お菓子に携わる仕事がしたい。その夢から広がった、多様な中間原料への興味
高校生のころからお菓子が大好きで、将来はお菓子に携わる仕事がしたいという夢を抱いていたと語る野々村。
「高校2年生のときに、みんなの前で将来の夢を発表する機会があったんです。そのときに、私が好きなものはなんだろうと考えて、大好きなお菓子に携わる企業で働きたいと思うようになりました。
そしてその夢をかなえるにはどういう進路があるかと検討して、開発より営業に向いていると思い、経営学部のある大学へ進学。大学では社員のモチベーションが企業の業績にどう関わっているかなどを研究していました」
大学時代は勉強に励みつつ、ラクロス部に所属。朝練にも参加しながら、週に5日を練習にあてていました。
「スターティングメンバーに選ばれるように、自分の強みは何なのかを把握し、それを伸ばすことを心がけていました。部活を通じて学んだのは、自分の強みを把握するだけでなく、周囲に理解してもらえるようにアピールすることの大切さです。また、団体競技のため、メンバーの様子を見て元気がないときには声を掛けるなど、助け合いながらチームで成果を出すことを学びました」
そして就職活動の時期を迎えると、野々村は希望する菓子メーカーを中心に製造企業の選考に応募。いろいろな企業を見る中で、中間原料を扱う池田糖化に出会います。
「直接お菓子を製造しているわけではなくても、取り扱っている原料がお菓子やデザートといった幅広い商品に使われていることに興味を持ちました。そして詳しく調べると、原料の形態には粉末や液体、ペーストまであり、味も甘いものから塩味のものまで本当に多種多様で、とても魅力に感じたんです。
私が会社を選ぶ上で重視していたのは、お菓子に携わることだけでなく、やりがいが得られるかということ。池田糖化なら、自分が関わった商品がスーパーの店頭や飲食店に並び、友達や家族に喜んでもらえる。そんなイメージが明確に湧き、入社を決めました」
依頼された原料を、開発部と協力しながら商品として形にしていくやりがい
そして2021年4月に池田糖化に入社した野々村。福山市にある箕島工場で半年間の研修を受けました。
「地元を離れて初めての土地で暮らすことに、最初はとても不安を感じていました。でも営業職の同期とルームシェアをしていたので、仕事もプライベートも協力しながら新しい環境に慣れていきました。研修では開発職の同期メンバーとも仲良くなり、今も月に数回電話して近況報告をし合っています。池田糖化で出会った仲間のおかげで、仕事で大変なことがあっても乗り越えることができました」
そして研修を経て、野々村は東京本社の営業部に配属。先輩に同行し、営業の仕事を学び始めます。
「先輩がお客様と楽しそうに話している姿や、お客様から頼りにされている様子などに感銘を受けました。私もこんなふうに信頼関係を築けるような営業担当になりたい。そう思い、同行する中でお客様とのコミュニケーションの取り方などを懸命に学びました」
先輩の姿から営業を学んだ野々村は現在、一人で担当顧客を持ち、中外食業界を中心に原料の提案を行っています。
「ハンバーガーチェーンやカフェチェーンをクライアントとして、調味料ソースやフルーツソースの提案などを行っています。お客様からご依頼を受けて、どういう味や物性にしていくかを話し合いながら検討。そして検討した内容を開発部に伝え、課題点を解決しながらお客様からの依頼を形にしていきます。開発部の皆さんは優しく頼りになる方ばかり。困ったことがあればいつでも快く相談に応じてくれます」
そうして開発部と協力しながら、原料を使用した最終商品が完成したときに、やりがいを感じると野々村は話します。
「私が学生時代からずっと通っている大好きなカフェチェーンで、提案した原料を採用していただいたことがあったんです。原料を使用した商品が完成し、販売されているのを見たときは、この仕事をやっていて良かったと心から思いました。お客様と一緒に一つの商品をつくり上げていくような達成感が味わえることが、営業としてのやりがいです」
問題への真摯な対応が新たな依頼に発展。対面で話すことで良好な関係を構築
池田糖化に入社して3年目を迎えた野々村。営業の大変さと喜びを同時に感じた仕事があると話します。
