生粋の負けず嫌いの成長録
株式会社ビッグ・エーは関東1都4県に350店舗を展開。2030年度600店舗体制に向けて出店を拡大し、「いつでも、どこでも、安全で良い品をより安くご提供し、お客さまの生活をより豊かにする」を軸に、地域に必要とされるディスカウント業態の中核企業として成長を続けています。今回は私がビッグ・エーに入社するまでの経緯についてお話しします。
子どものころの私は、とにかく負けず嫌いな性格でした。その性格がよく表れているのが、中学時代のテニス部でのエピソードです。
テニス部に入部して最初に気づいたのは、自分が球技に絶望的に向いていないということでした。経験者の先輩や同級生には全くついていけず、悔しい日々が続きました。そんなとき、ふと思ったのです。
「テニスの技術で勝てないなら、フィジカルで勝てばいいのでは」と。
それからというもの、体力づくりのために行われる外周メニューに全力を注ぎました。誰よりも早く走り終えることを目標に練習を重ね続けた結果、私の取り組みに感化されて外周メニューに真剣に向き合うメンバーが増えていきました。それでも私は誰にも負けることなく、3年間ずっと外周走トップを貫きました。……肝心のテニスにおいては技術より体力で粘るタイプとなってしまい、技術的な成長があまりできませんでした…(笑)。
そんな負けず嫌いな私が大学進学後に選んだ専攻は、心理学でした。きっかけはとても単純で、当時はまっていた小説が犯罪心理学に通じる内容で、主人公を「かっこいい!」と思って憧れたことです。実際に学んでみると、Excelを使った統計の取り方や、臨床心理学におけるさまざまな疾患の知識、他者とのコミュニケーション方法まで、本当に幅広いことを吸収できました。社会心理学・臨床心理学・犯罪心理学といった多角的な視点を得られたことは、今の仕事にも活きていると感じています。
そして大学時代、もう一つの大きな挑戦がアルバイトでした。実は当時の私はかなりの人見知りで、自分でもその性格を変えたいと思っていました。負けず嫌いな私は、「苦手だから避ける」のではなく、「苦手だからこそ飛び込んでみよう」と考え、あえて接客業を選びました。アルバイトを続けるうちに、さまざまなお客さまやスタッフと関わる機会が増え、人と接することへの抵抗は少しずつ薄れていきました。さらに大学3年生になるころにはアルバイトリーダーを任され、メンバーへの作業の割り振りや発注業務にも携わるようになりました。
中学時代は「誰よりも速く走ること」が私なりの勝負でしたが、大学時代は「苦手な自分に負けないこと」が新たな勝負だったのかもしれません。接客業での経験を通じて、人との関わり方やチームで成果を出すことの大切さを学び、社会に出る前に「仕事をするとはどういうことか」を実践の中で学ぶことができました。
振り返れば、テニス部の外周走も、心理学の学びも、接客のアルバイトも、そのときどきで自分の苦手や課題に向き合い続けてきた挑戦でした。生粋の負けず嫌いだった私は、多くの経験を通して、他人に勝つことだけではなく、自分自身を成長させ続けることの大切さを知ったのです。
「なぜ商品が安いのか」という疑問が、入社を決意させてくれた
就職活動では、「人の役に立ちたい」という思いを軸に、小売業界やサービス業界を中心に企業研究を進めていました。もちろん就職活動への不安もありましたが、それは特定の会社に対するものではなく、「自分は社会人としてやっていけるのだろうか」という自分自身への不安でした。そんな気持ちを抱えながら、さまざまな業界や企業について幅広く調べていたことを覚えています。
そんな中で出会ったのが、株式会社ビッグ・エーでした。
実はビッグ・エーは、私にとって昔から身近な存在です。自宅の最寄り駅の近くに店舗があり、大学の帰り道によく立ち寄っていました。当時の印象は、とにかく「商品が安い」ということ。店舗はコンパクトでシンプルなつくりで、余計な装飾や無駄がなく、他のスーパーとは少し違う独特の雰囲気がありました。そして就職活動を本格的に進める中で、ある疑問を持つようになりました。
「なぜビッグ・エーは、コンビニや一般的なスーパーと比べて、ここまで安く商品を提供できるのだろう?」
その疑問が気になり、自分なりに調べたり会社説明会に参加したりするうちに、その理由が少しずつ見えてきました。
