システム関連のトラブルはお任せあれ。池田糖化のインフラは自分が守る
システム部門のインフラ管理チームで働く寺崎は、日々の業務として社内で利用されているパソコンをはじめとするデバイスの不具合に対するトラブル対応や、社内のあらゆる部署の社員からのパソコン関連の問い合わせ対応にあたっています。
「全4名のチームですが、ネットワーク、サーバなどの担当が分かれていて、各デバイス、インフラの管理を行い社員が円滑に業務ができるよう、日々のトラブル含め対応しています。自分が担当する業務で、判断が難しいものや大きな問題に直面した時は全体ミーティングで管理業務全体に関わる判断は上司と相談し、各管理業務に関しては担当の責任者へ確認した上で作業を進めています。
現在は、社内のそれぞれの部門ごとに異なる環境に合わせたパソコンを用意して設置するといった業務が私たちの担当。私が関わるもっとも大きなプロジェクトとしては、5~7年に一度社内で行うパソコンリプレイスの対応で、今から進める予定です。
パソコンのリプレイスを行う目的は、現在社内で使っているパソコンのOS(Windows)のサポート期限が迫っており、新しいOS(Windows11)への更新が必要な時期なので、そのリプレイスに向けた検証を行っているところです」
パソコンの他にもネットワークや各業務システムが動作しているサーバやネットワークの維持運用を行っている部署です。 社内のインフラ環境を整える、非常に重要な役割を果たすチームであり、縁の下の力持ちと言えるかもしれません。さらに寺崎は、上長から「直近の目標としてOA事務機器や電話などを統括するデバイス管理者になってほしい」と、キャリア形成における新たな役割を求められています。
「たとえば、営業部門に渡しているスマートフォンやプリンターの管理、ネットワーク機器といったパソコン以外の管理運用です。パソコン以外にもOA事務機器や電話は業務維持に必要な機器であり、それぞれに対応したデバイス管理をすることが役割として求められています。
パソコンやOA事務機器などのデバイスは、一つひとつの作業はシンプルです。今後はアウトソーシングを進め、人材不足が懸念される時代に対応するため、運用改善なども見据えて進めていくことが私のミッションですので、管理体制の勉強も進めています」
人の役に立ちたい、喜んでほしい。この想いを胸に池田糖化に入社
寺崎にとって池田糖化はキャリアとして2社目の職場です。前職では大学病院で電子カルテのシステム管理を担当していました。
「今の仕事と同様に院内のヘルプデスクとしてトラブル対応も行っていたのですが、それ以外にも、院内の電子カルテの管理や病院情報システムの更新、ドクターや看護師の方が希望するシステム導入の推進、院内の症例データベースの実績まとめなど、幅広く対応していました」
池田糖化に中途入社したのは、大学病院で3年勤めた後のこと。病院情報システムのリプレイスがちょうどひと段落して落ち着き、諸々の事情で広島に居住地を移したいと考えていたことから、転職のタイミングとなりました。
「できればシステム専門の会社ではなく、メーカーでの社内SEやシステム担当といった仕事ができればと考えていました。前職に入社した動機でもありますが、人の役に立つ仕事がしたいという想いは変わらず強くあります。そんな中で、ご縁あって池田糖化に出会いました」
人の役に立ちたいという想いは、実は学生時代から寺崎の胸の奥底に存在していました。演劇部で役者としてたくさんの人の前に立って演じていた寺崎にとって、第三者にわかりやすい表現をして想いを伝え、喜んでもらう、そして認めてもらうことに価値を感じていました。
そんな想いを抱いていざ池田糖化に入社した寺崎は、いくつかの衝撃を受けたと話します。
「大学では情報学科を専攻していましたし、前職でもある程度パソコンやネットワークに関わる仕事をしていたので、それなりに知識はあると思っていました。それでも、やっぱり知らない知識がたくさんあるなと。それは設計などの複雑な部分だけでなく、基本的なパソコン操作や、ネットワーク機器の設定でも、業務として経験しないと知ることができない知識がまだまだたくさんあるのだと実感しました。
また、前職は勤務地が病院だったので、情報のやりとりから人との接し方に至るまで、今の会社と異なる点が多くありました。そのあたりも含めて、入社して2年弱ですがまだまだ勉強中です。社内の方々がみなフランクに接してくれるので質問もしやすいですし、コミュニケーションがとりやすいことがありがたいです」
100名分のパソコン入替。入社半年での更新業務。
寺崎がこれまででもっとも印象に残っている業務は、入社半年のころに取り組んだ内容でした。
