人と向き合う経験を強みに。私が営業職を選んだ理由
学生時代は国際文化学部に所属し、学校の研修や旅行を通じて、多くの国を訪れる機会に恵まれていました。異なる文化や価値観に触れながら、日本とはまったく違う環境を体験できたことは、今振り返ると自分の視野を大きく広げてくれた貴重な時間だったと感じています。
また、スポーツクラブでのアルバイト経験も、私にとって大きな財産です。日々多くのお客さまと接し、トレーニングのサポートや指導を行う中で、自然とコミュニケーション能力が磨かれていきました。お客さま一人ひとりの目標や体調に合わせて対応する経験を通じて、相手のニーズを汲み取り、最適な提案をする力が身についたと感じています。
こうした経験から、就職活動では営業職を軸に企業を探しました。人と接することが好きで、コミュニケーションを通じて価値を提供できる仕事に魅力を感じていたからです。メーカーや商社、証券会社、IT企業など、業界を限定せず幅広くエントリーしました。
J:COMについては、実家で利用していたこともあり、「ケーブルテレビの会社」というイメージを持っていました。合同説明会で話を聞いた際には、「営業の会社なのかな」という印象をうっすら持っていたことを覚えています。その後、会社説明会などに参加する中で、社内の雰囲気が明るく、働きやすそうな会社だと感じるようになりました。はっきりとした理由というよりも、漠然とした好印象が積み重なっていった感覚です。また、一定の知名度がある会社で働きたいという思いもあり、最終的に入社を決めました。
採用選考の中で特に印象に残っているのは、二次面接での出来事です。質問に対してうまく答えられず、自分でも何を話しているのか分からなくなってしまいました。最後に同じ質問をもう一度されたときには、「これはもうダメだな」と正直思っていました。それだけに、選考通過の連絡をもらったときは、本当に驚いたことを今でもよく覚えています。
訪問営業から法人営業へ。幅広い経験が力になる
入社後は、約2か月間の研修からスタートしました。最初の1か月は社会人としての基礎研修、残りの1か月は商品研修という構成です。社会人としてのマナーや心構えから、J:COMのサービスに関する知識まで、時間をかけてじっくり学ぶことができました。基礎をしっかり身につけたうえで現場に出られたことで、不安なく仕事を始めることができたと感じています。
研修を終えて配属されたのは、湘南・鎌倉エリアです。最初の半年間はお客さまサービス推進部に所属し、既存のお客さまへの営業を担当しました。その後、営業部へ異動し、約1年間、戸建住宅への新規訪問営業を経験します。インターホンを押すところから始まる、いわゆる訪問営業で、営業の基礎を体で覚えた時期でした。
その後は、約1年9か月間、クロスセルラウンダーとしてauショップに常駐し、J:COMサービスのご案内やアポイント獲得を行いました。さらにジョブローテーションにより神奈川法人へ異動し、約2年半にわたって法人営業統括部での業務を担当しました。不動産管理会社を訪問し、新入居情報を取得する営業を経験するなど、個人営業から法人営業まで、幅広い営業経験を積むことができました。
入社前は、J:COMを「営業会社」というイメージで捉えていましたが、実際に入社してみると、メディア分野にも非常に力を入れている会社だということを知りました。また、会社というと堅い雰囲気を想像していましたが、職場は想像以上にアットホームでした。分からないことがあればためらわずに質問でき、さまざまな人とコミュニケーションを取りやすい環境だったと感じています。
仕事終わりに飲みに行くこともありましたし、休日に会うほど仲の良い関係が築けたのも印象的です。こうした良い意味でのギャップは、今でも強く心に残っています。
新設部署で挑む、自治体営業という新しいフィールド
現在私は、2024年12月に発足したばかりの公共ソリューション営業部に所属し、神奈川県内の自治体を担当しています。業務は、各自治体のホームページを確認し、予算書や各種計画を調べるところから始まります。そのうえで、部内で共有された情報も活用しながら、担当課へのヒアリングを行っています。飛び込みで訪問することもあれば、電話でアポイントを取ってから伺うこともあります。
