部署ごとの雰囲気の違いはあっても、落ち着いた働き方は共通
中村と平野は、業務上での関わりはないものの、新卒入構1年目から3年目の新人の親睦会である“3期会”で出会いました。2010年入構の中村は、現在、JIS認証事業部に所属しています。
中村:当事業部は、JISマーク認証が主な業務です。お客様の工場などを訪問し工場審査や製品試験などを実施することで、JISへの適合を判断し、認証を行っています。私は実際の審査ではなく、基幹システムのシステム管理者と、請求書発行や未収入金管理などの事務を担当しています。
私は結構いろいろな部署を経験しているほうですね。入構すぐの配属先は計量計測部門で、そこからISO認証の部門に異動して営業を担当し、産育休明けに現在の部門に移りました。2人の子どもがいるので、これまでに産育休を1年半ずつ2回取得しています。
現在担当している基幹システムは、JISマーク認証やCRM、進行中の審査の進捗などのすべてを管理するもので、売り上げの計上や月報の作成などもそのシステムで行っています。システムの開発段階からプロジェクトリーダーとして携わっていたので、引き続きシステム管理者になって、毎年の機能の追加やユーザーの管理も担当しています。
平野は2013年入構。マネジメントシステム部門企画センターのカスタマーリレーション部グローバルサービス課の所属です。
平野:グローバルサービス課では海外での審査を管理する海外依頼審査を担当しており、主登録をされた日本の組織の下にある海外の子会社がISOの取得を希望された場合に、円滑に実施できるようなサポートを行っています。課の中では国ごとに担当が分かれており、私はJQAの拠点がないタイ・ベトナム・インドネシア以外の海外依頼審査業務の担当です。
入構後は企画部国際課に配属され、Web社内報やベトナムでの計量セミナーを担当していました。マネジメントシステム部門に異動してから、産育休を取得しています。
中村:基本的には産育休明けは平野さんのように元の部署に戻るのが基本ですよね。私は社内結婚の相手が同じ部署だったこともあり、産育休明けとともに違う部署に異動になりました。部署によって雰囲気が違うので、異動になると慣れるまでは少し戸惑います。
平野:たしかに、本部にいたころと今のグローバルサービス課の雰囲気の違いはありました。しかし、どの部署でも共通しているのは、落ち着いた職場の環境であるところだと思います。
担当する仕事も、それぞれの部署によって大きく変わってきました。
平野:企画部では、自分でアイデアを出して企画を立てていました。当時、計量計測部門がベトナム進出を計画しており、その足掛かりとして行っていたベトナムでのセミナーのサポートが主な業務です。
それと並行して、Web社内報では海外関係の記事も担当し、海外出張へ行く人のインタビューのほかに、私自身の話として大学でのアメリカ留学の経験や、ベトナムとの文化の違いなどをコラムにまとめていました。
自分の考えで業務を進めていくのは、正解がないところが大変でしたね。それに対して、マネジメントシステム部門は、審査を無事に完了させるという明確なゴールがあるので、私の性格としてはこちらの方が向いているように感じています。
中村:私は入構後の部署では事務系の仕事だったのですが、マネジメントシステム部門では営業として活動していました。1年目は既存顧客を担当して、2年目から新規顧客の獲得も同時に担当するようになりました。
既存のお客様のサポート業務として工場などの審査に同行することも多く、沖縄などにも出張していました。お客様の審査を担当する審査員に対するフォローも重要なので、お客様から事前に聞き取ったポイントなどを審査員にフィードバックするのも大切な業務でしたね。
仕事に向き合う中で、新しい学びが見出し続けられる環境
さまざまな業務をこなしてきたことで、自己の成長にもつながったとふたりは語ります。
中村:会社に入ってから学ぶことがとても多かったですね。私はなんの特技も資格も持たずに入構しましたから、仕事についてから必要なスキルを取得しなきゃいけないという状況に追い込まれることがありました。
直近の仕事でいうと、英語ですね。JISは日本の規格ですが、日本に輸出したい海外のお客様がJISマーク認証を申請するケースも多く、お客様の3割が海外の企業です。ISOの部署では英語の対応を請け負ってくれる専門部署があったのでお任せしていたのですが、今は自分がやるしかない状況ですし、急遽、英会話教室にも通って勉強しました。
もうひとつ、基幹システム開発のプロジェクトリーダーに任命されたものの、「https」の意味さえもあやふやな超初歩の知識しかなかったので、なんとか開発ベンダーさんに助けていただきながら、いろいろとシステムについて勉強しました。しかも、情報戦略委員会でクラウドの基幹システム利用について説明するのがJQA初だったので、勉強せざるを得ない状況でした。
平野:産育休から復帰してから英会話教室に通ったのは、時間のやりくりが大変だったのではないですか?