「全部で100名ほど、全国の池田糖化の営業部門の方に一人一台支給されているノートパソコンの更新を行いました。一人ひとりに合った設定を入れ、すべてセットアップした状態で利用者の現行機と入れ替えます。日程のスケジュール含めて、大きなトラブルなく滞りなく終えられたことは、今でも強く印象に残っています 」
この経験が寺崎にとって大きな自信につながった背景には、自身が苦手としているスキルが求められた業務であったことが大きかったと言います。
「私は以前から、メッセージのやり取りひとつとっても丁寧すぎると言いますか、細かく説明しすぎてしまう傾向があり、『こんな細かい文章を送っても、忙しくしている日々の業務の中では誰も読まない』と上司に指摘を受けたことがありました。もっと簡潔に、いつ、何をすべきかが一目でわかるように書くことが求められていたんです。
確かに、現場で忙しくしているスタッフに私たちの都合でパソコンやシステムの入れ替えをお願いするわけですから、できるだけ簡潔に、相手の時間をとらず、でもわかりやすくしないといけない。イラストを付け加えたりすることも必要ですよね。
前職が、比較的細かい部分まで書いて説明を、という考え方だったので、そもそも大前提となる意識を変えることが、最初は難しかったです。『こんなに簡潔に書いてしまって大丈夫かな』と不安にもなりました。
でも、探りながら、意見を聞きながら調整していった結果、『ここまで読んでもらえたらOK』という要点を抑えられれば問題ないということを実感できました。細かい部分は後からでもフォローできますし。あらためて、人に物事を伝えるテクニックが鍛えられたと思います」
自分にも他人にも誠実に、一つひとつの仕事を確実に。管理者に向けて。
社内外のヘルプに対して、全力で応対している寺崎。仕事をする上で大切にしているのは、「わからないことや不確実なことがあれば、必ず自分の目で判断する」ということだと言います。
「加えて、曖昧な表現をしないように努めています。その場しのぎで自分でも確信が持てないようなことを相手に発信してしまうと、後々自分に返ってくることはわかっていますので。これは、前職時代も痛感したことです。ですから、確実なこと、正しい情報をしっかり吟味して伝えるようにしています。
もうひとつ意識しているのは、判断したこと、決定したことは必ず文書で残すこと。これは、システム屋ならではの考え方かもしれませんが、口頭で伝えた内容は、必ず言葉にして残します。システムを導入するにしてもその他の場合にしても、最終決定権は私たちではなく、現場でシステムを使う人です。そこを文書で残すことで確実性を高めています。
当社はまだまだ紙ベースでの情報のやりとりが多いのですが、徐々に電子化を進めていきたいですね。入力の効率化や自動化によって現場の負担軽減につながりますし、電子ファイルで保管していれば必要な情報を正確にかつ素早くに取り出せる。電子化は『記録として残す』ということに長けていますから」
前職での経験、成功したことも失敗したこともすべて糧にして現在の仕事に活かしている寺崎に今後の目標を聞いたところ、返ってきた答えは「デバイス管理者を経て、クライアント管理者になること」でした。
「デバイス管理者はまず達成すべき通過点に過ぎず、今後はクライアント、サーバ、ネットワークと技術的な難易度が上がるにつれ、スキルアップが必要になります。
なので、先ほどお話した社内のパソコンのリプレイスは、すごくいい機会です。セットアップの知識が必要なのはもちろんですが、現場の人たちがどんな用途でパソコンを使うのかを考えた上で運用設計していく力が必要となります。
今回パソコンリプレイスによる新しいOS(Windows11)に変わるにあたって、どんな新機能があるのか、それが利用者にとって役に立つかどうかを取捨選択して、必要なものだけを加えていく。
パソコンリプレイスの事前検証というプロセスの中で、社員全員が利用するパソコンやどのような連携をサーバとしているのかなどの基礎知識をどんどん吸収できるチャンスだと感じています」
最後に、池田糖化で働きはじめて今日までの率直な感想を聞きました。
「地元・福山から日本全国へ実績を上げており、地域にしっかりと根付いて地盤を固め、実績を積み重ねてきたという点がすごくいいなと思っています。これこそ地域貢献ですよね。職場環境については、上司や同僚とのコミュニケーションがとりやすく、困った時に相談しやすい環境が気に入っています」
社内が安全かつスムーズに業務を進められるのも、寺崎をはじめとするシステム部門のメンバーの日々の努力があってこそ。クライアントの管理者をめざして、これからも幅広い知識と経験を積み重ねていきます。
※ 記載内容は2024年1月時点のものです
