デジタル変革の司令塔として、総合インフラサービス企業への変革を牽引
グループ全体のIT・DX戦略方針の策定と推進を担うIT・DX戦略部。インフロニア・ホールディングスが総合インフラサービス企業への変革を加速させる重要な役割を果たしています。
久野:IT・DX戦略部は、グループデータマネジメント室とIT・DX戦略室で構成されています。IT・DX戦略室はホールディングス全体のIT・DX推進を担っており、一方、グループデータマネジメント室は、各事業会社にデータの活用や新たな課題解決、ビジネスチャンスの創出などを行っています。
私が所属するIT・DX戦略室のメンバーは約8名です。現在は次期IT・DX中期計画の策定を進めており、私はその中で具体化しているプロジェクトとして、パソコンの共同購買と運用の統合に向けた取り組みを、各社の担当者とともに進めるのを担当しています。
山本:私は2024年6月よりキャリア入社し、同じくIT・DX戦略室に所属しています。IT・DX中期計画には検討の段階から携わり、ビジネス戦略を実現するためのIT・DX戦略や中長期的なITのロードマップなどについて議論してきました。
現在は久野さんとともにパソコンの共同購買と運用統合のプロジェクトを進めているほか、グループネットワーク刷新のプロジェクトも担当し、他メンバーと協力してグループ全体の運用効率化とコスト削減に取り組んでいます。
眞分:私が所属するグループデータマネジメント室では、グループ全体でのデータ活用を検討すると同時に、データの管理やルールづくり、データを活用しやすい環境づくりなど、いわゆるデータマネジメントを行っています。
2024年に立ち上がったばかりの部署で、室長1名とメンバー2名の3人構成です。私は主に、グループ各社のデータ共有・活用を促進するためのデータ分析や基盤構築について検討しています。
各事業会社と連携したIT・DX戦略推進の支援に取り組む上で、3人にはそれぞれ大切にしていることがあります。
眞分:2024年4月時点では、各事業会社のデータを共有するには高いハードルがありました。この課題を解決するには、まずデータを共有するメリットを感じてもらう必要があります。
単なる報告書から一歩踏み込んで、「こういう活用方法があるのではないですか」と提案し、コミュニケーションのきっかけをつくることを意識してきました。
久野:ホールディングスが一体となってプロジェクトを進めるには、各事業会社に寄り添うことが重要だと考えています。ホールディングス側にも事業会社側にも、それぞれ事情や考え方の違いがあるため、突っ張ねたり押し付けたりせず、相手の立場を考えることを心がけています。
山本:当社はまだホールディングス化して3年目。役割分担や前提条件を整えるところから始めなくてはなりません。それぞれの事情に配慮しなければすれ違いが起きてしまうため、ここにいる眞分さんと久野さんの力も借りながら、まずは各事業会社の背景をしっかり理解することを意識しています。
多様なキャリアが交差するIT戦略の最前線。異なるバックグラウンドが生むシナジー
前田製作所から出向中の久野は、入社以来、情報システム一筋でキャリアを積み上げてきました。
久野:地元の長野で働けるメーカーを志望していて出会ったのが前田製作所です。入社後はIT部門に配属され、社員からの問い合わせ対応などを担当し、基幹システムやグループウェアの切替も経験してきました。
そして入社6年目、インフロニア・ホールディングスへ出向することに。自分と近しい部署・年代の方が先に出向しており、自分も「出向の可能性が」高い雰囲気を抱いておりましたが、数年間という期限付きということもあり、新しい経験ができる喜びを感じながら仕事に取り組んでいます。
一方、前田建設から出向中の眞分。まだ若手ながら、入社から5年弱でIT部門の第一線でさまざまな業務を経験してきました。
眞分:大学で開催された前田建設のセミナーに参加した際、大学OBだった担当者の方から熱烈にアプローチいただいたことが入社の決め手になりました。入社後はAI・IoT研究センターに配属され、AIに関する情報発信やDX教育などに携わり、社員向けの試験の企画から運営までを担当しました。
本格的にデータ戦略を担うチームにアサインされたのは2022年です。そして2024年5月にインフロニア・ホールディングスへ出向し、現在に至っています。
3人の中では、ただひとり転職組の山本。前職での経験を強みに、即戦力として活躍の場を広げつつあります。
山本:私は製造業のIT部門で長くキャリアを積んできました。役職定年を迎えましたが、ようやくITをビジネスに活用する動きが世の中で高まっているこのタイミングで第一線から身を退くのは惜しいと感じ、より大きな舞台で仕事ができる環境を求めて転職しました。
当社はホールディングス化してまだ日が浅いため、整備が行き届いていない部分はあるものの、そのぶんホワイトスペースが多く、伸びしろが大きいという印象です。さらに経営陣との距離が近い部署なので、いろいろなことにチャレンジできそうだと感じています。
ホールディングス化でIT・DX改革を加速。個の強みを活かすチームワークが原動力に
