ビールの売り子から地方銀行へ。好奇心旺盛な性格が導いた、人と深く関わるキャリア
若杉のキャリアの根底を支えているのは、幼少期から育まれ持った「旺盛な好奇心」です。英語や習字、チアリーディングなど興味を持ったものには何でも挑戦し、同時に十種類近くの習い事を掛け持ちするほど活発な子どもでした。
「学校や習い事を通じ、昔から人と関わることが本当に好きでした。いろんな人と交わることで自分の中に新しい発見ができ、自分の視点や考え方が変わっていく瞬間に、何よりもワクワクする性格だったと思います」
その高い社交性と目標に向かって突き進むエネルギーは、学生時代のアルバイトで大きく開花することになります。
「大学時代は、野球場のビールの売り子のアルバイトをしていました。アルバイトでありながら、1日の売上という明確な結果にこだわったことが現在の営業職にも活かされています。20kgほどのビールの樽を背負って働くのは大変でしたが、球場の熱狂の中でたくさんのお客さまと会話することはとても楽しかったですし、さまざまな属性のお客さまと関わる機会があったため、どんなお客さまにも偏見を持たず平等に接することができるようになりました」
大学卒業後は「地元である名古屋で働きたい」「一度入った会社で定年まで長くキャリアを築きたい」と考え、地方銀行への入行を決めました。
「法人営業部に配属され、日ごろ関わることの少ない企業の社長や経営者に提案活動をすることは新鮮で楽しかったです。一方で決算書の読み込みなど数字に触れる業務は、数学が得意でない私にとって大変でしたね(笑)。
銀行業務はお客さまの人生の深い部分に触れることも多く、とてもやりがいがありました。とくに印象深かったのは遺言書作成のサポート業務です。一件のご契約のために数カ月にわたってお客さまの人生観や家族への想いを徹底的にヒアリングします。お金の背後にある重みや壮絶な過去に触れ、話してみなければわからない人の奥深さを知りました。
本音を語っていただくためには、まずこちらが誠実に向き合い、話を聴くことに徹しなければならないという営業の原点を、私はこの仕事から学ばせていただきました」
ここで働きたい──ショールームでの直感から始まった、愛知トヨタへの憧れ
銀行員として地道に成果を積み重ねる日々を過ごしながらも、若杉の心に大きな変化が訪れます。法人営業の仕事で自動車販売店を訪れた際、キラキラと輝くショールームに足を踏み入れた瞬間、「本来私が働きたかった場所はここではないか」という強い直感に襲われたのです。学生時代に金融系と並んで興味を持っていた自動車業界への熱い想いが、一気に再燃した瞬間でした。
「銀行の営業にも大きなやりがいを感じていましたが、経験を重ねるうちに成果がより見えやすく、お客さまの喜びにも直接立ち会える営業に挑戦したいという思いが強くなっていきました。地元・愛知で世界のトヨタブランドを担う誇りを感じながら働きたい思いもあり、真っ先に浮かんだのが学生時代の就職活動で圧倒的な存在感を放っていた愛知トヨタでした」
一度入った会社で長く働きたいと考えていた若杉にとって、転職は大きな覚悟を伴う選択でした。しかし愛知トヨタであれば、ライフステージの変化に応じて営業以外の職種でもキャリアを継続できるという盤石な体制が背中を押しました。
「転職活動には、『なんとしても愛知トヨタに入りたい!』と強い思いで臨みました。選考の際は新卒時の説明会や面接でお会いした採用担当者との再会もあり、不思議な縁を感じましたね。無事、内定をもらった時は安堵とともに喜びが込み上げました」
こうして2025年1月に入社。初めは家族連れが多く来店する店舗で8カ月経験を積みました。
「入社して最初に感じたのは、憧れのショールームで働く高揚感と『仕事ってこんなに楽しいんだ!』という純粋なワクワク感でした。自動車営業職の仕事は、クルマを販売するだけでなく、定期的なメンテナンスのご案内や保険のご提案など多岐にわたる業務がありますが、愛知トヨタが掲げる『損得ではなく善悪で判断する』という誠実な組織文化もあり、周囲のメンバーが熱心にサポートしてくれたおかげで、中途入社でもすぐに馴染むことができました。
お客さまに対しても、社員に対しても誠実に接する社風は非常に心地よく、安心して業務に臨めました。女性営業スタッフの数はまだ多くありませんが、店舗では性別に関係なく、1人の営業として向き合ってもらえます。困った時には周囲が自然に声をかけてくれるため、安心して挑戦できる環境だと感じています」
異動後も続く一生モノの絆。お客さまと笑顔を共有できる瞬間が、転職で得た最大の収穫
