訪問営業での学びと「夢を持つ大人」を求めた就職活動
学生時代、私が最も注力したのはアルバイトでした。輸入品を取り扱う会社で、居酒屋などにお酒を売りに行く訪問営業をしていたんです。この経験で学んだのは、ただ商品を売るのではなく「まず自分を売る」ということでした。訪問先のホームページを徹底的に調べ、そのお店が大切にしていることを理解し、挨拶や即日のフォローメールなど当たり前のことを当たり前に行う。お客さまに自分を気に入っていただいてから商品を提案する、この二段階の営業スタイルでコミュニケーション能力が大きく鍛えられました。
就職活動では3つの軸を設けました。1つ目は若手の裁量権です。年功序列で下積みをするより、20代から意思決定に携わり自分の力を試したかった。2つ目は「夢を持っている大人がいるかどうか」。面接では必ず「夢を持っていますか?」と逆質問していました。他社では年収など個人的な目標を語る方が多い中、この会社の社員は「こんな社会を作りたい」「日本をより良くしたい」という、私利私欲を超えた志を持っていました。3つ目は資本力。理想だけでは事業は続かないからこそ企業体力があるかどうかを見ていました。
価値観研修から始まった成長の軌跡と現実のギャップ
入社後、最初に驚いたのは「価値観研修」というIKK独自の研修制度でした。一般的な企業であれば、まずスキルを教えるのが普通だと思うのですが、IKKでは人としての考え方、社会人としての考え方、そして会社の理念を徹底的に学ぶことから始まります。1年目は木で例えると根っこの部分、人生観や仕事観、「何のために」という目的にフォーカスした研修が多くありました。
その後のキャリアを振り返ると、1年目はプロデューサーとして結婚式の営業とマーケティングを担当し、2年目でMVP1位を獲得、3年目で営業チームリーダーそして4年目では会長秘書を兼任、そして5年目で新店舗立ち上げ支配人、7年目に総支配人に昇格し、現在は9年目で人事課長を務めています。入社後に最も感じたギャップは、結婚式という1日がどれだけ責任の重い1日であるかということでした。人生で一度きりの大切な日を任せられるということは、絶対に失敗できないというプレッシャーと常に向き合うことです。「お客さまの涙は感動の涙でなければいけない」という言葉の意味を、実際の現場で痛感しました。
人の人生に本気で向き合う人事責任者として
現在私は人事の責任者として、採用、教育制度、研修設計、人事評価を担当しています。人事の仕事は単なる制度設計や採用業務ではありません。私たちが向き合っているのは、人の人生そのものなのです。だからこそ人事部で掲げた「本気であれ、愛と情熱を持って希望となる」というミッションを掲げ、一人一人の人生に本気で向き合う覚悟を持って取り組んでいます。
人事の仕事は数字で成果を測ることではなく、人の言葉が何より正解になると考えています。学生の皆さまがたくさんの企業の中からIKKを選んでいただき、入社後に「IKKに入って正解だった」と言っていただけることが、何より嬉しい瞬間です。目に見えない人の想いを創り、その想いがやがて組織の文化となり、未来を照らす力になると信じています。一方で、正しさだけでは人は動かないという現実にも直面しました。どれだけ素晴らしい理念でも、それが自分事化されなければ行動につながりません。研修においても、誰の心に届くのかを問い続け、一人一人の価値観を言語化することを大切にしています。理念が文字から言葉に変わり、自分の言葉で発することができるような、そんな研修作りをめざしています。
人の幸せを追求し続ける未来への挑戦と仲間への想い
短期的な目標として、27卒のマイナビ人気企業ランキングで業界12年連続1位、九州4年連続1位を獲得し、文系ランキング30位以内をめざしています。(2025年取材時点)しかし、それ以上に大切なのは、IKKに入社したスタッフが1人でも多くの働きがいとやりがいを感じ、この会社で働くことが幸せだと思えるような環境を作ることです。
IKKを世界で一番働きがいのある会社にしたいと考えています。そして日本の社会が「華金よりも華月という言葉が溢れ、早く仕事に行きたい!と思える世の中にすること」が私の夢です。私たちの仕事は単なるサービス提供ではなく、お客さまの思いを形にする仕事だからこそ、誰かの人生に深く関わりたいと思う人にとって最高のフィールドだと確信しています。採用候補者の学生の皆さんやキャリア入社いただく方には、自ら考え自ら決断挑戦し、成果を作る人、そして明るく元気で前向きな方と一緒に働きたいと思っています。肩書きではなく、誰とどんな未来を創るかが大切です。人の人生に本気で関わりたい、自分の仕事に誇りを持ちたいと思っているなら、IKKはその思いに必ず応えてくれる場所です。
