやドバイでの案件獲得に注力しています。短期的には、海外案件の獲得加速と、海外ビジネスのプリセールス人材育成に注力します。中長期的には、従業員が国境を超えて自由に活躍拠点を選べるような就労環境を整えたいと考えています。
AI戦略事業本部では、生成AIを含む先進AIを駆使し、お客様のビジネスを戦略立案から実行まで一気通貫で支援することがミッションです。私はLLMのチューニングやGraph RAG、マルチエージェントといった最先端・高難度案件にPMおよび開発メンバーとして関与しています。短期的には、私の持つ知見を社内メンバーに普及させ、AIエンジニアやAI案件のプリセールス人材を増やすことに注力します。中長期的には、全従業員が日々の業務やクライアントワークの中で自らAIを活用した業務革新を提案・実行に移せる、攻めのAI文化を社内に根付かせたいと考えています。
自分の力で海外へ―キャリア意識を変えた挫折と決断
新卒就活時、私はキャリアを模索する中で、「会社に依存せず、どこでも生き抜けるスキル」を最優先に据えました。これからの時代、真の安定とは会社の看板にすがり続けることではなく、自らの価値を磨き上げ、市場から絶えず求められる人材になることだと確信したからです。その信念のもと、海外で通用するスキルを武器にすれば、日本市場を超えたグローバルな巨大市場に自らの価値をリーチできると考え、就活初期から海外に強いこだわりを持ち続けました。
結果的に新卒で大手SIerに入社しましたが、グローバルに働ける人材になりたいという思いからでした。入社当初から「海外に挑戦したい」と上司や周囲に伝え続けましたが、当時いた会社でその願いが叶うことはありませんでした。このままではいけないと転職を決意し、最後の思いで「海外ビジネスに挑戦したいので転職します」と宣言したところ、上司から1年間限定でオーストラリアに行けるチャンスをいただけることになりました。焦りと熱い思いを胸に海外転勤のために必要な社内面接をクリアし、海外転勤も決定してようやく夢が叶うと期待に胸が膨らみました。
しかし、出向予定日まで1ヶ月を切ったある日、突然「会社の方針変更により、今年の海外出向は全てなしにする。質問は一切受け付けない」という一方的な通告が届きました。この出来事が私のキャリアにおける大きなターニングポイントになりました。何がいけなかったのかを考えたとき、海外に行きたいという大事な思いを会社の裁量に委ねてしまったことが間違いだったと感じました。会社の力で転勤して海外に行かせてもらおうという考え方では、いつまで経っても自分の人生のカジは自分で握れない。そう強く意識するようになりました。
それからは、自分の力で海外に行くための手段を模索し始めました。海外に行けば英語を話せる人材はいくらでもいると考え、自分で海外に行って戦うためには英語以外に明確な武器が必要であるという仮説を立てました。そこで、技術力を上げれば海外に行けるのではないかと考え、日本国内でGAFAの複数企業から内定をいただき、アーキテクト職として転職しました。しかし外資に転職してからも、就労ビザを出してもらえる海外のポジションは想像以上に少なく、ここでも海外には行けませんでした。このままでは何も変えられないと、海外に直接就労できるポジションを必死に探しました。そしてBig 4の一社が直接海外拠点に就労ビザを出してくれることを知り、挑戦しました。
海外に住んだ経験はおろか、短期留学の経験もない自分にとって、面接一つ一つが必死でした。結果的に熱い思いが伝わったのか、無事海外に住めることになりました。会社都合での一方的な転勤の取りやめから4年という時間はかかりましたが、なんとか自分の力で外資系大手ファームに現地就職できました。自分自身の力でありたい未来を切り開けたことが、大きな自信につながりました。
自分で挑戦を選択できる環境でのやりがい
現在、私はCEOとの戦略的議論を通じて挑戦領域を自ら選び、これまで培った経験を基盤に新たな領域へと踏み出す機会に恵まれています。この自己決定のプロセスにやりがいを感じるとともに、私の「自ら挑戦するフィールドを切り開く」という信念と、カジトルの哲学である「自己責任の決断の先にこそ、真の安定と豊かな人生が待つ」という思想に共鳴を感じます。
例えば、現在はまだグローバル人材が少ない弊社において、海外案件の開拓という会社として未知のフェーズに挑戦しています。手探りの部分も多く、もちろん苦労することもあります。しかし、海外向けのコンテンツを充実させることで徐々に商談の機会が増えており、確かな手応えを感じています。
また、国内のAI案件においても、多くの方から私の参画により状況が変わったと言っていただけます。これまで獲得できなかったより難易度の高いAI案件についても、クライアントから「ぜひ任せたい」と言っていただける機会が増えており、AI領域においてビジネスを広げることが私のカジトルに所属する上でのもう1つの挑戦であると感じます。
前職の大手外資系ファームでは、資料作りを中心としたコンサルスキルのみを求められ、自分はもっと様々なことができるのにという歯がゆさを常に感じていました。しかし、現職ではソフトウェアエンジニア、プリセールス、コンサルタントという、これまで様々な職種で培ったスキルセットを自分が希望することでフル活用できています。やりたいことになんでも挑戦できるこの環境こそが、今は私にとって最もやりがいを感じられる場所です。
なりたい自分を実現するために、私たちと一緒に挑戦しませんか
何か挑戦してみたいことがある皆さんにぜひジョインしてもらいたいです。海外に住みたい、英語で様々な国のメンバーと協力して働けるようになりたい、AIスキルを伸ばしたい、GAFAに入社できるような一流エンジニアになりたい、なんでも良いと思います。挑戦したいという思いがあれば、それを後押しできる環境と人材が揃っています。
人は何かに挑戦しようとすると、「AIスキルをアップして市場価値を上げたいが、AIについてわからない」、「海外で働いてみたいけど、海外業務の経験がない」、こういった様々な葛藤が出てくると思います。葛藤するのは、高い目標を掲げている証拠だと考えています。カジトルでは、少し背伸びした挑戦をしたい仲間に対し、周りがサポートしながら適切な業務と役割を提供できるような柔軟性と理解、仲間意識があります。多様なバックグランドを持つ人材が皆さんのありたい姿を実現するためのお手伝いができると思いますし、私も皆さんから多くのことを学べると考えています。
私自信キャリアで沢山葛藤し、過去に会社に多くを期待して叶わなかった身です。この経験から、今はカジトルという会社を通じ、何かに挑戦したい人に対して少しでもサポートができたらということを常に考えています。夢を叶えられずにキャリアに葛藤していた当時の自分が入りたいと望むような会社にしていきたいと考えています。
なりたい自分になるために挑戦したい皆さんと共に私も成長していきたいと考えているので、ぜひ弊社について検討いただけると嬉しいです。