中村:そのころは在宅勤務制度もなく、時短勤務をしていたので、3時25分に退社して4時からのレッスンを受けて、そこから保育園に向かって、5時半には迎えに行けていたかな。毎日はできないから週に1回か2回通っていて、その経験がきっかけとなって英語への恐怖心は和らいだように思います。
平野:私は大学が外国語学部だったので、英語を使った仕事をしたいと思って入構しました。ちょうどJQAが海外展開し始めていたころで、そこがマッチングしたのだと思います。入構2年目には、企業の品質管理のコンサルを行っているIMTというベトナムの企業で3カ月ほどインターンもさせていただきました。
その後、ベトナムでの計量セミナーを担当したので、インターンでコネクションができたIMTに協力を仰ぐなど、業務でも英語をフル活用してきましたね。入構前に抱いていた業務のイメージとギャップはまったくなかったのは幸せなことでした。
産育休から復帰した後の働き方は?制度を活用して時間を確保
それぞれの部署の要となって働くふたりは、プライベートでは子育ての真っただ中。仕事と子育てを、会社の制度を活用して両立させています。
中村:もともと時短勤務の制度がありましたが、コロナ禍以降は在宅勤務が週2日まで可能になりました。どうしても出社しなくてはならない部署もあるかと思いますが、ありがたいことにうちは夫婦ともにJQAで、かつ在宅勤務ができる部署で働いているため在宅勤務の曜日をお互いにずらし、週に4日はどちらかが家で仕事をできるようにしています。
平野:私は産育休中にコロナ禍になったので、ニュースなどではリモートワークが増えてきたと言っているけど、JQAは難しいだろうなと思っていました。ですから、復帰した時に在宅勤務が導入されたと聞いて、非常に嬉しかったです。
中村:それでも、子どもが小学生になると時間のやりくりがなかなか難しい。保育園は朝早くから夜遅くまで預かってくれるので安心でしたが、うちの小学校は登校時間が遅く、送り出してから出社すると定時の9時を過ぎてしまう。だから、2人とも出社する日は、旦那に時差出勤をしてもらっています。制度をフル活用ですね。
平野:うちは保育園には入れず、幼稚園に行かざるを得なくなってしまったんです。幼稚園は預かってくれる時間が短いし、夏休みなどの長いお休みもあります。
私の両親が家の近くに住んでいるので、私の出社日はサポートをお願いしていますが、毎日というわけにはいかないので、なかなか難しいですね。そのため、もし在宅勤務制度が導入されていなかったら仕事を続けられていたか正直わかりません。
中村:その通りです。制度が活用できるからこそ子育てと両立できるのだと思います。私は時短勤務が来年度いっぱいでなくなってしまうので、そこからどうなるかは正直まだ不安です。フルタイム勤務になることで、仕事の内容も変わってくるかもしれないですしね。
ただし、上司からは将来自分がマネージャーになるつもりで働いてほしいと言われているので、長期的なキャリアを見据えていかなければと思っています。
ふたりの共通の趣味を語り合うのも、休み時間の大切なリフレッシュ
子育てをしながらも仕事を続けたいと声をそろえるふたり。JQAで働くやりがいはどんなところにあるのでしょうか。
中村:信頼してなんでも自由に任せてくださる上司なので、プロジェクトを立ち上げて自分でゴールを設定し、それに対して結果を出すというところに仕事の楽しさを感じています。また、基幹システムの導入など、JQAの中でうちの部門は率先してDX化を進めているので、先頭を切って進んでいくところにはやりがいがあります。
平野:私は、産育休から復帰して海外依頼審査の業務に戻った時に、仕事がやりづらいと感じた部分がいくつかあって、そのたびに業務改善を進めてきました。それができたおかげで、だいぶ仕事が楽になったと感じており、上司からも、既存のやり方にとらわれずに柔軟に進めてほしいと言われています。いろいろな部署の協力を得ながら進められたことに手ごたえを感じていますね。
機構全体に、やりたいという提案が受け入れられ、任せてもらえる環境や風土が根付いている、と口をそろえるふたり。そして、ワークライフバランスの取りやすさも、JQAの魅力だと語ります。
中村:デスクワークが続くと体が固まってしまうので、私は週に2回、家の近所でフットサルをして体を動かすようにしています。JQAには、野球部やテニス部があるので、部に参加している人も多いですね。
平野:私はピアノが趣味で、自宅で演奏して楽しんでいます。それと中村さんと共通の推しである「新選組!」(2004年に放送されたNHK大河ドラマの表題)。中村さんは歴史オタクで、私は大河ドラマのファン。お昼ご飯を一緒に食べながら、「新選組!」について思う存分語り合っていますよね(笑)。
今にも「新選組!」の話題に盛り上がりそうなふたり。対談の最後に、これからJQAをめざす方たちにメッセージをもらいました。
中村:私は仕事も趣味も子育ても、どれも欲張って大切にしながら、良いバランスを保てています。プライベートが満足できれば、仕事も充実するはずなので、ワークライフバランスを重視したい人は、ぜひJQAに来てください。
平野:ワークライフバランスが取りやすく、柔軟に働ける制度が整っているので、子どもが生まれても、ほとんどの方が復帰して働き続けています。自分の人生を大切にしながら、やりがいのある仕事に挑戦できる職場ですよ。
楽しそうに語り合うふたりからは、和やかな職場の雰囲気がそのままにじみ出ているようでした。
※ 記載内容は2024年8月時点のものです

