キャリアチェンジ後、最初の私のミッション
私は現在、TOPPANデジタルのICT開発センターDX開発一部に所属しており、教育分野をはじめとする様々な分野のシステム開発とプロジェクト管理に携わっています。チームのミッションは、以下の通りです。
▮ チームのミッション
1.リソースを最大限に活用して開発力と品質を高めること
2.受託案件への対応と自社サービスの確立を通じて利益の最大化を目指すこと
私は2025年4月に社内異動でBPO品質保証部からDX開発一部にジョインしました。現在は、チームメンバーとともに案件を対応しながら、プロジェクトの進め方やシステム開発の基礎を勉強中です。私のミッションは大きく二つあると考えています。
▮ 私のミッション
1.システム開発の基礎を学びながらチームのプロジェクト進行に貢献すること
2.別の部署から異動してきた経験を活かし、これまでに得たノウハウや新たな視点をチームに共有していくこと
学生時代に情報分野を学んでいたとはいえ、システム開発は未経験からのスタートとなります。そのため、まずはシステム開発についての理解を深めていきたいと考えています。また、これまで品質保証で培ってきた知識は、どのような分野でも活かせると考えており、日々の業務から得る新たな気づきは積極的に共有していきたいと思います。
サービス品質を保証する?迷走の先に得た今に通ずる経験
冒頭でも少し触れましたが、私は入社以来3年ほどBPO品質保証として業務に携わってきました。
まずBPOとは、Business Process Outsourcing の略で、企業が自社の業務プロセスの一部を外部の専門業者に委託することを指します。TOPPANでは自社のノウハウを活かし、より高品質で効率のよい業務プロセスを構築・請負うことをBPO事業として展開しています。私はその中でも主に、補助金事務局の問い合わせ対応コールセンターや申請の審査センターといった案件を担当していました。
BPO品質保証の経験では「本質を見極めたうえで柔軟に対応する」スキルを高めることができたと感じています。入社当初の私は品質管理と品質保証の違いも理解しておらず、とにかく社内で標準化された基準を満たすことを考えていました。
しかし、3年目に差しかかったころ、これまでの対応方法では業務を効果的に遂行できないことに気づきます。担当した補助金の案件では、内容の複雑さからイレギュラー作業が頻発していました。私は、関係部門から品質面について質問された際に適切に回答することができませんでした。
そんな時、チームの先輩に相談したところ、「まずお客さまが何を求めているのか」と問いかけられました。
その瞬間、私は気づかされました。
社内視点に偏っていた私は、品質保証の本質が標準化された基準の適合確認ではなく、お客さまのニーズを見極めた上でその基準が満たされているかを検証する役割だということです。また、案件対応を進めるうちに、BPO品質保証は製品を対象とする品質保証と異なり、明確な指標がないため、お客さまの基準を満たすには案件ごとに柔軟な対応が必要だと実感しました。
その後の対応では「お客さまの求める品質を満たすための本質は何か」を考えること、その上で「今回の案件に求められる対応を柔軟にこなすこと」を常に意識してきました。その結果、関係部門からの信頼も上がり、ちょっとした相談や確認を依頼されることも多くなりました。
このように、BPO品質保証では多くのことを学びました。同時に、今後のキャリアを考えるようにもなりました。大学時代からシステム開発に興味を持っていたことに加え、今まで培ってきた品質保証の経験を活かしながらモノづくりをしたいという想いがあったため、BPO品質保証からシステムエンジニアへのキャリアチェンジを決めました。
現在のチームでは、システム開発の基礎を学びながら実務を行い、その先のキャリアも柔軟に築いていくことができる点に魅力を感じ、希望を出しました。
前職の学びが自身の行動指針、チーム開発で最も大切だと思うこと
異動前と比較して大きく変化したと感じるのは、チームで仕事を進めていく環境になったことです。以前は仕事の特性上、個人で案件対応をすることが多かったのですが、現在はチームで協力しながら業務を進めています。チームメンバー一人ひとりの得意分野を活かし、お互いの不得意な部分を補い合うことで、より大きな成果を出せることに魅力を感じています。
私がチームで仕事をする上で大切にしていきたいのは、「わからないと感じたら共有する」ということです。以前の職場では、レビュー時に成果物の説明を受け、指摘や改善案を提供する機会が数多くありました その際に、説明を聞いてわからないことがあった時は自分の理解不足であると感じて、自分の中にとどめてしまうことがありました。
しかし、2年目の時のことです。「わからないことがあった時は、説明者の中でも整理できていない可能性があるから、どんどんきいてみてほしい」とアドバイスを受け、レビューでは積極的に自分の中で理解しきれなかったことも聞くようにしました。
その結果、もう少し検討が必要な部分や対応が必要なリスクが見えてくるようになったこともよくありました。
もちろん、自身の理解不足の場合もあるため、日々のスキルアップは欠かせないのですが、"わからない"には様々な要因があり、その疑問は"新たな気づき"につながることもあると学びました。
これらの経験が、私の「まずは共有してみる」という現在の行動様式を形作っています。
変化の速いIT技術と、ニーズの本質を捉えたモノつくりのかけ算
新たなキャリアを進みはじめた今の私の最初の心意気は自分の強みである吸収力全開!です。
システム開発の一連の工程を経験し開発スキルの基礎を身に付けること、変化の速いIT技術について常に知識をアップデートすることなど学ぶことが多く、最近は毎日があっという間です。
最新技術の習得の一つとして最近は生成AIを活用した学習を心掛けています。
Google GeminiやChatGPTに、わからない用語や概念について初心者にもわかりやすく説明してもらうようにお願いすると、身近な例えで説明してくれるので新しい分野を学び始める時におすすめです。少し前にGoogle APIについて質問をした時には、APIをウェイターに例えていて役割のイメージがつきやすかったです。
また今後については、お客さまの求めるものの本質を見極めることのできるエンジニアとなり、満足度の高いサービスを提供できるようになっていきたいと考えています。前の職場では成果物に対して指摘や改善案を提供する立場でしたが、現在は自分がモノづくりを手掛ける側に立っています。より主体的に品質向上や各方面からの視点を考え、お客さまにとって使いやすいシステムをどうつくっていくかを考えられるようになっていきたいと思います。
そのために、企画から要件定義・設計など、プロジェクトの初期段階をメインに参画することを目指しています。開発スキルだけでなく、お客さま視点や各分野の専門知識も必要不可欠となってくるので、これまで培ったスキルと日々の学びを大切にしながら、チームへの貢献度を高めていきたいと思います。
TOPPANは、社員一人ひとりの挑戦に対する思いを大切にしてくれる会社であると感じています。私自身、社内制度を活用してBPO品質保証からシステム開発エンジニアへキャリアチェンジを果たすことができました。新しい環境は、自分の価値観を広げる絶好の機会であると考えています。私は未経験からのスタートで不安ももちろんあるのですが、わからないことを前向きに学んでいける姿勢を大切にして日々成長を続けていきたいと思います!
