社会を支える大規模プロジェクトを手掛けるやりがい
2019年に新卒で日立システムズエンジニアリングサービスに入社した佐々木は、2023年4月現在は公共系の大規模システム開発を手掛ける部署に所属しています。入社から5年を経て、佐々木はメンバーの一員から管理する側へと、ステップアップを遂げつつあります。
佐々木 「入社以来、日立グループ複数社で協力するプロジェクトに携わっていました。2022年10月からは、ある大規模な共済システムの開発プロジェクトに異動となりました。このプロジェクトは当社が受注し、中心となって手掛けています。
そのため、自社のメンバーが責任を持って手掛けるべき業務の幅が大きく広がり、私自身、一部の工程を管理するなど、より上流の業務に携われるようになりました」
日立グループが手掛ける案件は、現在佐々木が携わっている共済システムを含め、いずれも大規模かつ社会性の高いものばかり。そうした日立システムズエンジニアリングサービスならではの仕事に、常にやりがいを感じていると佐々木は言います。
佐々木 「公共系のシステム開発は多くの人の生活を支える社会インフラなので、高い品質や精度が求められる仕事です。ミスを限りなくゼロに近づけるという意識を持つ社員が非常に多いですね。
たとえば、品質評価報告書といったドキュメントを作成し、不良件数を定量的に評価し、定性評価も行い、品質を確保しています。どんなに小さな修正でもレビューの実施やチェックリストなどのドキュメントの作成を徹底したり。
これほどハイレベルな品質管理を実践している会社はなかなかないと思いますし、私も社会インフラを支えているという誇りを持って開発に取り組んでいます」
飽くなき品質への情熱と、厳格な使命感。その一方で、チームメンバーとの柔軟なコミュニケーションも、システム開発を円滑に進めていくためには欠かせません。
佐々木 「やはりチームで仕事をしている以上、職場の雰囲気が大事だと思っています。幅広い年齢、多様な価値観を持つ人たちがいる中で、互いに話がしやすい和やかなムードづくりを心がけていますね。たとえば仕事の合間にちょっとした雑談を挟むなど、小さなことの積み重ねを大切にしています」
文系出身・未経験からプロフェッショナルへの道のり
ムードメーカーとしてチームに貢献する佐々木の姿勢は、学生時代に培われたものでした。
佐々木 「私は文系の学生だったので、ITの勉強はとくにしていませんでした。学生時代に一番大切にしていたのは、人間関係。大学の友人や地元の友人、アルバイト先で出会った先輩後輩など、たくさんの人と交流して遊ぶ時間を大切にしていました。そうした経験が、今の仕事の人間関係にも生かされているのかもしれません」
文系の学生だった佐々木がIT業界に飛び込むきっかけとなったのは、就職活動。長期的に成長できる環境を求める中で出会ったのが、日立システムズエンジニアリングサービスだったのです。
佐々木 「最初は他業種の営業職などを志望していたのですが、将来的な成長が見込める業界で長く働きたいと考えたとき、IT業界でSEをめざすというキャリアに魅力を感じました。
中でも当社に惹かれた理由は、研修制度が充実していたこと。入社3カ月の座学研修に6カ月の実践研修という合計9カ月の研修カリキュラムが用意されています。
さらに現場に配属されてからも、マネジメント研修など幅広い年代に向けた研修を受講して成長できることも魅力でした」
実際に佐々木が日立システムズエンジニアリングサービスに入社して感じたのは、別会社からの転職者も含めた多様な人財が活躍している明るい社風でした。
佐々木 「理系の人はおとなしい方が多いのかなと思っていたのですが、実際にはまったくそんなことはありませんでした(笑)。当社は文系・理系、新卒入社・中途入社など、多様なバックボーンを持つ社員がアクティブに活躍しています」
研修で基礎知識を習得した後は、知的財産システム保守、納税システム開発、そして共済システム開発と多彩なプロジェクトを経験。SEとして実務経験を積む中で、プロフェッショナルとしての意識が高まっていきます。
佐々木 「入社当初はまったくの初心者だった私も、研修後にはある程度自信を持って現場での仕事をスタートすることができました。
もちろん最初は不安もありましたが、課題に直面するたびにまずは自分で解決を試み、それが無理なら先輩に質問するということを繰り返すうちに、だんだん自分でできる仕事の範囲が広がっていきました。
最近は他のメンバーを管理する業務も任せてもらえるようになり、リーダーとしてのキャリアアップも強く意識するようになってきました」
理想とするリーダーとの出会いが、キャリア観を変えた
佐々木にとってターニングポイントとなったのは、入社3年目に経験したある大規模プロジェクトでした。
佐々木 「入社3年目から4年目にかけて、大規模共済システムの開発プロジェクトに参加しました。とくに印象に残っているのはその最終テスト。2022年の4月からおよそ半年間かけてテストを実施したのですが、コロナ禍の影響もあって人員が不足しており、かなりタイトなスケジュールで進める必要がありました。私も当初は自分の担当ではなかったテスト工程を急遽担当することになったのです」