私が知ったのは、「安さ」は決して商品の品質を落として実現しているものではないということです。従業員の作業にかかるコストを削減する工夫、システムの効率化だけでなく、レシートをできるだけ短くするといったこと細かな取り組みまで、あらゆる場面で無駄を省き、その分をお客さまへリーズナブルな価格として還元していました。
その仕組みを知れば知るほど、「面白い会社だな」という気持ちは大きくなっていきました。
もともと私は、人が思いつかないようなアイデアを考えたり、仕組みをつくったりすることが好きな性格です。中学時代にテニスが苦手だった私が「体力で勝負しよう」と考えたように、目の前の課題に対して工夫しながら解決策を考えることに面白さを感じてきました。
だからこそ、ビッグ・エーの「無駄を省く仕組みづくりで価値を生み出す」という考え方に強く共感したのだと思います。ドラッグストア業界やホテル業界、専門小売店なども検討していましたが、最終的にビッグ・エーへの入社を決意したのは、この独自の仕組みづくりに魅力を感じたことが大きな理由でした。
さらに、私の背中を押してくれたのが、選考でお会いした面接担当者の存在です。とても穏やかで誠実な印象があり、「こういう方がいる会社なら安心して働けそうだ」と感じました。仕事内容や会社の仕組みへの共感に加えて、人の温かさを感じられたことも、入社を決める大きな後押しになりました。
入社後は、まずイオングループ合同の新入社員研修に参加し、ビジネスマナーや企業理念など、社会人としての基礎を学びました。その後はビッグ・エー独自の研修が行われ、電話応対や就業規則、労務管理、レジ操作、店舗での立ち回り方など、実務に直結する知識を一つひとつ丁寧に教えていただきました。
就職活動中は「社会人としてやっていけるだろうか」と不安を抱えていましたが、充実した研修制度のおかげで、その不安は少しずつ自信へと変わっていきました。そして私は、かつて一人の客として利用していたビッグ・エーで、今度は従業員として新たな一歩を踏み出すことになったのです。
「あなたが採用担当でよかった」その言葉が、私の原点になった
現在は、人事総務本部 人事部の採用チームに所属しています。
採用担当というと面接を行う仕事をイメージされるかもしれませんが、実際にはその業務は多岐にわたります。採用イベントへの出展を通じて多くの方にビッグ・エーの魅力を伝えたり、選考中のフォローを行ったり、内定者向け交流会の企画・運営を担当したりと、学生の皆さんと関わる機会は入社前から数多くあります。中でも私が特にやりがいを感じているのが、内定者向けイベントの企画です。
「どうすれば参加者に楽しんでもらえるか」「どうすれば同期同士の交流が深まるか」
そんなことを考えながら企画を練り、当日の運営まで行います。参加した内定者の皆さんが笑顔で交流している様子を見るたびに、大きな達成感を感じています。
現在の私の役割は、新卒採用の流れ全体を把握し、その時期ごとに必要な準備や対応を進めていくことです。採用手法の見直しを担当するメンバー、SNSでの情報発信を行うメンバー、店舗との連携を担うメンバーなど、それぞれが専門性を発揮しながら業務を進めています。チーム全体で支え合いながら採用活動に取り組めていることは、ビッグ・エーの魅力のひとつだと感じています。そんな採用担当としてのキャリアの中で、今でも忘れられない出来事があります。それは、内定が決まったある学生から、
「あなたが採用担当でよかったです」
と言っていただいたことです。その言葉を聞いた瞬間、自分の中で何かが報われたような気持ちになりました。採用担当としての関わり方が、その方の人生における大切な選択を後押しする存在になれていたのだと実感し、初めて心から「採用担当をやっていてよかった」と思えました。今振り返っても、この言葉は私の採用担当としての原点です。もちろん、最初から順調だったわけではありません。
私は未経験で採用業務に携わるようになったため、特に面接では苦労しました。候補者の回答に対してさらに質問を重ねながら、その人らしさや考え方を引き出す「深掘り」が思うようにできなかったのです。経験の浅い頃は上司が常に同席し、必要な場面ではサポートしてくださいました。そのため面接自体に問題は発生しませんでしたが、自分の未熟さを痛感する毎日でもありました。
