クラウドの戦略立案から実装までを一貫支援。OneCloudが切り拓くDXの新時代
より統合的なITサービスの提供をめざすDXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)では、DX支援組織として2020年10月にOneCloudを設置。クラウドサービスを中心とした戦略的アプローチを展開し、ITコンサルティングの強化に取り組んできました。
池田:OneCloudは、システム開発の全フェーズを多角的にサポートする専門部隊です。基本設計や開発、運用だけでなく、クラウド導入に向けた戦略の立案から実行まで、お客様と並走しながら包括的な支援を行っています。
単なるシステムインテグレーションを超えて、お客様のクラウド活用を促進し、真のDXを加速させることが私たちの役割です。
米本:OneCloudでは、クラウド基盤の構築からシステム移行まで、幅広い領域をカバーしています。クラウドへの扉を開くいわば“ドアオープナー”として、クラウドに関するあらゆるニーズに応えることが私たちのミッションです。
時にはアドバイザーとして戦略的な提言を行い、またある時はクラウド活用の推進者として具体的な実装を主導するなど、私たちの立ち位置は状況に応じて柔軟に変化します。そこに私たちの存在意義があると考えています。
OneCloudの強みは、800社以上にマネージドクラウドサービスを提供し、14,000以上のアプリケーションのクラウド移行を支援してきたグローバルな展開力と、日本市場への深い理解を併せ持つことにあります。 多様な専門分野を持つ人材が知見を融合させ、顧客ニーズに応じたクラウドソリューションを提供してきました。
米本:OneCloudでは、AWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azureなどを活用したグローバル標準のクラウド運用を提供する一方で、お客様固有の要件に応じてカスタマイズされたクラウド環境の構築も行っています。
こうした取り組みは、当社の前身である日本ヒューレット・パッカードやCSC(コンピュータ・サイエンシズ・コーポレーション)の時代から培ってきたお客様との深い関係性にもとづくものです。両極のアプローチをシームレスに展開できるところに、OneCloudの競争優位性があると考えています。
池田:前身企業からの転籍者や外部からの参画者など、多様なバックグラウンドを持つ専門家が集結していることもOneCloudの特徴です。この多様性こそが、幅広いソリューションの提案を可能にしています。
米本:OneCloudのメンバーに共通するのは、お客様のためにあるべき姿を追求する強い信念です。時に熱く議論を戦わせることもありますが、それが私たちの提案の質を高める原動力となっています。
お客様に最適なソリューションを提供することが私たちの使命です。真の価値を提供することで、お客様のビジネス課題解決に貢献することをめざしています。
豊富な実績を誇る組織の最前線で活躍する醍醐味を、池田と米本は次のように語ります。
池田:さまざまな業種のお客様と協働できることが魅力です。業種が違えば、最適なソリューションも異なります。日々成長を実感できることが、やりがいにつながっています。
米本:クラウド技術はある程度成熟してきたものの、まだまだ新しい分野です。これまでオンプレミスで構築してきたITインフラの多くがインターネットを通じて再構築されています。クラウドにはネットワークやサーバー、開発ツールなど多くの要素が含まれているため、最新のテクノロジーに追いつくために何度でも勉強しなければなりません。
しかし、われわれエンジニアにとって常に学び続けることは一つの使命であり、あらためてこの挑戦を与えられたことにおもしろさを感じています。
SIerからOneCloudへ。ITインフラのプロがたどった挑戦と成長の道のり
SIerでキャリアをスタートした米本。以来、約30年にわたってITインフラストラクチャの分野で経験を積んできました。
米本:新卒入社した会社では、5年間ほど社内SEとしてネットワーク構築、サーバー構築、ヘルプデスク業務など、幅広い業務を担当しました。
その後、別のSIerでインフラ構築部門のマネージャーを務めた後、以前の取引先からの誘いを受け、DXC(当時、日本ヒューレット・パッカード)に入社。インフラ構築をベースとしながら、プロジェクトリーダーとエンジニアの両面で活動しました。後に大手IT企業に転職しましたが、現在の上司に呼び戻されるかたちで、OneCloudに参画しています。
私がこれまで常に心がけてきたのは、まだ誰もやっていないことに挑戦することです。新卒2年目にNetWareからWindowsへの移行プロジェクトを自ら志願したり、DXC入社後もいち早くAWS認定資格を取得したりと、新しい領域に積極的に取り組むようにしています。
キャリア11年目を迎える池田。米本と同じく、インフラエンジニアとして活躍してきました。
池田:新卒でSIerに入社し、前半は主にオンプレミス環境の構築を、後半は大手コンビニエンスストアのお客様先に常駐し、AWSを活用したシステムの構築・運用・標準化の推進を担当しました。
その後、常駐先のお客様からの誘いを受け、化粧品会社に転職。約4年間、AWSを利用したインフラの設計・構築・運用に携わり、プロジェクトリーダーとしての経験も積みました。
再びSIerの世界に戻ろうと決意したのは、新たな領域に挑戦して技術を深めたいと考えたからでした。DXCを選んだ理由は、幅広い業界をカバーしていること、そして高い技術を持つプロフェッショナルが多く在籍していることに惹かれたからです。選考過程で、自身のキャリアビジョンとDXCがめざす方向性が合致していると確信し、入社を決めました。
