グローバルな舞台で活躍したいという想い
──仕事内容を教えてもらえますか?
現在は経理の管理会計の分野で予算・予測・実績を管理しています。事業活動の変化をモニタリングし、経営に報告して業績の達成をサポートしています。
──今までの経歴を教えてください。
大学では経済を専攻していました。もともとは日本で知識を得た後に中国に戻る計画だったのですが、日本で就職することになりました。
アルプスアルパインへの入社の決め手は、日本の強みである「ものづくり」と「グローバル展開」です。自分が外国人なので、グローバルを舞台としているメーカーに入って活躍したいと考えました。説明会で話を聞いて、人にやさしい会社という印象をもったことと、当時から生産量の7割強が海外だったので、確実にグローバルで活躍できるのではないかと思いました。実際に入社して、今のところ希望はかなっています。
入社後は業績チームの中で単体決算の担当を務めました。その後、関連会社への出向や融資等を経験した後、チェコ赴任を4年半経験しました。帰国後は本社を経由し、いわき開発センターへと転勤になりました。さまざまな知識やノウハウを吸収したく、自ら手を挙げたこともあり、今までに多くの経験を積めています。
自己のキャリア形成とチームワークを重視して
──仕事をする上で大事にしている価値観はありますか?
大事にしている考え方は、自分自身のキャリア形成と、協力して仕事を進めるチームワークの2点です。キャリア形成という点では、経理の役割として制度会計、管理会計、財務などさまざまありますが、今まですべてを海外まで含めてカバーできる人はほとんどいないため、ぜひチャレンジしたいと考えています。
とくにグローバルな舞台で活躍したいと考えており、ヨーロッパは経験できたので次は新しい経験をしたいと思っていたのですが、この春からアメリカ赴任が決まっています。
価値観でもう1つ大事にしていることは、関係者で協力して仕事を進めるチームワークです。過去の関連会社への出向時、海外赴任時はとくにチームワークを意識していましたね。1人よりもチームで進める価値観を重視してメンバーに協力を仰ぎながら仕事をしていました。
関係者と同じ方向に向かうことの重要性を認識できた出向
──忘れられないエピソードはありますか?
国内関連会社への出向当時、その会社にはトマトの栽培や老人ホームの経営など、さまざまな事業があり、さまざまなシステムを使って業績管理をしていました。効率化のためシステムを統合することになったのですが、全拠点に足を運んでキーマンと会話しました。
使い慣れたシステムを切り替えることは、現地の方からすると抵抗感があったかと思いますが、会話を重ねることで最終的に理解いただきました。関係者に理解してもらい、同じ方向に向かっていくことの重要性を認識できた私にとっての成功事例です。
また、海外赴任する際にずっと英語を勉強しろと言われていました。なんとかなると思い赴任したら、なんともならなかったですね(笑)。
赴任時は、ちょうど予算作成のタイミングだったので、本社からの指示をもとに現地法人をリードする必要がありました。会話がうまくできない中で、どのように本社の方針を英語で展開すれば理解してもらえるか夜中まで考えていたのを覚えています。
言葉は大事だと、あらためて気づきましたね。その後は、遅れを取り戻すために毎日1時間2時間は勉強していました。いい教訓になりました。その他、2年計画でチェコの現地メンバーを指導したことも印象深いです。日本の文化や仕事のスタイルを教え、週に一度は手作りの教材で日本語のレッスンを実施しました。
当事者意識を高め、モチベーションを上げるために、日本への出張や会議でも彼にメインで説明してもらうようにもしました。今、彼は現地法人の幹部となり事業計画、経理財務管轄として大活躍をしています。
自分で判断して、自分で実行して、最後までやりきる人材になりたい
──将来はどのような存在になっていきたいですか?
多くの中国人は、ゴールがどういう風になるかを描きながら個人主体で行動します。一方で、日本ではまずディスカッションから始めるところがありますよね。
どちらかだけが正解ということではないので、いかに目的を効率よく達成できるかでアプローチを決めればよいと考えていますが、大事なことは日々変わっていく環境に追従できるようわれわれも仕事のスタイルを変革していくことです。
そのためにも、多様な人材がたくさんいればよいと思うので、会社のダイバーシティに少しでも貢献できればと考えています。さまざまな視野、感覚を持っている人がいれば、新たなビジネスチャンスにつながるかもしれません。さまざまな国籍の社員がいて、意見を出し合いながらしっかりと利益を上げていける。そのような会社の実現に寄与したいですね。
今は自分がこの先何をするにも、何かを達成できるよう力を貯えるための学習の段階かと思っています。去年参加していた社内の研修をきっかけに、「自分で判断して、自分で実行して、最後までやりきる人材」になることを意識していることと、ドラッカーの本を読んで研鑽しています。
入社以来、アルプスアルパインの良さをたくさん感じています。従業員の人柄が良いとか、自分がやりたいことを上げれば、会社が協力してくれる点などが魅力です。他の会社に入社していたら実現できていなかったかもしれません。
アルプスアルパインで将来もさらに活躍できる、もっと自分がやりたいことを実現できるという確信があるので、ぜひ会社と自分の成長をめざしていきたいと思います。
※ 記載内容は2023年2月時点のものです