そんな時期を乗り越えられたのは、先輩や上司の姿から学び続けたからです。面接へ同席して質問の仕方や会話の組み立て方を観察し、いただいたアドバイスを素直に受け入れながら実践を繰り返しました。もともと負けず嫌いな性格だったこともあり、「次はもっと良くしたい」という気持ちで一つひとつ経験を積み重ねていった結果、少しずつ自信を持てるようになりました。今では、自分が採用に関わった方々が店舗や各部署で活躍している姿を見ることが、何よりのやりがいになっています。
また、この仕事を通じて自分自身が大きく成長できたと感じることもあります。そのひとつが、「成果を数字で語る」という意識です。学生時代は、「頑張りました」「努力しました」といった感覚的な表現で物事を伝えることが多くありました。しかし採用の仕事では、応募数や参加率、採用人数といった数字をもとに成果を振り返ることが求められます。数字には根拠があり、成果や課題を客観的に伝えることができます。その考え方を身につけられたことは、社会人になって得た大きな成長のひとつだと思っています。
私は、負けず嫌いな性格を、目の前の学生一人ひとりと真剣に向き合う力へと変えながら働いています。そしてこれからも、「あなたが採用担当でよかった」と言っていただけるような採用担当であり続けたいと思っています。
採用を通じて、ビッグ・エーのファンを増やしていきたい
現在私が担当している採用活動は、単なる「人材募集」ではなく、ビッグ・エーの魅力を発信する広報活動でもあると考えています。
採用チームは、合同企業説明会や学内イベントなど、社外の方々と接する機会が非常に多い部署です。そのため、社内でも特に対外的な露出が多い立場にあります。だからこそ、一人でも多くの方にビッグ・エーを知っていただき、「あの会社、なんだか印象に残っているな」と思ってもらえるような取り組みを増やしていきたいと考えています。
私がイベントで大切にしているのは、求人情報を伝えるだけではなく、会社の魅力や働く人の温かさまで伝えることです。ビッグ・エーは、お客さまと働く社員との心理的な距離がとても近い会社だと感じています。私自身、店舗で勤務していた際には、ユニフォームが新しくなった時にお客さまから「かっこよくていいね!」と声をかけていただいたことがありました。また、飲料のケースを運んでいる時には「力持ちだね、すごいなあ」と話しかけていただいたこともあります。何気ない会話かもしれませんが、そうしたやり取りはとても嬉しく、今でも印象に残っています。こうした実際のエピソードをお伝えすることで、数字や制度だけでは伝わらないビッグ・エーらしさを感じていただけるのではないかと思っています。
キャリアについては、まず新卒採用チームを引っ張っていける存在になることが目標です。会社にとって本当に良いと思ったことは積極的に提案し、周囲を巻き込みながら実現していけるような人材になりたいと考えています。将来的には新卒採用だけでなく、採用チーム全体をまとめられる立場にも挑戦したいと思っています。
ただ、そのためにはまだまだ経験も知識も足りません。自分自身の視野の狭さを感じることもあります。それでも、まずは今の仕事に真摯に向き合い、一つひとつの経験を積み重ねながら成長していきたいと思っています。
社会人になった今は、この負けず嫌いな性格を、自分自身の成長のために活かしています。現状に満足せず、向上心を持って主体的に行動し続けることが、これからも私の原動力であり続けると思います。
最後に、ビッグ・エーへの入社を検討してくださっている皆さまへ。
ビッグ・エーは、「こんなことに挑戦してみたい」という気持ちを大切にしてくれる会社です。キャリアアップを支える制度も充実しており、若手社員の意見にも真剣に耳を傾けてくれます。実際に私自身も、入社1年目の頃に「こういうものがあったらいいな」と感じていたことが、後に実現した経験があります。また、上司との距離も近く、困った時には気軽に相談できる環境があります。
自分の考えを発信しながら成長したい方、新しいことに挑戦したい方にとって、ビッグ・エーはきっと多くのチャンスがある場所です。