大規模システム開発の総仕上げとなる最終テストに、想定外のかたちで飛び込んだ佐々木。限られたメンバーで短納期のテストに取り組み、しかも失敗は許されないという非常に強い緊張感を伴う仕事でした。そこで発揮したのが、佐々木の強みであるコミュニケーション能力だったのです。
佐々木 「とにかく時間がなかったため、もしテストで手戻りが発生してしまうと、納期に間に合わなくなってしまうかもしれないという状況でした。しかも、もともとこのテストの担当ではなかった私は知識が十分ではありません。もし知識不足のまま作業を続ければ、ミスが発生し、プロジェクトの失敗につながる可能性が高いと考えました。
そこで私が実行したのは、他のメンバーと情報連携を密に取り、確認を徹底すること。どんなに細かいことでも『この作業、この方法で合っていますか?』とこまめに確認することで、知識を補ったのです。その結果、かなりプレッシャーの強い状況ではありましたが、無事に工程を乗り切ることができました。
システム開発においては、しばしばタイトなスケジュールで動くことが求められるもの。それでもプロジェクトの一員として役割を全うし、品質と納期を守ることがプロの仕事なのだと、この経験を通じて学びました」
そして、このプロジェクトを通じて学んだもう一つのことが、「リーダーの役割」。リーダーとして活躍した日立システムズエンジニアリングサービスの先輩社員の姿が、佐々木の心を動かします。
佐々木 「プロジェクトリーダーは他の日立グループ社員と折衝する機会が多く、そこで信頼を得ることがプロジェクトの成否に大きく影響します。
このプロジェクトのリーダーはすごくコミュニケーションがうまく、進捗管理・報告も徹底していました。多少の遅れに対しても早急にリカバリープランを打ち出す、高いリスク管理能力もありました。
そしてこのリーダーの最もすばらしいところは、どれだけ忙しくてもメンバーの心身のケアを忘れなかったこと。ちょっとした声かけをこまめにされていて、それがチームの団結を強めたのだと思います」
「こうなりたい」と思わずにいられないリーダー。それは、現在のプロジェクトにもいると佐々木はいいます。
佐々木 「現在、私が携わっているプロジェクトは当社が中心になり手掛けているので、もちろんプロジェクトマネージャーも当社の先輩社員です。自社の社員が大規模プロジェクトのトップに立ち、本部長をはじめとする管理職の方々を相手に堂々とロジカルに報告をしている姿を見ると、カッコいいなと思いますね」
キャリア支援制度を活用し、プロジェクトマネージャーをめざす
自社のプロジェクトマネージャーが活躍する姿を間近に見ることで、佐々木はリーダーとしてのキャリアに強い意欲を持つようになりました。そしてそのキャリアを実現するチャンスは今、広がりつつあります。
佐々木 「当社は今、会社としてのあり方を変化させつつあります。以前は日立グループの一員としてプロジェクトに参画することが多かったのですが、最近は当社が受注して手掛けるプロジェクトが増えてきました。
AIなどの最新技術を用いたプロジェクトも増えつつあります。私自身も会社の変化を実感していますし、いずれはプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーに挑戦したいです」
こうした社員のキャリアアップを後押しする体制も、日立システムズエンジニアリングサービスにはあります。
たとえば、20代社員を対象とした同世代間による、事業部をまたいだ交流会。さらに「100人いれば100通りの育成と成長を考えるキャリア面談」は、新卒入社3年目~9年目、経験者採用入社では30歳以下の社員を対象に実施。各自の思い描くエンジニア像・リーダー像を会社として後押ししているのです。
佐々木 「キャリア面談では本部長クラスの方と、直接今後のキャリアについて相談させてもらいました。経験豊富な大先輩から、私が今後身につけるべき技術や心得、資格などについて具体的にアドバイスをもらえるのは非常に有意義でしたし、プロジェクトマネージャーに向けた道筋が明確になりました」
未経験で入社し、今ではマネージャーをめざしてキャリアを築きつつある佐々木。これまでの日立システムズエンジニアリングサービスでの経験を振り返り、当社の魅力は「個性を発揮して活躍できること」だと語ります。
佐々木 「異なるバックグラウンドを持つ多様なメンバーが、自分の強みと個性を発揮して活躍できるのが当社の魅力だと思います。それができるのも、私たちの仕事がITの技術だけでなく、マネジメント力やコミュニケーション力、折衝力、ドキュメント制作力といった幅広い能力を生かせる仕事だから。
さらに当社は今、自社受注のプロジェクトや最先端技術を駆使したプロジェクトなど、新たな業務にチャレンジしつつある変革期にあります。幅広い経験を積んで成長したいという方にとっては、チャンスが増える環境だと思います」