担当課の方からは、現在取り組んでいる施策や抱えている課題、今後予定している取り組みなどを丁寧に伺い、その自治体にとって最適な提案を考えていくのが私の役割です。
この仕事の特徴は、提案した内容を予算化していただくところからスタートするため、案件のスパンが長い点にあります。基本的には1年後、2年後を見据えた話を今から進めていく形になるため、自治体の担当者と信頼関係を築きながら、時間をかけて進めていく必要があります。これまでの営業では、J:COMのサービスを提案・販売することに注力してきましたが、自治体営業では、相手が抱える課題に対して「どのように期待に応えられるか」を軸に対話を重ね、潜在的なニーズを引き出すことを意識しています。
地道に自治体へ足を運び、対話を重ねながら、協力会社との関係構築を続けてきた結果、少しずつ相談や案件の話をいただけるようになってきました。公衆Wi-Fiや光回線の導入、デジタルサイネージの設置といった具体的な案件が動き始めており、これまで諦めずにコツコツと取り組んできて良かったと、心から感じています。今後は、これらの案件を確実に成果へとつなげていくことが目標です。
信頼関係を築くうえで、私が特に意識してきたのは、接触回数を増やすことです。こまめにコミュニケーションを取り、小さなことでも相談に乗りながら、自治体の担当者や協力会社の方と、短時間でも顔を合わせる機会を大切にしてきました。これまでの営業経験で学んだ「足しげく通い、直接顔を合わせることが重要」という考え方は、現在の業務でも大いに活かされています。
もちろん、苦労する場面も少なくありません。立ち上がったばかりの部署ということもあり、思い通りに進まないことの方が多いのが現実です。これまで扱ってきた商材とはまったく異なる新しい提案を行うため、関係各所に確認しながら、一つひとつ丁寧に進めていく必要があります。
それでも、入社当初と比べると、訪問やアポイント取得のための連絡にも躊躇せず取り組めるようになり、自分自身の度胸や行動力が確実に身についてきたと感じています。この成長を糧に、これからも新しい分野に挑戦し続けていきたいと思っています。
着実な受注と新たな挑戦を重ねながら描く、これからのキャリア
今後の短期的な目標としては、現在進行中の案件を一つひとつ着実に受注につなげていくことを掲げています。できれば、私が担当している自治体それぞれで、まずは1案件ずつ受注することが目標です。公共ソリューションの営業は、検討から受注までに時間がかかる案件が多く、自治体の方々と信頼関係を築きながら、長い視点で進めていく必要があります。だからこそ、自分が提案した内容を予算化していただき、受注に至るまでの一連のプロセスそのものを大切にしたいと考えていますし、そこに大きなやりがいを感じています。
J:COMで働く魅力は、本当にさまざまな経験ができる点にあると思います。営業のプロフェッショナルが多く在籍しており、日々多くのことを学べますし、社内にはメディア部門やSEなどの技術職もあり、自分の得意分野や興味のある仕事を見つけながらキャリアを築いていける環境があります。私自身も、個人向け営業、法人営業、そして現在の公共ソリューション営業と、複数の領域を経験してきましたが、それぞれのフィールドで得られた学びは、今の仕事に確実に活きていると感じています。
営業部門の視点でいうと、活躍できるのは「やるべきことはしっかりやり、切り替えるところは切り替えられる」メリハリのある人だと思います。ONとOFFの切り替えができること、そしてできれば少しのハングリー精神を持っていることも、大切な要素ではないでしょうか。営業は成果が求められる仕事である一方、自分で考えて動ける自由度もあります。そのバランスをうまく取れる人ほど、長く活躍できる仕事だと感じています。
今後は、社内に前例のない新しい取り組みにも、前向きにチャレンジできる人にぜひジョインしてほしいと思っています。特に公共ソリューションの分野は、まだまだ可能性が広がっており、新しい発想や提案が求められています。自分のアイデアを形にしたい、新しい価値を生み出したいという意欲のある方と一緒に働けたら、きっと刺激的で充実した日々になるはずです。

