品質と効率、両立を追求する業務改善のプロフェッショナル
私は現在、車両適合技術部の量産開発チームに所属しています。チームのミッションは、将来の動向や顧客ニーズを先取りし、期待に応えるブレーキ製品をタイムリーに市場に投入することです。その中で、私は主に業務改善を担当し、品質向上や開発効率化のためのDX推進やプロセスの見直しに取り組んでいます。
私の役割は、量産開発部隊の一員として、メンバーが抱える業務上の課題を集約し、ツールの導入や業務プロセスの改善を進めることです。これらの活動を通じて、チーム全体の業務品質と効率の向上を目指しています。週に一度の定例会では、困りごとを共有する時間を設け、メンバーが定期的に課題を話し合える機会を作っています。また、日々の雑談を通して業務状況をヒアリングし、メンバー自身が気づいていない課題の発掘にも努めています。
仕事をするうえで大切にしているのは、惰性で従来のやり方にとらわれず、常に各作業の必要性を考え、無駄を省くことです。効率化を心がけつつ、品質面がおろそかにならないよう意識し、品質向上と効率化の両立をモットーとしています。
チームの負荷を減らしたい、その思いが転職への一歩に
前職では現在と同じく、車両の組み込み系開発に携わり、ソフト設計として要求分析からテスト設計まで一連の開発プロセスを経験しました。技術を磨く日々の中で、私の仕事に対する考え方が大きく変わるきっかけがありました。それは、仲の良いメンバーたちが高い業務負荷で苦しんでいる姿を目にしたことです。その様子を見て、「何とかしたい」という強い思いが芽生えました。
そこから、業務改善への意識が高まりました。比較的小さなプロジェクトでしたが、チームの負担を減らす改善活動に取り組み、一通りやり切ることができました。しかし、その経験を通して「もっと大きなプロジェクトで、より多くの人の役に立ちたい」という新たな目標が生まれました。そう考えたとき、自然と転職という選択肢が浮かびました。
週末にサッカーをしていた大学時代からの友人に相談したところ、今の会社を紹介してもらい、自分の希望とも合致したため、新しい環境に挑戦することを決意しました。
日々の改善が拓いた新しい道と失敗から学んだチームワークの価値
入社後、量産開発業務に従事しながら、できることから少しずつ改善を積み重ねてきました。業務の中で見つけた非効率な部分をひとつひとつ丁寧に改善し続けた結果、やがて業務改善を主な役割とする、部署内でも特殊なポジションを任されるようになりました。メンバーには、業務の負荷状況や改善によるメリットを都度共有し、実際に改善を実感してもらうことで、部署全体に改善意識を根付かせることができました。自分の取り組みが大きな影響を与えられたことに、やりがいを感じています。
一方、転職したばかりの頃は失敗も経験しました。自分の力量を過信し、業務が増えすぎてメンバーに迷惑をかけてしまったのです。この経験から、適材適所の大切さを痛感しました。それ以来、一人でできることの限界を理解し、チームで協力して業務に取り組む視点を持てるようになったと感じています。前職で培ったソフト設計者としての視点も活かし、後工程を意識した業務の進め方ができるようになりました。失敗を糧に、成長できたことを実感しています。
標準化の先に見据える、グローバルな技術者としての未来
短期的には、現在取り組んでいる開発プロセスの標準化活動をやり遂げ、技術部門全体の品質向上を実現したいと考えています。この取り組みが完了すれば、部門全体の開発効率が向上し、より高品質な製品を安定して提供できる体制が整うはずです。そして中長期的には、海外事業部で新しい経験を積み、グローバルな視点を持つ技術者になることが目標です。
アドヴィックスは福利厚生が充実しており、ワークライフバランスにも力を入れています。私自身も二度育休制度を利用し、現在も在宅ワークを中心に家庭を優先した働き方ができる環境です。このような制度が整っているからこそ、長期的なキャリアプランを描くことができています。
当社は開発から製造まで幅広い業務フィールドがあるため、自分のやりたいことを明確に持ち、そのために必要なスキルを積極的に身につける姿勢があれば活躍できると思います。今後はAIの活用が進み、働き方も大きく変化していくことが予想されます。既存の枠にとらわれず、新しい視点と行動力を持った方にぜひ加わっていただきたいです。
