入社後は、異なる領域の現場で活躍。挑戦が成長の原動力に
──まずは現在の仕事内容について教えてください。
古舘:私が所属しているマテリアル事業本部インダストリーソリューションセンターは、グローバルに広がる拠点に対して、業種軸で営業活動をサポートする部署です。
その中でも私は紙パルプ業種のお客様を担当し、お客様の課題に基づいたソリューション開発の企画/開発やビジネス拡大に向けた仕組みづくり、新たな事業領域の探索などを行っています。
仙波:私は経営管理本部リスクマネジメント部の拠点管理課に所属しており、海外にある地域統括拠点のガバナンス体制の構築や、各社の経営会議、取締役会、起案書の決裁手続といった地域統括拠点の意思決定手続きのサポートを担当しています。
橋本:私はデジタルソリューション統括本部システム事業部開発センターで、制御システムのセキュリティ機能担当として製品開発を担当しています。プラントを安定的に稼働させるには、セキュリティの確保が非常に重要です。
不正なデータが混入しないよう、各端末や機器のあいだで行われる通信を暗号化するなどの業務を担当しています。
ともに学び、支え合う。充実した教育制度が育む絆と成長の土台
──学生時代に学んだことや、入社の経緯について教えてください。
古舘:機械システム工学科で制御工学などを学び、体育会のラグビー部にも所属していました。機械系の知識を活かしたい、また社会人でも高いレベルでラグビーを続けたいという思いがあったため、計測・制御・情報の技術を強みにしている点と、ラグビー部がある点に強く惹かれました。
説明会では担当者の誠実な対応が印象に残っています。ラグビー部のOBの方にも親身になってサポートしていただき、社員の方々の人柄の良さが入社の決め手になりました。
橋本:私も機械システム工学科出身で、大学院では四輪ロボットの研究をしていました。長期インターンシップ(*1)に参加して好印象を受けたことが入社を決めたきっかけです。
インターンシップでは、実際に職場に配属され、小さなタスクを任せてもらったり、ミーティングにも参加したりしました。ワークライフバランスや勤務地などの面で安心感があり、働き方のイメージが掴めたことから、入社選考時には、インターンシップで学んだ職種(*2)を希望し、現在に至っています。
(*1):横河電機では夏季に3週間のインターンシップを実施
(*2):横河電機では、選考時に職種別採用を実施
仙波:私はふたりと違って文系の学部出身です。服飾史や日本の着物文化など、暮らしに関わる文化を学びました。
地元が三鷹なので、近くに本社のある当社は幼いころから馴染みのある存在でした。就職活動を始めてあらためて調べてみると、暮らしを支える企業だとわかって興味を持ち、選考を通じて「この会社で働きたい」と感じ、入社を決めました。
──入社後の研修内容、同期との関係についても教えてください。
仙波:最初にグループ全体で約100人規模の研修が約1カ月あり、その後に横河電機単独で30人ほどの新人研修が約1カ月ありました。まずは座学で事業理解を深めたり、新規事業を考えるグループワークがあったりと、とても刺激的な内容でした。同期の仲はとても良いと思います。同期全員で旅行したこともあるくらいですから。
橋本:そうですね。そのことを大学の同期に話すと、「同期で旅行に行くなんて珍しいね」と驚かれます。いまちょうど2年目の研修中ですが、研修後に一緒に皆で食事に出かけるなど、結束の固さは相変わらずです。
古舘:私が出場したラグビーの試合にも、同期の半分以上が応援に駆けつけてくれて、とても心強く感じています。
──これまでどんな仕事を経験してきましたか?職場の環境とあわせて教えてください。
古舘:配属1年目は担当業種を持たず、化学工場、鉱山、半導体やバッテリーといったさまざまな業種の事業に参加させていただきました。
研修施設やeラーニングでの座学で基礎をしっかり学んだうえで、先輩方の手厚い指導を受けながらOJTでソリューション企画/開発やお客様への提案活動に携わることができたので、自身の成長を実感できました。