事業会社からホールディングスへと活躍の場を移し、現在はIT・DX中期計画の具体案件に取り組む久野。業務範囲の広がりに戸惑いながらも、大きな手ごたえを感じていると言います。
久野:ホールディングスではグループ全体を視野に入れた調整が求められるため、前田製作所の情シス時代とは違って、常に1,000人を超える社員が対象となるケースがほとんどです。1案件で動く金額や影響の大きさも桁違いですが、皆さんの協力のおかげで今年度はパソコンの購買先を無事に決定するに至り安堵、現在は運用先の選定を進めています。
事業会社ごとに立場や意見がありますし、ひとつの方向にまとめていくことは簡単ではありません。最初は顔合わせからのスタートでしたが、徐々に各事業会社との信頼関係を築き、着実に前に進めている手応えがあります。
とくに心強いのが今年から一緒に担当をさせてもらうことになった山本さんの存在です。構想段階で停滞していた計画を、実行フェーズに移せたのは山本さんの貢献があってこそでした。
前職で培われた知見は非常に参考になりますし、山本さんの豊富なマネジメント経験がプロジェクトに大きな推進力を与えており、非常に頼もしい存在です。
山本が前職の経験を存分に発揮しながら活躍できているのは、インフロニア・ホールディングスに働きやすい環境があるからこそ、それぞれ強みを活かせる風土がIT・DX戦略室の活動を支えてきました。
山本:IT・DX戦略室の取り組みは、一人では完結しません。これまでのキャリアで培ったITの経験を活かすためには、チームメンバーとの協力が不可欠です。インフロニアは中途入社の社員にも優しく、働きやすい環境だと思います。
また、経営層がデータドリブン経営に真剣に取り組んでおり、眞分さんたちが取り組んでいるデータ活用の分野はビジネスに貢献できる機会が多くあると感じています。私個人がどこまで貢献できるかは未知数としても、可能性に満ちた環境で働けることに今はワクワクしています。
一方、グループ全体のIT・DX戦略の成功の鍵を握るデータ活用を担う眞分。新たな価値創造に向けて、意欲を新たにします。
眞分:入社当時と比べると、自分で考え、主体的に動く場面が増えたと感じます。とくに昨年、データ分析プロジェクトで事業部担当者と一対一で話し合う機会を持てたことは、自分にとって大きな成長のきっかけになりました。
単にデータを集計して結果を示すだけでは、それを業務プロセスに組み込むことはできません。実際の意思決定に寄与するかたちでデータを提供し、実務に活用される仕組みを構築することが、私たちの使命だと考えています。
総合インフラサービス企業への道標。ITとビジネスを結ぶ架け橋に
IT・DXを推進し、インフロニア・ホールディングスが総合インフラサービス企業へと生まれ変わるために。3人にはそれぞれ成し遂げたい目標があります。
眞分:データ活用を通じて意思決定のスピードを高め、精度を向上させることが私たちの役割です。そのためには、まず「データを活用して良い成果が得られた」という成功事例をひとつでも多く生み出し、それを全社的に展開していかなくてはなりません。
ホールディングス全体でデータ活用の意義を共有し、各社の自治権を尊重しつつ、「ここはグループ全体で取り組むべき領域」「ここは各社で対応するべき領域」といった自然な住み分けが実現できる状態をめざしています。IT部門と現場の方々とのコミュニケーションをさらに活発にして、ビジネスにとって有意義なデータ活用の取り組みを増やしていきたいですね。
久野:これまでは社内ニーズに応える受け身のスタンスでしたが、今後はより積極的にリーダーシップを発揮できるようになりたいと考えています。出向期間が終了して前田製作所に戻るまでに、ビジネス寄りの視点でより踏み込んだ議論のできる存在になることが目標です。
山本:私は自分にとって残りのキャリアの中で、ITがビジネスに具体的な貢献を果たした実例を残したいと考えています。グループ全体で協働し、シナジーを創出することが目標です。ITがビジネスと一体となって動くこれからの時代、きっとおもしろいことができると確信しています。
経験と個性を強みに、自分らしいキャリアを歩む3人。それぞれの視点から、未来の仲間に向けて、伝えたいことがあります。
久野:前向きに取り組むことで可能性は広がるものです。ポジティブに行動することで、自分自身だけでなく、周囲の働きやすさにもつながると感じています。そんな価値観を共有できる方と共に、DX推進に向けて協力していければうれしいです。
眞分:私自身、入社以降これまで、さまざまな経験をさせてもらってきていると感じています。インフロニア・ホールディングスには個人次第でやるべきことを見つけられる環境があります。自ら考え、行動する意欲を持って、自身の可能性を広げてください。
山本:デジタルに関する部門は整備が進行中の部分が多いぶん、ITの仕事がしたい方はとくにおもしろさを感じられる環境だと思います。私自身、もちろん厳しい指摘を受けることもありますが、それらは的確だと感じていますし、そもそも経営陣との距離が近く、直接やり取りしながら仕事を進められるのは大きな魅力。
自分の力を試し、手を動かして貢献したいと考えている方がこの部門にも来てくださることを楽しみにしています。
※ 記載内容は2025年1月時点のものです
