学生時代から就職まで――立地を決め手に選んだ最初の一歩
学生時代は、焼き肉屋でのアルバイトとサークル活動に力を入れていました。ホールスタッフとして働きながら、サークルでは空手に打ち込む日々。特に印象的だったのは、賄い目当てで始めたバイトでしたが、接客の現場で日々お客様と向き合う経験は、後に仕事をする上での基礎となっていったように思います。学業では工学部に所属し、専門的な知識や技術を学んでいました。
就職活動は、最初から業界を絞っていたわけではありませんでした。
「せっかく工学部で学んだなら、活かせる仕事ができたらいいな」くらいの素直な気持ちで臨んでいたと思います。
もし納得いく結果が得られなければ大学院に進む選択肢も考えていたので、あまり気負わずに活動していました。
この会社に入社を決めた理由は、とてもシンプルです。
いくつか内定をいただいた中で、通勤のしやすさや生活のしやすさを考えたとき、ここが一番長く働くイメージを持てたことでした。
派手な理由ではありませんが、日々通う場所として無理のない環境であることは、自分にとって大切なポイントでした。
マナー研修・OJTを経て知った「思っていた技術営業との違い」
入社後は、社会人としての基礎を身につけるマナー研修からスタートし、その後OJTへ。
先輩に同行しながら、お客様との会話の仕方から提案の進め方まで、一つずつ学んでいきました。
配属されたのは計測機課で、計測機器の拡販が担当業務でした。
右も左も分からない中、与えられた仕事に向き合う毎日は慌ただしくも新鮮なものでした。
ただ、仕事を続ける中で、入社前に抱いていた「技術営業」のイメージとの違いを感じるようになりました。
実際の業務は、自社製品ではなく仕入商材を扱う専門営業が中心で、技術的な課題解決はメーカーと協力して進めるスタイルです。
そのため、お客様の要望を整理しメーカーにつなぐ役割が大きく、想像していた技術営業とは少し異なるものでした。
そんな中、複数メーカーの商品を組み合わせた装置をお客様に納入した際に思わぬトラブルが発生しました。メーカーの技術営業ではない自分がどこまで対応できるか不安もありましたが、各製品の特長や仕組みを理解している商社だからこそメーカーの枠を超えて横断的に課題を洗い出すことができました。最終的には原因を特定しメーカーと連携しながら解決に導くことができました。
この経験から「個別の製品に詳しいメーカーではなく、複数商材を扱う商社だからこそ提供できる価値がある」と認識し、少しずつ自分なりの”技術営業”が確立されてきたような気がします。
AI外観検査の拡販活動で学んだデータ活用と対人スキルの重要性
現在は営業革新課で自働化省人化ツールのひとつであるAI外観検査の拡販を担当しています。
お客様への提案から要望の整理、最適なメーカーの選定まで、外観検査の窓口として活動してきました。
この中で印象に残っているのは、導入後に不具合が発生した案件です。お客様との事前の取り決めが不十分なことも要因となって、解決までに非常に苦労しました。ご迷惑をかけられないという思いから必死に働いた日々は大変でしたが、その経験が「事前準備の大切さ」を強く意識するきっかけになりました。
仕事を通じて自分自身が成長したと感じるのは客観的な判断ができるようになったこと。
そして、それ以上に「対人で行う仕事」の奥深さを知りコミュニケーションの重要性を痛感したことです。
どれだけ商品知識があっても、相手に伝わり、信頼してもらえて初めて仕事が前に進みます。
受注をいただけた時の嬉しさは、今の仕事を続ける大きな原動力になっています。
組織で売る仕組みづくりと、共に挑戦する仲間へのメッセージ
短期的には、担当商材の実績をさらに伸ばすことが目標です。ひとつひとつの商談に丁寧に向き合う姿勢を大切にしています。
そして中長期的には、「個人に依存しない営業体制」をつくりたいと考えています。
担当者によって提案の質が変わってしまうのではなく、誰が担当しても一定の品質でお客様に価値を届けられる仕組みをつくることが目標です。
当社の魅力は従業員の声を受け止め挑戦を後押しする風土があることです。私自身、外観検査の拡販を提案した際に会社が積極的にサポートしてくれました。必要な機材も揃えてくださりチャレンジの場を作ってくれたことには今でも感謝しています。
新しいキャリアを検討されている皆さんには「ぜひ一緒に新しい挑戦をしましょう」とお伝えしたいです。あなたの経験やアイデアが、私たちの組織をさらに前に進めてくれるはずです。共に成長しながら、より良い未来をつくっていける仲間をお待ちしています。
