より良いソリューション開発には、より良いチーム体制を
現在、私はDXソリューション開発一部に所属し、物流DXグループのリーダーとして働いています。主な業務は、物流業務における様々な物流DXソリューション『LOGINECT®(ロジネクト)』の開発です。
私たちのグループでは、LOGINECT®とWMS(倉庫管理システム)を連携させる開発に取り組んでいます。LOGINECT®は、WMSなどから受け取った物流データを可視化し、分析しやすくするサービスです。WMSとの連携機能を充実させることにより、データ取得の幅が広がるだけでなく、LOGINECTをご利用するお客様のデータ連携設定にかかる工数も削減できます。また、多量のデータにも対応できるようデータ基盤の強化にも注力しており、安定したサービス提供を目指して日々改善を重ねています。
私たちのグループには子育て中のメンバーが多く在籍しています。そのため、仕事と家庭の両立ができる持続可能な働き方を大切にしています。時短勤務や急な休暇にも対応できるよう、特定のメンバーに負荷が集中しないような体制づくりを心掛けています。
また、心理的安全性の高い職場づくりも意識しています。私自身、中途入社でまだわからないことも多く、メンバーに教えてもらうことも少なくありません。だからこそ、誰もが質問しやすく、話しやすい雰囲気が大切だと考えています。定期的な朝会では、メンバーが抱える課題や悩みをいち早く察知し、一人で抱え込まないよう配慮しています。
さらに、チームとしてAIの活用も積極的に検討しています。現在は、開発プロセスでAIを活用し、モックやプロトタイプの素早い生成による開発スピードの向上に取り組んでいます。AIは日々新しい技術やサービスが登場する分野ですが、これまでにない視点での仕事に携われることにやりがいを感じています。
物流業界を取り巻く環境は日々変化しており、法律面での対応も求められています。このような変化にも柔軟に対応できるよう、チーム一丸となって新しい機能の開発に取り組んでいます。
前職で得た経験と成長、次のステップへのきっかけ
新卒で入社した物流会社では、 海外拠点の倉庫管理システム(WMS)の開発を担当してきました。システム開発の上流工程である要件定義から、実際の開発、そして導入後のサポートまで、一気通貫で業務に携わりました。
特に印象に残っているのは、中国・韓国の25の倉庫のWMSを同時に切り替えるという大規模なプロジェクトです。約3年という長期にわたるプロジェクトで、そこでも私は最大17名のチームをまとめるリーダーを務めました。各拠点でバラバラだった倉庫運用を統一する必要があり、現地に足を運んで実際の運用を確認しながら、新しい運用方法を構想していきました。
このプロジェクトでは、マネジメントの面で大きな学びがありました。
当初は責任感から、あるメンバーの仕事に過度に介入してしまい、そのメンバーがプロジェクトから離脱を考えるほどの事態に発展してしまいました。しかし、1on1での対話を通じてそのメンバーから「もっと信頼して任せてほしい」という声を聞き、自分の姿勢を改めることができました。結果的にそのメンバーは最も信頼できる存在となり、プロジェクトも無事に完遂することができました。
転職を考えたきっかけは、社内SEという立場上、自社システムの範囲内でのサービス提供に限界を感じるようになってたことです。他社の技術を活用したソリューションにも携わり、より幅広い視点で物流の効率化に貢献したいという思いが芽生えました。
そんな中で出会ったのが、TOPPANでした。物流DXという分野に積極的な投資を行い、WMSだけでなく、物流データの可視化など、多角的なアプローチで物流改革に取り組む姿勢に強く惹かれました。自身の経験を活かしながら、新たな領域にもチャレンジできる環境だと確信し、転職を決意しました。
チャレンジを支えるのは、環境と積み上げてきた経験からの自信
TOPPANへ入社後、大きな挑戦となったのはLOGINECT®のリリース対応の全体管理を任されたことです。3月と5月の2回に分けて大きなリリースがあり、WBSを作成して全体の進捗管理を担当しました。まだ入社して間もない時期でしたので、大きな不安もありましたが、周りの方々の手厚いサポートのおかげで、無事に予定通りリリースを完了することができました。
新しい環境での仕事は、技術面でも多くの学びがありました。特にAWSについては、前職では全く使用経験がなかったため、最初は用語の理解にも苦労しました。ですが、社内には AWS の技術者が多く在籍しており、質問がしやすい雰囲気があったことは本当に心強かったです。実際、AWS Certified Cloud Practitionerの資格も取得することができ、今では次の資格取得も視野に入れています。
前職との大きな違いを実感するのは職場の雰囲気です。前職は社員のほとんどがプロパーで、先輩後輩の意識が強い環境でした。一方、現在の職場は中途入社の社員も多く、年齢や経験に関係なくフラットな関係性で仕事ができています。例えば、若手社員の中にもAWS 認定資格を全て保持しているメンバーや、知識もスキルも高いメンバーがいるので、私も積極的に質問をさせていただいています。
※「2025 Japan AWS Top Engineers」および「2025 Japan All AWS Certifications Engineers」に選出
また、前職での物流システムの開発経験は、現在の業務でも大いに活かされています。WMSとの連携において、どのようなデータを保持しているのか、実際の倉庫でどのような運用が行われているのかといった知識は、システム開発の現場で具体的なアドバイスができる私の強みとなっています。
新しいことへのチャレンジは簡単ではありませんが、周りのサポートを受けながら、一つ一つ課題を乗り越えていくことで、確実に成長を実感できています。わからないことがあっても、周りに相談しながら進められる環境があることは、とても心強いです。
物流業界の危機に挑む、業界全体が手を取り合うべき課題の橋渡しを
今、物流業界は大きな転換期を迎えています。2024年問題として知られるトラックドライバー不足や、それに伴う輸送力不足の懸念など、業界全体で解決すべき課題が山積しています。私たちのLOGINECT®サービスを通じて、これらの社会課題に向き合っていきたいと考えています。
具体的には、物流データの可視化によって、企業が正しい施策を打てるようなKPIの設計や、データ分析サービスの提供を目指しています。荷主企業、物流事業者、一般消費者が協力して解決していかなければならない問題だからこそ、私たちのサービスを通じて橋渡しの役割を果たしていければと思います。
また、私個人としては、現在取り組んでいるマネジメント業務ではまだまだ学ぶことが多い状況です。プロジェクトを進めながら推進する力を身につけ、成長を続けていきたいです。
TOPPANの魅力は、様々な分野への挑戦ができる環境が整っていることです。業界におけるドメイン知識を持つ者、AWSをはじめとした技術者、VRやハードウェアなどのIoTを活用した開発者など、多様なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しています。 それぞれの強みを融合しながら、困った時は気軽に相談できる風通しのよい環境が整っていると日々実感します。
これからも、私たちは新しいことにチャレンジし続けます。システムに強い方はもちろん、事業とシステムの橋渡しができる人財も大歓迎です。変化を恐れず、新しいことに挑戦したい方、積極的にコミュニケーションを取れる方であれば、きっと活躍できる場所が見つかるはずです。様々な事業を手掛けているからこそ、手を挙げればチャレンジの機会は豊富にあります。思いを形にしたい方は、ぜひ募集サイトをのぞいてみてください。