愛知トヨタでの歩みを始めた若杉は、最初の配属先で自らの営業スタイルを確立させる貴重なエピソードを経験します。それは新規で来店された一組の4人家族との出会いでした。小さなお子さまがいる場合、クルマのスペックや機能の話を後から見返してもわかるように資料にまとめ、あえてお子さまに向き合うのが若杉のやり方。大切なのはお客さまが店舗で過ごす時間の質を上げることであり、お子さまが退屈してしまえばご両親もゆっくり検討ができません。
「普通にクルマの説明をしているだけでは、他の営業スタッフや他社との違いを出せません。だからこそ、まずはお子さまと全力で向き合い、私を信頼してもらうことに注力しました。会っている時間は何よりも『仲を深める時間』にしようと決めていたんです。店舗のイベントにもお誘いし、複数回お会いすることで信頼関係を築くことができ、無事クルマを購入していただけた際はとても達成感がありました。
すると私が別の店舗に異動することが決まった時、そのご家族がわざわざ会いに来てくださって。お子さまからお手紙や手作りのキーホルダーをいただいた時は、思わず胸が熱くなりました。このご家族は異動後も新しい店舗に立ち寄ってくださるので、一生モノの絆ができたことをうれしく思います」
現在は別の店舗に異動し、100人ほどの既存顧客を担当しているという若杉。どのお客さまにも月に一度は調子伺いのご連絡をするなど、地道で徹底した顧客管理を行っています。そこであらためて実感しているのが、銀行員時代とのお客さまの関わり方のギャップです。
「銀行でお金に関するお話をする時は真剣な場面が多く、お客さまを笑顔にできる瞬間はなかなかありません。対して自動車の営業はお客さまが新しいクルマ、新しい生活にワクワクしながら商談に臨まれます。
ご成約時にお客さまと一緒に笑顔になれる瞬間が、転職して得た最大の収穫です。人生における大きなお買い物を納得して決断していただけるよう、毎回一人ひとりのお客さまの目線に立ち、新鮮な気持ちで向き合うことを大切にしています」
負けん気を原動力にめざすアワード。新店舗での挑戦の先にある、定年まで輝くキャリア
営業職として常に向上心を持って仕事に取り組んでいる若杉に、仕事をする上で心がけていることを聞きました。
「誰に対しても同じ態度で接することと、相手の想いに耳を傾けることを心がけています。お客さまにも共に働く社員にもいろんな人がいますが、相手や自分のコンディションで対応を変えないことを大切にしています。
また、営業職として一方的に商品をお勧めするのではなく、お客さまの潜在的なニーズを引き出し、それに対して適切なご提案ができるよう心を尽くしています」
入社から1年半が経過し、若杉の視線はより高い場所へと向けられています。次に掲げる目標は、販売や保険、点検などの実績を積み重ねたスタッフが選ばれるアワードへの参加です。
「今の店舗が2026年11月に移転リニューアルオープンを迎えるため、ここを最大の勝負どころだと捉えています。新店舗をきっかけに新規のお客さまをいかに獲得し、今支えてくださっているお客さまといかに深くつながれるか。ポスティングや訪問活動などやるべきことは山積みですが、結果が出るまで妥協したくないという負けん気が、今の私の原動力になっています」
キャリアの展望については営業職としての成功を第一に考えつつ、ライフステージの変化に対しても非常に柔軟な考えを持っています。愛知トヨタという巨大な組織の安定性と多様なキャリアパスが大きな安心感を与えてくれます。
「将来的に結婚や出産を経験したとしても、この会社であれば営業の現場で培った知見を活かせる部署がたくさんあります。営業だけにとどまらず、その経験を活かせて他の部署でもキャリアアップができる環境だからこそ、定年までずっと働き続けたいですね」
最後に、これから愛知トヨタへの入社を検討している方々に向けて、自らの実感を込めたメッセージを寄せてくれました。
「愛知トヨタはお客さまとの信頼関係を何よりも大切にしている会社です。クルマに関する知識は後からついてきます。まず大切なのは人と向き合うことが好きか、誰かの役に立ちたいという想いがあるかです。それさえあれば、ここは最高に成長できる環境です。
また、当社には困っている時に『どうしたの?』と声をかけてくれる優しい先輩や、助け合える仲間が必ずそばにいます。規模が大きい会社だからこそ、ロールモデルとなる素晴らしい先輩もたくさんいます。お客さまに一生寄り添えるプロフェッショナルを、私もこの愛知トヨタでめざしていきたいと思っています」
好奇心を原動力に、若杉は今日も一人ひとりのお客さまと向き合い、その人の暮らしに寄り添う一台を届けるために走り続けています。
※ 記載内容は2026年7月時点のものです
