身近な「食」に携わる仕事を──やりたいことと社風がマッチした池田糖化へ
大学では商学部に在籍し、勉強に励みながらサークル活動やアルバイトにも精を出していたと話す後藤。充実した学生生活を経て、就職活動では食品メーカーの営業職を中心に企業研究に取り組みました。
「人と接する仕事がしたくて営業職を志望しました。メーカーを選んだのは、自社製品であればより愛着を持ってお客様に提案できると考えたからです。たくさんのメーカーがある中で、自分がずっと興味を持って楽しく取り組み続けられる分野は何か──それを突き詰めた結果たどりついたのが、私たちにとって身近な『食』でした。
営業職は大きく分けると企業間取引を行うBtoBと、一般消費者に対して商品やサービスを提供するBtoCがありますが、私が惹かれたのはBtoBの営業職。その根底には、お客様とコミュニケーションを重ねながら、魅力的な商品を一緒につくり上げたいという想いがありました」
多くの企業が募集しているBtoBの営業職。その中でも後藤が池田糖化に興味を持ったのは、大学時代に受けた授業がきっかけでした。
「マーケティングの授業の一環で、社会人の方が参加し、会社説明会をしてくださる機会がありました。そのときに来校してくださったのが、池田糖化の営業の方だったんです。それまで池田糖化のことは知らなかったのですが、説明を聞いて、ここなら私が思い描いていた仕事が実現できると思い、応募することに決めました」
他にもいろいろな企業について調べ、選考を受けた後藤。最終的に池田糖化を選んだ理由を次のように話します。
「他の企業はオンラインでの面接が多かった中、池田糖化は一次面接から対面で行ってくださいました。そのため、実際に会社を見て、働いている方の雰囲気を肌で感じることができ、入社後のイメージがとても描きやすかったんです。面接では、『最近食べたおいしいものは何ですか』など、緊張をほぐす質問もしてくださったので自分らしく話すことができました。
内定が出たときは、この会社なら入社前の印象とギャップなく働くことができそうだと考え、すぐに承諾。内定者の懇親会では、部長や先輩方がとても親身に私のお話を聞いてくださったので、安心して入社当日を迎えることができました」
日々先輩に学びながら前進。お客様とは対面でのコミュニケーションを大切に
2021年4月に池田糖化へ入社した後藤。入社後は、営業として必要な自社原料の知識や製造工程を知るために、半年間の研修を受けました。
「工場では現場を見学するだけでなく、実際にラインに入って作業をしました。中でもとくに印象に残っているのは、完成したパック品を化粧箱に詰める作業です。立ったままの作業はとても集中力と体力が必要で、こうした作業やいろいろな部署の協力によって、製品が完成しているのだと身を持って学びました。
工場での作業は大変でしたが、現場の皆さんはとても優しく気さくで、休憩時間に楽しくお話しさせてもらったことが思い出に残っています」
研修後、後藤は東京本社の営業部に配属。食品メーカーや問屋・商社に対して、原料の提案などを行っています。
「こちらからアポイントを取って原料を提案させていただくこともあれば、お客様からご依頼を受けて原料を提案することもあります。他にも次のシーズンに販売する新商品に向けてアイデアがほしいなど、ご要望はさまざまです。お客様に最適な提案ができるよう、自分でトレンドを調査することはもちろん、先輩方にも積極的にアドバイスをもらっています。
情報収集の方法や提案のノウハウなど、先輩方からは学ぶことがたくさん。社歴に関係なく質問しやすい雰囲気があることは、池田糖化の良さだと感じています」
後藤が担当しているのは、首都圏だけでなく関東圏のお客様。遠方の場合でもオンラインではなく、直接お客様と商談することが多いと話します。
「首都圏であれば午前中に内勤し、午後からお客様と商談後、帰社して内勤というのが平均的なスケジュールです。遠方のお客様の場合は、移動に時間がかかるため仕事は一日がかり。午前と午後に1件ずつ商談を行い、終わり次第帰社して内勤といった流れです。
移動は大変ですが、会社の方針として大切にしているのが、お客様と直接お会いしてコミュニケーションを取ること。私自身、実際にお会いすることで次につながるお話しができると感じているため、お客様への訪問を大事にしています」
相談する前にまず自分で考える。営業として一つひとつの経験を糧に
後藤が提案するのは、主にスイーツ系の原料です。ストロベリーソースやチョコレートソースなどのソース類を中心に扱っています。
