官公庁案件を長く支えるチームの力。一人ひとりが輝ける場所で、一丸となり取り組む
──まずは、所属する部署の役割や雰囲気について教えてください。
堀木:私たちはシステム開発事業グループ 公共・社会システム事業部 官公システム本部に所属し、主に官公庁向けの共済システム開発を担当しています。官公庁向けの案件は1~3年と長いスパンで構築していくものが多く、特定のお客さまと長くお付き合いしていく点が特徴です。
チーム構成は、社員と協力会社の方を含めて約25名。40代を中心に、20代の若手からシニア層まで幅広く在籍しています。特定のお客さまを担当しているためメンバー全員が業務内容を理解しており、意思疎通もスムーズです。コミュニケーションは非常に活発で良好な雰囲気ですね。
──堀木さんは大規模案件のPM(プロジェクトマネージャー)と主任技師を兼務していますが、マネジメントにおいて意識していることはありますか?
堀木:一人ひとりのメンバーの特性を見て、その人が活躍できる場所をアサインすることに最も注力しています。PMとしてチームを率いていくには、「この人が言うなら頑張ろう」と思ってもらえる信頼関係が不可欠。だからこそ、スキルだけでなく人間性も尊重したチームづくりを意識しています。
私は、人が悩んだりつらいと感じたりするのは、忙しい時ではなく、自身がやっていることの意味を感じられない時だと思っています。「自分が何のためにこの仕事をやっているのか分からない」「役に立っていないのではないか」と感じさせないよう、小さなチーム編成であっても、個々のスキルや人間性を見て、モチベーションを維持できる配置を心がけています。
──橋詰さんの担当業務と仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
橋詰:直近では堀木さんの管轄のもと、官公庁向け共済システムの機能改修を行うプロジェクトのPLを務めていました。それが一段落した現在は、ローコード開発を主軸に、既存のお客さま以外への拡大をめざしてデモ作成などを行っています。
仕事をする上で大切にしているのは、お客さま視点で考え、要望を実現すること。ローコード開発では、お客さまの要望が標準機能に当てはまらないこともありますが、拡張機能を実装することで実現します。そこで作った部品やノウハウを課のナレッジとして蓄積し、次の提案にも生かせるようにしたいと考えています。
メンバーの得意分野を生かす。自身に合ったキャリアに挑戦できる人を大切にする風土
──橋詰さんはキャリア採用での入社ですが、これまでのキャリアと転職の経緯を教えてください。
橋詰:新卒で入社したシステム会社で、多岐にわたる分野のお客さまを担当しました。とにかく現場で仕事を覚えるスタイルで、入社直後から1人でお客さま先に常駐することも珍しくありませんでした。おかげで、どんな環境でも物おじせず、なじめる力が身についたと思います。
日立システムズエンジニアリングサービスに転職したのは、過去に協力会社のエンジニアとして仕事をしたことがきっかけでした。当時、私は妊娠中だったのですが、柔軟に体調を気遣ってもらえて。そういった人を大切にする風土と、福利厚生を含めたワークライフバランスの取りやすさに惹かれ、「ここなら長く安心してキャリアを築ける」と確信し、入社を決意しました。入社当初はユニットリーダーでしたが、2025年10月に技師へと昇格し、現在はPLやPMをめざして経験を積んでいます。
堀木:私が感じる橋詰さんの素晴らしさは、技術はもちろん、度胸と回復力ですね(笑)。例えばお客さまを訪問した際に予期せぬ事態が起きた時も、動じず臨機応変に対応できる強さを持っています。だからこそ、お客さまとの折衝でも部下のマネジメントでも、安心して任せられると考えています。
──堀木さんは新卒入社ですが、どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?