私がエンジニアとして大切にしてきたのは、あえて自身の苦手分野や未知の領域に挑戦することです。IT業界に未経験で足を踏み入れ、当初はサーバーやストレージといった言葉の意味さえわからず苦労することもありましたが、継続的な学習と失敗を繰り返すことが成長につながると信じ、いまに至っています。
2022年10月に再入社を果たした米本。不在期間はわずか1年半でしたが、組織は劇的に様変わりしていました。
米本:たとえば、以前は数週間を要していた承認プロセスが、上司の一言ですばやく処理されるようになっていました。エンジニアにとって働きやすい環境の整備が進み、同僚たちの表情からも、かつては見られなかった活力と意欲が感じられたことが印象に残っています。
新たに多くの人材が採用されて組織風土がリフレッシュしたことに加え、グローバル組織との関係性の中で、日本法人への権限移譲が進んだことが大きくあらわれていると感じます。
一方、エンジニアとしての成長機会を求めた池田にとって、DXCには理想的な環境がありました。
池田:DXCでは、多様な分野のエキスパートがそれぞれ独自の見解を持って建設的な議論を交わしています。時に意見の衝突も生じますが、唯一絶対の正解は存在しないという前提のもと、最適解を見出していく過程は非常に刺激的です。
技術の進化を見据え、顧客ごとに最適化されたクラウドソリューションを追求
現在、米本と池田は共に大手自動車業界のお客様のプロジェクトに参加し、AWSを利用したシステム設計・運用立ち上げ支援に携わっています。
米本:クラウド環境の特性上、誰でも容易にシステムを構築できますが、コストと速度が優先されることが多く、セキュリティ面での統制が不十分になるケースがあります。お客様の社内でも、一定のセキュリティ基準を満たす標準的な基盤の構築が課題となっていました。
このプロジェクトでは、私は主に基盤の設計と構築を、池田は運用面を担当しています。
クラウド環境の構築には大きな可能性がある反面、さまざまな課題も。求められるスキルや知識が高度化しているからこそ、やりがいも大きいと言います。
米本:単にオンプレミス環境をクラウド上に再現するだけでなく、将来的なサービス拡張を見据えた包括的な基盤を構築することが求められます。高度な専門性と先見性が不可欠な、非常に難しい作業です。
また、プロジェクトには卓越した才能のあるソリューションアーキテクトも参加していますが、その革新的なアイデアや構想を、いかにお客様にわかりやすく伝えるかという点にも難しさを感じています。
池田:DXCには先進的な技術を有する専門家が多数在籍しており、常に最新の手法や最適化された設計アプローチを学習する機会に恵まれています。
毎日が挑戦の連続ですが、新しいことがやりたくて転職してきたのでとても充実しています。
米本が入社して約2年、池田はまだ半年ほどですが、それぞれ短期間で確かな成長を実感してきました。
池田:大手旅行業界のお客様のクラウド活用促進支援を通じて、ただベストプラクティスを伝えるだけでは不十分だと気づきました。
持続可能で再現性のある成果を得るには、お客様の業界特性、企業文化、歴史的背景など、さまざまな要素を考慮したソリューションの提案が不可欠です。緊密な連携と対話の重要性を学べたことは、大きな収穫でした。
米本:自動車業界のプロジェクトでは、チームの約半数がAWSのAll Certifications Engineersの認定を取得しており、私もその認定取得に向けて取り組んでいる最中です。技術を追求する同僚たちに刺激を受けながら、日々成長を感じています。
前向きな姿勢と成長意欲が成功を導く鍵に。真に価値あるサービスの実現に向けて
顧客企業のイノベーションの推進をさらに加速させるために。米本と池田が新しい仲間に求めるのは、前向きな姿勢と成長への意欲です。
池田:できない理由を並べるのではなく、どう実現するかを考えられる人材を歓迎します。お客様のビジネス成長に貢献することが私たちの使命です。常に前進するための道筋を模索できる方の参加をお待ちしています。
米本:高いスキルがあるに越したことはありませんが、それ以上に重要なのが成長に対する強い意欲です。現時点でスキルが十分でなくとも、基本的な素養があり、それを積極的に伸ばしていこうとする姿勢を持つ方を迎え入れたいと思っています。
クラウドを起点としたビジネス成長のイネーブラーになることをめざして。クラウドエンジニアとして、ふたりはさらなる高みをめざします。
米本:当面の目標は、AWSのAll Certifications Engineersの全資格取得です。ただし、OneCloudはAWS専門の部署ではないため、Microsoft AzureやGCP(Google Cloud Platform)などほかのクラウドプラットフォームにも手を広げたいと考えています。
私はこれまで、周囲があまり手を付けていない領域に挑戦するスタイルを貫いてきました。次に何に取り組むかは現時点ではまだ見えていませんが、取り組むべき未開拓の分野があれば積極的に挑みたいですし、スキルセットに不足があれば、そのギャップを埋めていく努力も惜しまないつもりです。
池田:お客様に対してただ情報を提供するのと、実際に自分で実装して得た経験を共有するのとでは、説得力がまったく異なります。技術的な裏付けを持って実践できる範囲を拡大していきたいです。
現状では、まだまだ知識の広さと深さが不十分です。お客様により響く提案や、より実質的な価値を提供できるようになりたいと思っています。
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
