複数プロジェクトを統括し、やりたいをカタチにする仕事
私はいま、C&R Creative Studiosのゲーム企画部門である「FlagShip Planner Studio」に所属しています。私たちのチームが掲げるミッションは「やりたいをカタチにする」。この言葉には深い意味が込められています。クライアントが抱える課題の解決はもちろん、クリエイター一人ひとりのキャリアビジョンの実現まで、それぞれが持つ「やりたいこと」を具現化するための支援を行っているのです。
私の役割としては2つあります。1つは、複数のゲーム制作案件のプロジェクトマネージャーです。制作進行の管理から予算の調整、品質担保まで、プロジェクト全体を俯瞰しながら進行状況や課題を的確に把握し、問題解決へと導く支援を行います。もう1つは、組織リーダーとして、組織全体の統括や体制構築の役割です。具体的には、体制構築に向けた採用活動や組織施策の立案・実行を通じて、業務に携わるメンバーに、より効率的で柔軟な開発環境を提供できるよう推進しています。
特に大切にしているのは、メンバー一人ひとりのケアです。個々の成長を促し、チーム全体のパフォーマンスが向上できるよう心がけています。なぜなら、優れたプロダクトは優れたチームから生まれると信じているからです。メンバーが持つ「やりたいこと」を理解し、それをプロジェクトの成功につなげていく。これこそが、私たちのミッション「やりたいをカタチにする」の真髄だと考えています。
「この業界で生きていきたい」という強い思いから転職を決意
私のキャリアは、前職、新卒入社した会社でのプログラマーから始まりました。C言語を中心とした開発業務に携わり、コードと向き合う日々を過ごしていました。しかし、その後の道のりは決して一直線ではありませんでした。映像制作、進行管理、クライアント窓口対応、企画業務、営業、ディレクションなど、制作から運営まで、とても幅広い領域を経験することになったのです。
振り返ってみると、この多角的な経験こそが今の私の財産になっています。クリエイティブとマネジメントの両面からプロジェクトを支えるスキルは、決して一朝一夕で身に付くものではありません。また、様々な立場や視点を理解できるようになったのも、これらの経験があったからこそだと実感しています。
転職を決意したきっかけは、プログラマーとして思うような成果を出せずに悩んだ時期があったことでした。同僚や先輩のソースコードや成果物を目にするたびに、自分との技術力の差を痛感していました。設計力や実装力、問題解決のスピードなど、あらゆる面で自信を持てず、「自分はプログラマーに向いていないのでは」と悩むことも多くありました。
それでも「この業界で生きていきたい」という強い思いは決して揺らぐことはありませんでした。自分がより力を発揮できる領域を模索する中で、プロジェクト全体を俯瞰し、円滑に進めるディレクション業務に魅力を感じるようになったのです。プロジェクトを円滑に進めるためには、自らがディレクションを担う必要があると強く感じるようになり、より広い裁量と責任を持てる環境を求めて転職を決意しました。この気づきが、現在のキャリアの方向性を決定づける大きな転機となったのです。
失敗を糧に得た「成長」と「成功体験」
最も印象深い出来事は、C&R社へ入社した後、あるゲーム制作案件でプロジェクトマネージャーとして体制構築から進行管理、演出面のディレクションまで幅広く担当した時のことです。この案件は決して順風満帆ではありませんでした。
実は、体制構築を進める中で、大きな失敗を経験したのです。プロジェクトに対するスキルのミスマッチが発生し、結果としてクライアントに迷惑をかけてしまいました。事前にメンバーの得意分野や適性を十分把握できていなかったのが原因で、プロジェクトの進行に支障が出てしまったのです。クライアントから懸念の声が挙がり、丁寧に状況の説明と謝罪を行うことから始めなければなりませんでした。