「もともと食べることが大好きで、とくにスイーツは得意分野。それを周囲にアピールしていたら担当できることになったので、与えられたチャンスを活かすために日々専門知識を深めています。お客様が求めているのは、今必要な原料の提案だけではありません。常に先を見据え、これからどのようなトレンドが来るかということにも注目されています。
そのため私もアンテナを高く張り、最新情報を収集して共有させていただくなど、積極的なコミュニケーションに励んでいます」
お客様と向き合い、より良い提案のために最善を尽くしている後藤。お客様とのコミュニケーションには、過去の失敗経験も活かされていると話します。
「お客様からいただいた依頼を開発部に伝えて試作をお願いするのですが、私のヒアリングが不十分で、試作に必要な情報が足りずに迷惑をかけてしまったことがありました。そのため一つひとつの商談の中で感じた反省点は、次回に必ず活かすようにしています。それを丁寧に繰り返すうち、お客様の質問を予測して事前に準備ができるようになってきました。
お客様の質問に対して自分で判断がつかないことに関しては、専門的な知見が豊富な開発部に相談するようにしています。その際大事にしているのは、自分なりの見解を出した上で相談するということです。わからないからとただ教えてもらうのではなく、まず自分で考えてみることを大切にしています」
営業として成長できるよう、自ら考えながら業務に取り組む日々。そうした後藤の向上心をさらに刺激してくれた印象深い案件があると言います。
「お客様の製品に合う原料の開発をご依頼いただいたときのこと。先輩にアドバイスをもらいながら、初めて自分一人で提案を行いました。専門書などを読み漁って情報を収集し、提案書を作成。とにかくお客様のお役に立ちたいという一心でプレゼンテーションを行いました。
するとその提案がきっかけとなり、次々と問い合わせや依頼をいただけるようになったんです。時間と労力をかけた提案がお客様の役に立ち、もっといい提案をしようというモチベーションにつながりました」
お客様の満足と会社の成長。その両立を追求し、もっと自立できるように
後藤が池田糖化で営業の仕事を始めてから3年目。「お客様と共に商品をつくりたい」という入社前の想いは実現できていると話します。
「とくにやりがいを感じるのは、お客様のご依頼を受けて提案した原料が採用に至ったときです。商品が店頭に並ぶと真っ先に購入して味を確認します。自分が携わった仕事が商品として形になり、家族にも手に取ってもらえるのはとても誇らしいことです。
そうやって商品が無事に消費者のもとへ届くのも、開発部や工場の方々が尽力してくれたからこそ。完成した商品は関係部署にも必ず送り、感謝の気持ちを伝えています」
後藤が研修で実感したように、さまざまな部署の協力を経て完成する一つの商品。周囲への感謝を忘れず仕事に邁進する中で、新たな目標も見えてきています。
「現状、主要な取引先は上司と2名体制で担当しているのですが、ゆくゆくは自分一人で担当できるようになりたいと考えています。今はお客様への提案業務がメインですが、工場との調整なども任せてもらえるよう、仕事の幅を徐々に広げていきたいです。
そのためにも2つの視点をもって仕事に取り組む必要があると感じています。1つはお客様の役に立つこと。そしてもう1つが会社の成長に貢献すること。この2つの両立を追求し、より高い視座で営業という仕事と向き合っていきたいと考えています」
社内ではまだ若手でありながら、今後は先輩として後進を指導する立場にもなっていく後藤。池田糖化で一緒に働く未来の仲間に向けてメッセージを贈ります。
「池田糖化の営業職として何より大切なのは、食に対する興味があり、食べることが好きだということです。トレンドに敏感で、新しい新商品をどんどん試食したり、いろいろな場所に食べに出かけたり。そういったことに情熱を注げる方であれば、入社してからも原料の知識が自然と身につき、楽しみながら成長できると思います。
そしてもう一つ大切なのが、コミュニケーション能力。どんな商品もたくさんの人の協力がなければ完成しません。社内外において関係性を大切にできる方が、池田糖化の営業に向いていると思います」
今後の池田糖化をけん引していく存在として、活躍が期待されている後藤。これからも営業という仕事とまっすぐに向き合いながら、お客様に喜ばれる原料の提案に向けて前進し続けます。
※ 記載内容は2023年8月時点のものです
