チームで挑む喜びの原点。コロナ禍の学園祭実行委員会で深まった先輩と後輩の絆
──まずは、お二人の現在の所属と、お仕事について教えてください。
横田:データ&AI事業部に所属しています。今は、お客様のプロジェクトにおいて、設計書などのドキュメントを技術的な観点で確認する役割を担っています。コンサルティングにも近い、技術面からのサポートですね。日々、幅広い知識が求められるので、学ぶことの多い毎日です。
山崎:私はクラウド&アプリケーションサービス本部の第七部に所属しています。ついこの間まで新卒社員研修を受けていて、まだ配属されたばかりです。これから、金融系の為替ディーリングシステムに関わる案件を担当していく予定で、今はその準備を進めているところです。
──学生時代は、それぞれ何に打ち込んでいましたか?
横田:子どもの頃からサッカーに夢中で、チームの中で求められる役割を考えて動くことが好きでした。その延長で、大学ではもともと好きだったイベントごとに関われる学園祭実行委員会に入っていました。ただ、2~3年生の頃はコロナ禍で思うように動けなかったんです。
対面開催が久しぶりに戻ったのが4年生の時ですが、対面開催の現場を知る世代は、その時はもう自分たちしかいなくて。だから例年は残らない4年生まで活動を続けました。制限の多い状況でも、楽しみを見つけながら生き抜いた学生時代でしたね。
山崎:小さい頃から外遊びが好きで、昔から人と一緒に何かをすることが好きな子どもでした。また、私も横田さんと同じ大学で学園祭実行委員会に所属しました。きっかけは高校3年生の時に唯一開催できた文化祭です。そこで実行委員を務めて大きなやりがいを感じ、もっと大きな規模で挑戦したいと大学でも入りました。担当は総務局で、他の局を陰で支える、縁の下の力持ちのような役割です。人を支えるおもしろさを実感しました。
──お二人の出会いは、その実行委員会だったのですね。当時、お互いにどんな印象を持っていましたか?
横田:私の代の男性は私1人だけだったこともあり、学年の垣根なく後輩たちとも自然と関わるようになったんです。山崎さんは、難しい状況でも自分の立ち回りを考えて動ける後輩で、頼もしいなと感じていました。
山崎:最初は少し緊張していたのですが、横田さんから積極的に話しかけてもらったおかげで、すぐに打ち解けることができました。当時から本当に頼れる先輩で、それからは私もいろいろと相談するようになりました。
──当時、将来こうして同じ会社で働くと想像していましたか?
横田:まったく想像していませんでした。出会ってから3年間、とくに卒業してからは何度かしか会わなかった相手と、今はしょっちゅう顔を合わせている。私自身、不思議な気持ちになります。
山崎:本当にそうですよね。私も不思議な感覚です。ただ、あの出会いがなければ、今こうして同じ会社にいることもなかったと思います。横田さんの存在は、この後の就職活動でも、大きな意味を持つことになりました。
選考はフェアで実力本位。企業理解を深め、自らの力で挑むリファラルという選択肢
──お二人が就職活動で大切にしていた軸を教えてください。
横田:最初からIT業界だけに絞っていたわけではなく、人のためになれる仕事であることや、事業の成長性を大切にしていました。学生時代からITに触れる機会は多くありましたし、両親もIT企業に勤めていたので身近に感じていました。そうした経験から、最終的にはITを軸にしながら、お客様の課題解決につなげられる会社がいいなと考えるようになりました。
山崎:私は大学でプログラミングのおもしろさに気づき、社会に出てからも関わっていきたいと考えていました。加えて、自己分析を通して、チームで取り組むほうが自分の力を発揮できると実感しました。そのため、チームで働ける仕事を軸に据えていました。人を支える仕事にも関心があったので、社会インフラとITを中心に見ていました。
──そんな中で、DXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)とは、どのように出会ったのでしょうか?
