予備校での経験を活かして、人々の生活に寄り添う企業へ
大学時代は予備校で働き、生徒の学習計画のサポートだけでなく運営にも携わりました。予備校ではマーケティンググループに所属し体験講座を通じた集客に取り組みましたが、単なる進捗確認や勧誘では生徒が主体的に入学を望む仕組みになっていないと感じました。そこで、生徒一人ひとりの将来や夢を一緒に考える指導方法を提案・実践。目の前の人の本音に寄り添い、必要な情報や体験の「意味」をきちんと届けることで、相手の行動が前向きに変わると実感しました。マーケティングとは、誰かの悩みを解決する手段であり、明日への一歩を後押しできる仕事だと確信した瞬間でした。
この原体験が「1人でも多くの人が“明日が来るのが楽しみだ”と思えるものを作りたい」という就職活動の軸につながっています。大学入学直後のコロナ禍で自分自身が活力を失いかけた経験も相まって、人の原動力となるような価値を届けたいという想いを抱き、就職活動に取り組みました。最初は自身の経験からエンタメ業界を志望しましたが、選考を重ねる中でより長く愛されるものを作りたいという思いが強くなり、日々の暮らしに寄り添い続ける企業を探している中でファンケルと出会いました。
入社を決めた理由は「不の解消」という理念と、目の前の一人を救いたいという想いから始まった企業の歴史、そしてそれを今も体現する社員との出会いです。3日間のインターンシップでは社員が学生一人ひとりに丁寧にフィードバックをくださり、人に真摯に向き合う企業文化に深く共感しました。
期待以上の環境で過ごした研修期間
入社後は半年間の新入社員研修を受けました。本社で3ヶ月、工場で1ヶ月、店舗で2ヶ月。多様な現場に触れられる充実のプログラムでした。特に店舗研修ではお客様との対話から学ぶことが多かったです。ニキビに悩むお客様に商品をご紹介し、1ヶ月後に「肌の状態が良くなりました」と笑顔で伝えに来ていただいたことが心に残っています。このような具体的な成功体験が、いまの仕事への大きなモチベーションになっています。また半年の研修を通じて同期との絆も深まり、今でも心強い存在です。
入社後の良いギャップは、部署を超えた連携のしやすさ。同じフロアで働いているためスピーディーにコミュニケーションが取れ、業務がスムーズに進みます。配属後わずか3ヶ月で大きなプロジェクトにも参加させていただきました。新人にもチャンスが回ってくる環境に背中を押され、積極的にチャレンジしたい気持ちが一層強まりました。期待以上の環境の中で、着実にキャリアの第一歩を踏み出せたと感じています。
チームの「翻訳者」として、若手だからこそできる挑戦を
現在は、美容サプリメントと免疫サポートのマーケティングを担当しています。私たちの役割は、商品企画と営業の“翻訳者”。同じ企業内でも企画側と通販・店舗・流通など営業側では見えている景色が異なります。どちらも正しいからこそ、その意図を解釈し最終的にお客様が最も喜ぶ形へ整えていくことが大切です。私はただ意見を橋渡しするだけでなく、他部署の目線に立って提案できるよう、積極的に質問し現場に足を運ぶことを心がけています。最近印象に残っているのは、「免疫サポート」の取り組み。キリンとの連携など、社内でも前例の少ないチャレンジに関わり、大きなやりがいを感じました。一方で、他部署視点が足りず施策が却下されるなど、連携に失敗することもあります。ただ、その際も先輩方は「チャレンジしたこと自体」を評価し、次につながる具体的なアドバイスをくれます。
部署を横断する取り組みには、前提を疑い続ける姿勢が欠かせません。どんな意見でも真摯に耳を傾けてくれる環境だからこそ、目の前の事象に「本当にこの方法でいいのか」と問い直せるようになりました。また前提を疑う姿勢を実践に落とし込むために、若手ならではの新鮮な視点を自分から意識的に発信するようにしています。
成長と挑戦の先に見据える未来
日々感じるのは、良い戦略も現場に届かなければ価値にならないという事実です。そのため短期的には、戦略から実行までが途切れない体制づくりに注力したいと考えています。部署間のコミュニケーションを自らリードし、全社が同じゴールを共有したうえで商品を届けられる状態を形にしていきます。長期的には複数の武器を持つ人財へと成長していきたいです。マーケティングの学びを土台にAI活用などの重要領域にも挑戦し、価値づくりの上流から下流までをより強固につなげられる存在を目指します。
こうした挑戦を後押ししてくれるのが、当社の「人の良さ」という文化です。1聞かれたら100で返してくれるような誰かのために喜んで動く人が多いからこそ、お客様に対しても「そこまでやらなくてもいいのに」と思えるほど徹底してこだわり抜いています。その姿勢が私たちの誇りであり、変化を支える確かな土台になっています。
だからこそこれからの時代に必要なのは、新しいことにチャレンジできる人財だと考えます。若い世代の新しい視点や、既存の価値観に対する建設的な問いかけは、会社を一歩前へ進める原動力になります。誰かのために一生懸命になれる熱意と、現状を打破するパワーを持つ皆さんと一緒に、より良い未来をつくっていける日を楽しみにしています。
※2025年9月取材時情報