堀木:私は2005年にエンジニアとして入社しました。文系出身で未経験からのスタートだったこともあり、当初は苦労しましたね。技術は一つひとつ習得したものの、深く追求できる分野や領域がなかなか見出せず、くすぶっていた時期もありました。
転機となったのは入社13年目の頃でした。当時の上司が「行き詰まっているなら、マネジメントをやってみないか」と声をかけてくれました。実際にやってみると、マルチタスクが得意だったことや、もともと教員志望で人の感情の機微をくみ取りながら話すのが好きだったこともあり、自身にすごく合っていて、おもしろいと感じたんです。そこからPL 、PMと経験を重ね、自分の適性を見つけることができました。
この時の経験こそが、現在の「メンバーの得意分野を生かせるよう適材適所を探す」というマネジメント方針につながっています。一度うまくいかなくても、別の場所なら輝けるかもしれない。そう信じて、メンバーの可能性を広げることを大切にしています。
橋詰:堀木さんのような上司がいると、とても心強く安心できます。私自身もキャリア採用での入社でしたが、壁を感じることはまったくありませんでした。それぞれの特性を受け入れてもらえるため、チームにもすぐに溶け込めると思います。
窮地のプロジェクトを救った迅速なアクションと細やかなサポート
──これまで印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
堀木:橋詰さんがPLを務めた、官公庁向けシステムの機能改修プロジェクトです。5カ月間の工期に対して3週間の遅延が発生するという非常にプレッシャーのかかる状況に陥ったことがありました。リーダーが諦めてしまえばチーム全体が崩れてしまいかねない中で、橋詰さんは「まず動く」という姿勢を見せてくれました。
「今日、このタイミングで何をするか」を明確にし、メンバーのタスクをパズルのように組み替えて効率化を図りました。協力会社の取りまとめなど、PL以上の役割も引き受け、最終的には納期だけでなく品質もしっかり守り抜いてくれました。協力会社の方からも「橋詰さんにはたいへんお世話になりました」と感謝の言葉をいただくほど、その度胸とアクションの速さには、私自身も助けられましたね。
橋詰:正直、私1人ではいっぱいいっぱいになってしまう場面もありました。ですが、堀木さんが毎日相談に乗ってくれ、リカバリー案を出してくれたり、メンバーを集めてくれたりしたおかげで安心でき、乗り切ることができました。
この経験を通じて、失敗をただの失敗で終わらせず、今後に生かすというマインドが強くなりました。今後、エンジニアの仕事の一部はAIに代替されていくかもしれませんが、人と向き合いチームを動かすマネジメントは人間にしかできないもの。だからこそ、こうしたスキルを身につけたいと思っています。
──現在のお仕事のやりがいはどんなところにありますか?
橋詰:ローコード開発など、これまで経験したことのない新しい技術に挑戦できることに大きなやりがいを感じています。実際に手を動かして習得していくプロセスが好きなので、日々新しい発見がある今の業務はとても楽しいです。
堀木:PMとして、過去の経験を生かして開発プロセスそのものを改善したり、自分の裁量で新しい手法に挑戦できたりすることが醍醐味です。現在のウォーターフォール型に一部アジャイルを取り入れたり、メンバーのローテーションを行ったりと、皆が新しいことにチャレンジできる環境を構想しています。
──お二人は共に子育て中ですが、両立しながらの働きやすさはどうですか?
橋詰:在宅勤務やフレックス制度はもちろん、時短勤務や育児のための休暇制度なども整っているので、保育園からの急な呼び出しにも対応しやすく、非常に助かっていますね。当社は家庭の事情も含めて相談しやすい雰囲気があり、無理なくワークライフバランスを保てる点が魅力です。
堀木:私が出産したのは10年以上前で、当時は今ほど制度も整っていませんでしたが、現在は男性社員も育休を取得したり、家庭の事情で休みを取ったりすることが当たり前の風土になり、過度に恐縮することなく、お互いさまの精神で支え合える環境がありますね。
何度でも挑戦できる懐の深さがある環境で、個性を生かせるリーダーシップを発揮して
──今後、組織や個人としてめざしていきたいビジョンを聞かせてください。
堀木:現在の安定した業務を維持しつつ、新規事業にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。それによってメンバーの活躍の場を広げ、一人ひとりが興味のある分野や得意なことを伸ばせる環境を作っていきたいですね。
橋詰:私は経験をさらに積み重ね、ゆくゆくはPMとしてプロジェクトをリードできる存在になりたいです。「橋詰がいないと困る」と言ってもらえるような人財になることが目標ですね。
──新たな仲間に期待するのは、どのような価値観でしょうか?
堀木:数字だけでなく「人」に興味がある方に来ていただきたいですね。自分の子どものように「成長を見守りたい」「可能性を広げてあげたい」と愛情を持って接することができる方が向いていると思います。
とくに求めているのはリーダー候補の方。能力と意欲がある方でしたら、年次に関係なくチームをお任せしますし、どんどんステップアップできる環境があります。
橋詰:プロジェクトメンバーは、ロボットではなく心を持った人間です。だからこそ、ただタスクを割り振るだけでなく、「この人はこれが得意そうだな」と一人ひとりの内面や得意分野を理解し、個性を生かせるアサインができる方が、PLやPMに向いていると思います。
──最後に、日立システムズエンジニアリングサービスに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
堀木:当社には、新しいことに挑戦したい方も、既存事業を責任を持って守っていきたい方も活躍できる場がありますし、一度やってみて合わなければ柔軟に配置転換することも可能です。私自身、自分に合う環境を用意してもらえたおかげで、今は自信を持って働けています。自分自身に変革を起こす機会を何度でも与えてくれる、懐の深さがある会社だと伝えたいですね。
橋詰:当社は福利厚生が充実していて、女性が子育てと両立しながらキャリアアップできる土壌があります。チャレンジ精神のある方をしっかりと支えてくれる会社です。そんな職場でぜひ一緒に挑戦していきましょう。
※ 記載内容は2025年12月時点のものです