横田:DXCは、大学のキャリアセンターのイベントがきっかけで知りました。知人が働いていたこともわかったのですが、私自身はリファラルではなく、通常の応募で選考を受けて入社しました。選考中に、グローバルでは大企業で、土台はしっかりしているのに、働く皆さんは情熱的で楽しそうだという印象を得ましたね。
山崎:私はIT企業を調べていた時期に、横田さんへ就職活動の相談をしました。その際に「DXCという会社があるよ」と教えてもらったのが最初です。企業ページやtalentbookの記事などから、社員の皆さんの仲の良さや風通しのよい雰囲気が伝わってきました。和やかなやりとりの中でこそ力を出せる私にとって、そこが大きな魅力でした。そこで、横田さんの紹介というかたち、いわゆるリファラル制度を使って応募することにしたんです。
──選考にあたって、横田さんにはどのような相談をしましたか?
山崎:遠慮せずに、積極的に相談していました。人事担当者とのフィードバック面談の内容について「横田さんはどう思いますか」と尋ねたこともあります。とくに覚えているのは、「DXCには6つのカルチャーがあり、そのどれを実現したいかを面接で深掘りされるかもしれないから、準備しておいたほうがよい」と教えてもらったことです。おかげで、面接に向けて考えをしっかり整理できました。
横田:そこまで具体的なことを伝えた記憶はあまりないんですが(笑)。ただ、受けるからには受かってほしいという気持ちがありましたので、その思いが自然と言葉になっていたのかもしれません。
──紹介してもらった手前、他社を選びにくいという迷いはありませんでしたか?
山崎:正直なところ、多少はありました。ただ、DXCが自分のやりたいことと最もマッチしていましたし、横田さんのおかげで、会社への理解も誰より深められていたと思います。ですから、リファラルかどうかに関係なく、私はここに決めていたと思います。
横田:私としては、あくまで「選択肢の1つに入れてもらえれば」という気持ちで紹介していました。サポートはしますが、無理に引き止めるつもりはなかったので、仮に別の道を選んだとしても、まったく気にしませんでした。
──紹介があると、選考で有利になることはあったのでしょうか?
山崎:なかったと思います。面接では、かなり深く質問を掘り下げられました。とくに最終面接では「強みと、その強みがどのように活かされるかを踏まえて自己紹介を」と求められ、話している途中で「もう少し端的に」と促されたこともありました。紹介があるから甘くなるということは一切なく、1人の人間として実力をしっかり見てもらえたと感じています。
先輩が「いる」安心感。チームワークを大切にする風土の中で紡がれる、入社後の日々
──さまざまな企業を検討する中で、最終的にDXCへの入社を決めた理由を教えてください。
山崎:私自身の就職活動の軸と最もマッチしていたことが入社の決め手です。とりわけ、チームワークを大切にする風土は大きな決め手になりました。チームを意識している人が多いことに加えて、印象的だったのは社長の西川さんとの距離の近さでした。
社長室がなく、隔週で開催される社長主催のLive Talkを通じて社員と密に関わるなど、メンバーが現場で活躍できる環境づくりを大切にしている。そうした姿勢に、強く惹かれました。
横田:私もその実感があります。私の周りでは、チームで進めるプロジェクトが多く、他のベンダーの方々と協力しながら仕事を進める場面も少なくありません。そうした中で、社内には人当たりのよいメンバーが多く、どんな時も一緒に働きやすいんです。その空気感は、日々感じているところです。
──内定が出てから入社までの間、どのようなサポートがありましたか?
山崎:内定者向けの研修やガイダンスが、月に1度ほど設けられていました。そこで社内の雰囲気を事前に知ることができましたし、入社までに何を学び、どんな点を意識しておけばよいかも把握できました。おかげで、入社前後のギャップはほとんど感じずに、スタートを切れました。
横田:紹介した以上、入ってから「思っていたのと違った」と感じさせてしまっては申し訳ないので、リファラルで声をかけた一先輩として、私からも直接、仕事のやりがいや大変さも含め、社会人としての等身大の姿を自分の経験から伝えるようにしていました。
──部署が異なる中で、入社後のお二人はどのような関係なのでしょうか?