しかし、この失敗を通じて学んだことは計り知れません。信頼回復のために即座に体制の見直しを実施し、メンバーの適性を再評価して役割の再配置を行いました。進捗報告の頻度を上げ、透明性のあるコミュニケーションを心がけることで、クライアントとの信頼関係を再構築していったのです。
チームメンバーの得意分野を見極めた配置や細やかなコミュニケーションを重ねることで、プロジェクトは安定軌道に乗り、無事リリースを迎えることができました。クライアントからも「安心して任せられる」という声とともに、改善後の対応を評価していただいた結果、継続的な取引にもつながりました。チームとしても全員で達成感を共有できたことは、大きなやりがいと自信につながる体験になりました。
この経験を通じて、自分自身の成長も実感しています。前職時代と比べると、特にマインド面での変化を強く感じていて、以前は物事がうまく進まないと感情的になってしまうこともありましたが、現在では冷静に状況を整理し、「どうすれば解決できるか」に意識を向けて対処できるようになりました。経験を重ねる中で視野が広がり、落ち着いて判断できるようになったことで、「大人になってきたな」と感じています。
これまでのすべての経験が現在の業務に活きていると感じていますが、特にプログラマーとしてのバックグラウンドは、開発プロセスの設計やマイルストーンの設定において大きな強みになっています。技術的な理解があることで、プロジェクト全体の構造を把握しやすく、現場とのコミュニケーションも円滑に進められるようになったのです。
熱量を持つ仲間と切り拓く、これからのものづくりの未来
今後の短期的な目標として、演出領域における業務の幅をさらに広げていきたいと考えています。これまで映像制作を中心に携わってきましたが、世界観の設定やシナリオ構築といった物語の根幹部分にも関与できる体制を整えていきたいのです。作品の本質に深く関わる領域だからこそ、自身の知見をさらに深め、表現力と構成力の両面でのレベルアップが重要だと感じています。
中長期的には、プロジェクトマネージャーとしてのスキルをさらに磨きつつ、プロジェクト外の領域にも積極的に関わっていきたいですね。特に力を入れたいのは、メンバーの育成やキャリアビジョンの支援など、人の成長に寄り添う取り組みです。単なる進行管理にとどまらず、チーム全体の可能性を引き出し、組織としての力を高めていけるようなリーダーへと成長するのが目標です。
採用候補者の皆さんにお伝えしたいのは、当社が「なんでもチャレンジできる環境」を提供している点です。業務領域が幅広く、自ら「やりたい」と意思表示すれば、未経験であっても挑戦できるチャンスがあります。その挑戦を支える体制も充実していて、先輩やチームがしっかりとサポートしてくれるので、安心して新しい領域に踏み出すことができると感じています。個人の成長意欲を尊重し、柔軟にキャリアを築いていける風土が根付いているのも当社ならではの魅力です。
C&R社で活躍しているメンバーに共通しているのは、「何事も自分ごととして捉えられるマインド」です。開発業務は社内外問わず多くの関係者と連携しながら進める必要があります。なので、課題やトラブルが発生した際には他人任せにせず主体的に向き合い、チーム全体の成果を意識して動けるメンバーが自然と信頼を集め、活躍の場を広げています。技術力だけでなく、責任感や協調性といった「人としての力」も大事な要素になってくる環境です。
今後ご一緒する方には、何よりも「熱量」を持ってチャレンジし続けられる方にジョインしていただきたいと考えています。昨今は求められるスキルの水準も高まり、AIなどの技術も急速に進化しています。そんな中でも自らの可能性を信じて挑戦を続けられる方、変化を前向きに楽しめる方と一緒に、これからのものづくりを切り拓いていきたいです。C&R社には、得意分野が明確な方にはその領域で専門性を深められる環境があり、一方で、まだ自分の得意分野が見つかっていない方は、幅広い業務に触れながら自分に合った役割や分野を見出せるようサポート体制を整えています。
挑戦を歓迎する風土の中で、試行錯誤を重ねながらキャリアを築いていける環境には、きっと多くの発見があるはずです。