「営業を始めてまだ半年も経っていないころのこと。先輩から引き継いだ取引先から、原料の味がイメージしていたものとは異なるというご連絡がありました。私に引き継いだ先輩は中国に転勤してしまっていたため、誰にも頼ることができない状況。営業経験が浅くてもそんなことはお客様に関係ない、自分が先頭に立って対応しなければと思いました。
どうすればお客様の信頼を回復できるのか。それを必死に考え、上司にもサポートしてもらいながら開発部や工場のメンバーと話し合いを重ねました。そして製造現場に何度も出向き、原料の配合を再度調整して試作品を完成。お客様に味をご確認いただき、新たに製造し直すことでご納得いただくことができました。
お客様にご迷惑をおかけしたことで、この先の取引がなくなるかもしれない。そう心配していたのですが、別の形状で原料がつくれないかと、新たにご依頼をいただくことになったんです。何か問題が起こってしまっても、お客様のことを第一に考え、真摯に対応すればちゃんと伝わる。そのことを学んだ経験でした」
この経験を機に、野々村が実感したのが、お客様とのコミュニケーションの大切さ。直接お客様にお会いし、対面で話すことをいつも心がけていると言います。
「最初はお客様が忙しいと思って遠慮し、電話で要件を済ませてしまうことが多かったんです。でも直接会ってお話しさせていただくほど、お客様との距離が縮まり、相談していただきやすくなると感じました。以前は新商品のサンプルができても郵送していたのですが、今では直接お渡しさせていただくようにしています。
何気ない会話の中から今抱えているお困り事がわかるなど、対面だからこそ気づくことができるお客様のニーズはたくさんあります。最近では趣味などプライベートなことまで、お客様からお話しいただける関係性が構築できるようになりました。『野々村さん、いつも寄り添ってくれてありがとう』と言われたときに、対面でのコミュニケーションを大切にしていて良かったと感じました」
高い技術力と開発力を活かし、池田糖化ならではの魅力的な原料をお客様へ
営業として着実にスキルアップを続けている野々村。成長できるのは支えてくれる先輩の存在が大きいと話します。
「いつでも相談できる雰囲気があり、何か壁にぶつかっても、乗り越えられるようにサポートしてくれる先輩方のおかげで、営業として少しずつ自信を持てるようになりました。また営業の先輩だけでなく、開発部や工場のメンバーもコミュニケーションが取りやすく、助け合える関係性なので、とても仕事が進めやすいと感じています」
そして入社するときに感じた池田糖化の魅力を、営業の現場であらためて感じることが多いと語る野々村。
「池田糖化は、味も形状もいろいろなバリエーションの原料が製造できる設備や技術力を持っています。そのため、お客様の幅広いニーズにお応えできることが強みです。さらに池田糖化は開発部に所属する人材が豊富なことも特長。メンバーのそれぞれが得意分野を持っているため、お客様の依頼に的確かつスピーディーに対応できていると感じます。
また、若手でも大手のお客様を担当させてもらえるなど、挑戦させてもらえる環境があることも魅力です。そしてただ挑戦の機会を与えてもらえるだけでなく、しっかりと先輩方がサポートしてくれるので、成長し続けることができます。
これからもこの環境を活かして、お客様に真摯に対応しながら信頼関係を築き、池田糖化ならではの原料を提案していきたいです。また、営業職の女性はまだ社内には少ないため、私がさまざまな面で前例となり、産休・育休を取得しやすい雰囲気をつくるなど、後進が働きやすい環境を整えていければと考えています」
今後は先輩として後進の成長を支え、池田糖化をリードする存在となる野々村。一緒に池田糖化の未来をつくる新しい仲間へ、メッセージを送ります。
「池田糖化で働く人は、みんな食べることが大好きです。食に関わる仕事なので、とにかく食べることが好きで、食に興味があれば楽しみながら仕事ができると思います。そして営業職としては、明るく元気で、お客様に寄り添うことができる方が理想です。
普段のコミュニケーションの中から、お客様のニーズや課題を敏感に察知し、最善策を考えて行動に移す。そういうことができる方と、池田糖化で一緒に成長していけたらうれしいです」
※ 記載内容は2023年9月時点のものです