山崎:社内で頻繁に顔を合わせるわけではありません。それでも、近くに「いる」とわかるだけで、私にとっては大きな安心感があります。何かわからないことがあれば横田さんに聞こう、と自然に思えます。
横田:頻繁に会うわけではありませんが、社内でよく見かけるので、近くにいるのはきちんとわかりますね。何か聞かれたら、いつでも答えられるようにしておこうと思っています(笑)。
──実際にリファラルで入社してみて、どう感じましたか?
山崎:リファラルで入社したからといって、何か特別だとは考えていませんでした。それよりも、横田さんから教わったことを、私が同期のみんなにどんどん伝えていけたらと思っていました。
たとえば、社内の部活動への入会のし方や、ロッカーの使い方など。ちょっとしたことでも案外わかりにくいものですから、共有すればみんなが助かるのではないかと考えていました。
横田:紹介する側を経験してみて、あらためて感じたことがあります。それは、相手のことをよく知っているからこそ、この人ならDXCに合うと自信を持って勧められる、ということです。それが本人にとっても会社にとっても良い結果につながる、リファラルという仕組みの自然な形なのだと思いました。
次代の道しるべとなり、支え合う未来へ。社内カルチャーをつなぎ、チームを底上げする
──現在、お仕事のどのようなところにやりがいを感じていますか?
横田:今はとても挑戦しがいのあるシステムのプロジェクトに携わっています。思い描いた構想が、少しずつ形になってシステムへと落とし込まれていく。その過程を追いかけていくことに、大きなおもしろさを感じています。
4年目の私に、技術支援として何ができるのか。考えを巡らせる毎日ですが、任された役割も、自分で見つけた役割も、一つひとつ大切に取り組んでいくことが、これからの自分をつくっていくと信じています。
山崎:私は今、配属部門での研修の段階にいます。担当するのは金融系のシステムなのですが、これまで金融に触れる機会が少なかった分、覚えることの多さに日々向き合っています。それでも、ここを越えていけば、いよいよ業務に携われる。そう思うと励みになりますし、今は1つずつ学びを積み重ねているところです。
心強いのは、同じ部署で活躍しているメンターの先輩がいつもそばで支えてくれること。少しでも早く、チームの力になれる存在になりたいです。
──これから、DXCで挑戦してみたいことはありますか?
山崎:自分の強みを、もっと発揮していきたいです。私の強みは、チームの中で潤滑油のような役割を担えること。大学時代も、新卒研修でも、そうした立ち位置でこそ力を出せると感じてきました。
だからこそ、仲間を支え、チームを底上げしていくような働き方をしていきたいです。そして、私を紹介してくれた横田さんに、これからも「紹介してよかった」と思ってもらえるように、しっかり成長していきたいですね。
横田:私は、後に続く人たちの道しるべのような存在になれたら、と思い描いています。真面目に仕事を重ねていけば、こういう道もあるのだと、背中で示せるように。
それから、社内の活動もいくつか任されていて、今はモルックというスポーツ部で部長を務めています。他の部長もいくつか兼任しているので、少しずつ後輩へ手渡していきたいと考えているところです。
山崎:実は、そのモルック部には私も入っているんです。思えば横田さんは、学園祭の実行委員会の頃から、少しずつ後輩へバトンを渡してきた先輩でした。その姿が、会社に入った今も変わらず続いている。いつか私も、次の世代へ同じようにつないでいけたらと思っています。
──最後に、就職活動中の皆さんへメッセージをお願いします。
山崎:リファラルというと「縁故採用では」と思う方もいるかもしれません。ですが、私が実際に経験して感じたのは、信頼できる先輩から会社のことを深く教われる、大きなチャンスだったということです。選考そのものは、一人ひとりをきちんと見る、正々堂々としたものでした。いわば、OB・OG訪問で会社への理解を深めながら、自分の実力で挑んでいくようなイメージです。私自身、この道を選んで本当に良かったと感じています。
横田:もし信頼できる先輩が身近にいるのなら、その人に会社の話を聞いてみるのは、とても良い方法だと思います。気になることを率直に相談できて、リアルな姿を知った上で選べる。それは、就活生にとって心強い後押しになるはずです。
※ 記載内容は2026年8月時点のものです
