幅広い分野への興味と可能性を求めてTOPPANへの入社を決意
学生時代は、情報系から物理系まで幅広く学べる学部だったので、プログラミングの基礎、手書きの製図、3DCADなどを経験しました。
休みの日は、レストランのフロアのアルバイトをしていました。土日のディナー時間を担当していましたが、店長と2人で回さなければならないことが多く、非常に忙しかったことを今でも覚えています。苦労する場面も多かったものの、一度教わった仕事内容を短時間で理解し、実践に移せるという長所に気づくきっかけになりました。
就職活動では、当時はAIに強い関心がありました。この技術が情報分野で必要不可欠になるという確信があったので、大企業がどのようにAIを活用していくのか、とても興味がありました。それに加え、情報関連の様々な分野に興味があったので、幅広い事業展開をしている企業を中心に探していました。
その中でトッパンのCMを見る機会があり、デジタル化を積極的に推進している企業だという印象を強く持ちました。実際に企業研究を進めていくと、様々な分野でお客さまにサービスを提供していることや、新しい技術にも果敢に挑戦している姿勢に非常に魅力を感じました。
他社と比較しても、TOPPANの知名度の高さと事業領域の広さは印象に残っており、特に、新たな技術を積極的に取り入れていく企業文化に共感し、入社を決意しました。
エンジニアとしてのスタート、若手ならではの視点で確かな手応えを実感
入社後は1カ月間の全体研修からスタートしました。私が入社した2020年は、今より少し出社制限が厳しい時期でした。対面での交流こそ叶いませんでしたが、 共通の目標に向かって切磋琢磨できる新たな仲間(同期)と出会えたことで、社会人として順調なスタートを切ることができました。
その後、約3カ月間のデジタル研修が始まりました。ここでは少人数のグループに分かれ、プログラミング演習から設計、プロトタイプ開発まで、実践的な内容に取り組みました。長期間にわたる研修でしたが、各々が得意な領域で自分のスキルを発揮して協力作業を行った結果、発表会後のフィードバックで高評価を得ることができました。協力して作業を行っていく中で、新サービス開発の難しさやアイデアを形にすることの難しさを実感した一方で、チームメンバーとは心置きなく話せる関係性を築くことができたので、この研修は非常に良い経験になりました。
配属先は、私の希望通り、上流から下流まで幅広く経験できる部署となりました。ただ、配属後に少し意外だったのは、チームの年齢層の構成でした。40代から50代の経験豊富な先輩方が多く、責任感を持って業務に取り組まれており、残業にも柔軟に対応されている印象を受け、その働き方のスタイルに少し戸惑いを感じることもありました。
しかし、この気づきこそ、若手である私がチームに貢献できるポイントの一つなのではないかと感じました。配属された時期はちょうどChatGPTが注目され始めた頃で、部署ではまだあまり活用されていない印象だったので、私がツールを使いこなし、迅速な情報提供で打ち合わせが円滑に進行するようにチームに貢献できた際は、年次に関係なく先輩方が褒めてくださいました。できることはまだ少ないですが、先輩方の業務のサポートという立ち位置で、徐々に自分の居場所と役割を見出すことができるようになり、世代を超えて新しい価値を提供できることを実感しました。
振り落とされない!ベテランエンジニアたちとの大型プロジェクトでの学びと貢献
現在はTOPPANの開発部門でシステムエンジニアとして働いています。主な業務は、お客さまとの打ち合わせ内容を設計書へ落とし込んだり、システムに不可欠なインフラの構築をしたりと幅広い工程を担当しています。
具体的には、
・Excelでの設計書作成(アプリケーション設計)
・DBのデータクレンジング
・クラウド環境の構築(AWS, Azure)
です。
また並行で、入社前から強く関心を抱いていたAI領域について、日々勉強と調査を重ねています。配属されてまだ3年目ですが、最新の技術に触れ、実践的に習得できる環境が整っており、それらの技術をどのように実際のシステムに取り入れていくかを学べる点に、大きなやりがいと楽しさを感じています。
特に印象に残っている仕事は、2年目の後半から携わることになった、大手自動車製造メーカーのシステム構築です。チームとしては、これまで、総合スーパーやホームセンターの商品管理や就職支援企業の社内ツール開発の経験はありましたが、メンバー全員、自動車メーカーは初めての試みだったので、専門用語の理解や独自の作業フローの理解に大変苦労しました。そのような手探り状態の中、経験豊富な先輩方は、要件の落とし込みが非常に早く、システムを形にするための要件定義を着々と進めており、システム開発の現場のスピード感を初めて体感しました。自分も様々なツールを駆使して膨大な情報量の整理や、設計書の作成という点で、チームに貢献できたと思います。
このプロジェクトを通じて、改めて0からモノをつくることの大変さや、プロジェクトマネージャーのスケジュール管理の重要さを実感しました。その一方で、要件定義から開発、実装に至るまで携わることができ、当社の他部門の2年目と比較しても非常に充実した経験を積むことができたのではないかと自負しています。
技術とチームワークを両立させながら、理想のリーダーをめざして
入社から2年が経ち、要件定義から開発、実装まで幅広い経験を積むことができました。そして、これまでの業務を通じて、社会人としてのコミュニケーション能力が成長したと感じています。学生時代は個人作業が中心でしたが、現在は1人では対応できない規模の仕事も任せていただけるようになり、チームでの協力が不可欠になりました。わからないことは積極的に質問し、自分の知識も年次の差に遠慮せずに共有する。そうした双方向のコミュニケーションを通じて、チーム全体で課題を解決していく力が身についてきたと実感しています。
次の業務では、AIチャットのシステム構築に携わる予定です。1、2年目の業務を通じて獲得できたAIやクラウドの知識を活用し、チームに貢献することはもちろん、このプロジェクトを通じて、自分自身のさらなるスキルアップをめざしていきたいです。
近い将来では、プロジェクトマネージャーとしてチームを率いていくことが目標です。アイデア出しや設計書作成、議事録作成の作業効率を上げ、メンバーが集中して自分の能力を最大限発揮することのできるチーム環境を作っていきたいです。そのために、新しい技術領域やツールに対して常にキャッチアップを重ねていくことは、自分が何年目になっても続けていきたいと思います。 「チームワークを大切にしながら、心理的安全性が高い雰囲気で、プロジェクトを進行できる」そのような理想のリーダー像に向かって日々成長していきたいと思います。

