部活動で培ったチーム力と成長への想い、そして地元企業との出会い
学生時代は、部活動に打ち込んでいました。ソフトテニス部での経験は、今でも忘れられません。工学部だったので、女子部員が少なく、団体戦で勝つためには一人ひとりが力をつけることが必要でした。最適なチーム構成を考えながら、メンバー一人一人をよく見て、どうしたらチーム全体が強くなるかを日々考え、練習に励みました。このチームで目標に向かって活動する中での考え方は、現在の仕事でPDCA(計画→実行→評価→改善)を回すことにすごく役立っていると感じています。学業、部活動、アルバイトと、学生時代ならではの様々な経験をすることができました。
就職活動では「自分が成長できる」ことを軸にしていました。特に女性は、出産や育児があることもあり、人生の様々な変化点の中で仕事を続け、キャリアアップしていくためには、会社に依存しない自分の力をつけていくことが最重要だと考えていたからです。機械工学を学んでいたこともあり、ものづくりをしたいという思いもありました。会社見学に行くと、その会社の雰囲気がよくわかりました。製造業は基本的に男性社会で、それが不安要素でもあったので、女性がどのように活躍しているかも気になっていました。
この会社は若い社員が多く、競争力への意識が高い印象でした。比較的新しい会社ということで、体質や風土も若く感じました。愛知県で地元に近いこと、女性が多く活躍していること、若い人が多く古い体質ではないこと、そして成長力にこだわっていること。これらすべてが、私の入社の決め手になりました。
現場との距離の近さを実感した、充実の研修と配属
入社後、まず、ビジネスマナーや仕事の進め方など全部署に共通する研修が1か月ほどありました。その後、工場現場での実習が4か月間続き、実際にラインで技能員の業務を経験しました。さらに技術系社員向けの機械製図などの基礎を学ぶ技術研修が2週間ほどあり、段階的に学びを深めていきました。
最初の配属は生産技術部で、そこから5年間、組立工程の量産品改善や新製品の立ち上げ業務を担当しました。量産品改善では日々の生産性改善活動や不具合発生時の対策を担当し、現場の管理者と日常的にコミュニケーションをとりながら、より生産性の高いラインを目指していました。
入社後に感じたのは、想定していた以上に、現場との距離が近かったことです。生産技術では、生産現場に行かない日はないほど、現場を見て現場の方から多くを学ぶ日々でした。机上検討する部分ももちろん多いのですが、どれだけベテランの方でも、「現地現物現認(現場に行き、実物を見て、自分の目で確認する考え方)」の意識を強く持っています。現場で働く方から、設備の触り方や日常的な調整方法を教えていただく中で、設備を作る際にどういった機構だと管理が楽になるのか、どういう仕組みだと問題が発生しにくいのか、より深く理解することができました。こうした現場での学びが、今の仕事に大きく活きています。
生産技術のDX推進で実感する小さな喜びと大きな挑戦
現在は、生産技術部門の業務改革をするチームに所属し、3人の少数チームの統括を務めています。生産技術の仕事の工数(作業にかかる人と時間)削減や、生産準備の仕事の開始から完了までにかかる期間短縮を目指して、生技の仕事の流れをデジタルで繋ぎ、情報を一元化するための仕組み構築に取り組んでいます。
このプロジェクトは長期的なものなので、まだ大きな実績と呼べるものはありませんが、システムを構築していく中で、実際に使うメンバーから「これはいいね」「これは便利だね」と言ってもらえる瞬間があります。その一言一言が、私にとって何よりもうれしく、やりがいを感じる瞬間です。
一方で、この仕事には大きな苦労もあります。特に方針検討が非常に難しく、やってきたことの方向性を変えなければいけない場面に直面しています。DXの分野は、世間の動向が非常に大きな要素を占めており、日々、業界トップレベルの水準と比較しながら自分たちが目指す先が適切なのかを考えて動いています。正解のない問いに向き合い続ける日々です。
こうした経験を通じて、学生時代と比べて論理的に問題を解決する志向がついたと感じています。複雑な課題を分解し、最適な解を導き出す力が、この仕事を通じて養われてきました。現場の声を聞きながら、より良いシステムを作り上げていく。それが今の私の挑戦です。
柔軟な働き方の中で、プロジェクトリーダーという新たな挑戦へ
まず今年は、今取り組んでいる業務を着実に進めて、システム構築という形にすることが短期的な目標です。そして5年後には、ビジョンを描いたプロジェクトのリーダーを担いたいと考えています。新しい挑戦であり、責任も大きくなりますが、これまでの経験を活かしながら、チーム全体を率いていける存在になりたいです。
この会社の魅力は、育児をしながらでも最大のパフォーマンスを発揮できる環境が整っていることです。私自身も育児と仕事を両立していますが、在宅勤務やフレックスなど利用できる制度が多くあり、そういった制度を使いやすい社風があります。様々な働き方の中でも成果を出せば評価してもらえることが多く、個人の思いを尊重してくれる会社だと感じています。
私たちの会社で活躍できるのは、新しいことに挑戦できる人、世の中の動きにも敏感で柔軟性のある人だと思います。そして、自らの考えを持って前向きに動ける人にぜひジョインしてもらいたいです。
会社に入ってからも多くのことが学べ、成長できる会社です。育児中でも昇格などのキャリアアップも目指せます。ライフステージが変わっても、自分らしく働きながら成長していける環境がここにはあります。
