サッカーと陸上に打ち込み文武両道を成し遂げた学生時代。
栃木県小山市で生まれ育った齋藤。姉とともに育った幼い頃の思い出をこう語ります。
「いつもお姉ちゃんのあとをくっついて、真似をしていましたね。外で体を動かすのが好きで、じっとしているのはあまり得意じゃなかったので、習っていたピアノやバイオリンの教室からこっそり抜け出して公園で遊んだりすることもありました。習い事はピアノやバイオリンだけでなく書道や合気道などいろいろやりましたが、どれも二、三カ月くらいで終わってしまって、続いたのは陸上とサッカーだけでした。陸上は姉がやっていたから自分もやりたいと思って始めて、サッカーはなでしこジャパンが優勝したのを見てやってみたいと思ったんです。自分の意思で始めたから続いたんだと思います。じっとしているのは苦手ですが、小さい頃から本を読むのは好きなんです。吉田篤弘さんの小説が特に好きですね。自分の好きなことや興味のあることなら集中できたけど、やらされていた習い事は続かなかったんですよね」
中学・高校では、部活動やクラブチームでサッカーや陸上に打ち込み、全国大会や関東大会にも出場したそうです。
「陸上は中学の部活で、クラブチームでサッカーをやっていました。高校では学校に女子サッカー部があったので入部しました。たまたま家から近い高校が女子サッカーの強豪校だったんです。サッカーのほうは、クラブチームで中学時代全国大会に出場しました。高校でも関東大会には出場しました。陸上は中長距離をやっていたんですが、全国大会には標準記録に0.3秒ほど足りなくて出られなかったのですが、関東大会には出場できました」
学校の成績もよく、大学も指定校推薦で入学したという齋藤の優秀な経歴の根底には、親御さんの教えがあったと言います。
「親から“文武両道を大事にしなさい”と言われていて、どちらかが中途半端になるならどちらかはやめなさいと。そう言われて育ったことで、何事も全力で取り組むようになったと思いますね。おかげで大学の指定校推薦もそうですし、部活でも部長を務めることができました」
IT業界への挑戦とアスノシステムとの出会い
大学時代がコロナ禍真っ只中だったこともあり、サークルには所属しなかった齋藤。就職活動では将来の進路に迷いながらも、自分なりの挑戦を選びました。
「大学進学の時点で将来の夢が特になかったので、選択肢が広くいろんな分野に進めるかなと思い、大学では経済学部を選びました。就職を考え出した頃に、“好きなことを仕事にすると嫌いになってしまう”という論文を読んだんです。たしかに、サッカーや陸上も好きだし、本も好きだけど仕事にするのは違うかもなと感じて、好きなことは好きなままでいたいと思いました。そこで、苦手なことや知らない分野に挑戦してみようと思って、IT業界を進路に選びました。それまでパソコンもあまり触れてこなかったし、ゲームもやったことがなくて、SNSもずっとLINEしか使っていなくて興味もあまりなかったんです」
IT業界を見ていく中で、合同説明会でアスノシステムと出会います。
「合同説明会で話を聞いて、インターンに参加しました。会社説明の中で文系出身者が多いことを知って安心したのを覚えています。大学の卒論でふるさと納税について書いたのですが、地元の栃木への思いもあり地方創生にもともと興味があったのですが、アスノシステムが地方創生に力を入れている会社だと聞いて、いいなと思いました。実際に現地で活動している話を聞いて、口だけじゃなくて本当に地方創生の活動を事業としてやっている会社なんだなと思ったんです。社員がやりたいことを応援してくれる社風も魅力的でした」
他にも、インターンや面接を通じて、アスノシステムの雰囲気や人の温かさを感じたことも決め手となりました。
「説明会やインターンで対応いただいた人事の方が優しくて、他の会社と比べて印象に残りました。面接では地方創生の話をしたら、社員がやりたいと言ったから事業として始めたと聞いて、やりたいことに挑戦できる会社なんだと感じました」
未経験からエンジニアへ――成長を支える環境
アスノシステム入社後、齋藤はまったくの未経験からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。
「プログラミングは本当にゼロからのスタートでした。最初は何が何だかわからなくて、案件によって言語が変わるのも大変でした。知らない言語の案件だとまず読めないし書けないし、という感じで1年目はずっと混乱していました」
そんな中、上司や先輩のサポートが大きな支えになったと言います。
「当時PMをしていた上司が、私がわからない部分が多いことをきちんと理解してくれていたんです。自分はできてしまうからわからない人が何がわからないのかがわからないからそこから話してほしい、と上司側から言ってくださって、私が書いたコードを修正しながら見せてくれたり、初歩的な質問にも細かく答えてくれました。わからないことやできないことを責めず、ちょっとした意見にも『たしかにそのほうがいいですね』と褒めてくれて、この人の部下になれてよかったなと感動しました」
できない自分に不安を感じながらも前向きに学び続けてきたことで、自身の成長を感じています。
「サッカーや陸上、勉強もそうですが、今まで“できない自分”を経験したことがあまりなかったので、初めて壁にぶつかった感じでした。周りには情報系の学校出身の人も多くて、自分だけがわからないという不安がありました。でも、だからこそわからないことを言語化して伝える力はついたと思います。ここがわからなくて、ここで詰まってますと説明できるようになりました」
現在は、設計書の修正からコーディング、そしてテストという一連の業務を経験し、コミュニケーションの大切さも実感しているそうです。
「入社するまで、もっと黙々と開発作業をする仕事なのかなと想像していたんですが、実際にはお客様との認識合わせや社内での意見交換で人との会話が業務の中でたくさん発生するんです。システムを知らない人との会話も意外と多いので、自分の現状を伝える力や、コミュニケーション力が成長したと感じています」
これからの挑戦と、未来の仲間へのメッセージ
今後について、エンジニアとしてのスキルをさらに磨きながら、新たな分野にも挑戦したいと考えています。
「エンジニアとして最低限のことができるようになってから、挑戦できる機会があればやってみたいです。やはり地方創生に興味があるので、現在の活動がうまく進んで他の地域に展開するとなった際には挑戦してみたいと思っています。でも、今はまだ知識が足りないので、まずは目の前の仕事をしっかりやりたいです」
そんな齋藤がいま目標とする人物像は身近な人たちだと語ります。
「身近な上司と先輩が目標であり憧れです。お客様のやりたいことを理解して、必要な修正や提案を自分からできる人になりたいです。話が上手で、お客様との関係を築きながら、後輩や部下にも細かく教えてくれる、部下からも慕われる人になりたいです。お客様や社内の仲間から信頼される存在になりたいですね」
休日の過ごし方や趣味についても、齋藤は自分らしさを大切にしています。
「最近はパン作りにハマっています。発酵させたり、パン以外にも時間をかけて料理するのが楽しいですね。人混みが苦手なので、静かな場所や古本屋に行くことが多いです。アスノチャレンジ(アスノシステムの福利厚生制度)で富士山に登ったんですが、それがきっかけで山登りも趣味になりました」
最後に、アスノシステムへの入社を検討している人へのメッセージをこう語ります。
「言われたことをやるだけでなく、自分で考えて行動し、アウトプットできる人が成長できる会社だと思います。未経験でも挑戦する気持ちがあれば必ず成長できます。何かあれば私も頑張って教えますし、安心して入社してきてほしいですね」
一生懸命さと自分らしさを大切にしながら、成長してきた齋藤の挑戦はこれからも続いていきます。
※記載内容は2025年9月時点のものです