橋本:私の場合、1年目は教育期間という位置づけでした。ネットワークやオブジェクト思考などの基礎教育、研修施設での製品講座を受けて現場に出ましたが、指導役の先輩と同じような業務を担当していたので、疑問をすぐに解決できたことが大きかったです。とても働きやすい環境が整っていると思います。
仙波:私の部署では、1年間の勉強会を通じて、海外の9つの地域統括拠点について順に学びながら、少しずつ仕事に慣れていきました。
現在は、各地域統括拠点の方と連絡を取りながら、地域統括拠点の事業推進のサポートをしています。4人ほどの小さなチームということもあり、わからないことがあればその場で相談できます。温かい職場の雰囲気にはとても支えられてきました。
挑戦した経験が力に。壁を乗り越えて掴んだ自信とやりがい
──入社後、とくに印象に残る出来事は?仕事のモチベーションになっていることも教えてください。
仙波:配属から2カ月後に、海外拠点が株主総会を開催する際の委任状作成を任されたことが印象的でした。海外拠点の担当者との英語でのやり取りや決算書の確認、部門長や法務部長からの承認取得、本社社長への署名依頼など、フローを進めるための一連のタスクが山ほどありました。
先輩に何度も確認し、経理のバックグラウンドがある部長にも相談しながら進め、なんとか無事に委任状を完成させることができました。確認作業を重ねる中で、注意すべきポイントが少しずつ掴めるようになり、大きく成長できたと感じています。
業務を滞りなく進めることで、地域統括拠点の事業活動のサポート・推進に本社スタッフとして貢献できていることにやりがいを感じています。
橋本:たしかに、大きなタスクを乗り越えると自信になりますよね。私の場合は、先輩方が手をつけられなかった作業を任され、それをやり切ったことが印象に残っています。
あるソフトの動作確認で、セキュリティをかけるとエラーが起こるという厄介な問題がありました。手順書の内容を読み解くところからスタートし、前提条件を一つひとつ網羅的に洗い出していきました。粘り強く試行錯誤した結果、最終的にセキュリティを維持した状態での動作確認に成功。「これまで誰もできなかったのに、すごく助かるよ!」と喜んでもらえたのはうれしかったです。
経験の浅い若手だからこそ気づけることがあると思っています。自分の意見が採用されたり、「その視点はなかった」と言ってもらえたりすると、チームへの貢献を実感し、やりがいを感じます。
古舘:私も、「認められた」と思える瞬間がモチベーションになっています。たとえば昨年、お客様の工場を訪問してヒアリングした課題を、社内の製品事業部にフィードバックする機会がありました。お客様の要望を製品仕様に盛り込み、開発要求を伝えたのですが、その内容が思いのほか高く評価され、製品事業部全体で共有されることになりました。
「お客様の声を的確に伝えてもらうことは大きな手助けになる」と製品事業部の方から感謝の言葉もいただき、製品開発に向けた技術調査も開始されました。自身の働きが誰かの役に立つことは素直に嬉しいですし、直接そのような声をいただけると、「もっと頑張ろう」という気持ちになります。
支え合う文化、働きやすい職場。柔軟な環境で広がるキャリアの可能性
──横河電機で働く魅力をどんなところに感じますか?
橋本:私は入社2年目で育児休職を取得しましたが、その意向を伝えた際、快く了承してもらえました。復帰後のサポートも手厚く、とても働きやすい環境が整っているところに魅力を感じています。
また、職場では心理的安全性が保たれていて、これまで一度も人間関係で悩んだことがありません。年次に関係なく良いアイデアは採用され、提案に対しても生産的なフィードバックが得られます。非常に風通しの良い職場風土があると思います。
仙波:たしかに、上司との距離が近く、誰にでも気軽に声をかけられる雰囲気があるのはとても魅力的ですよね。
また、海外拠点が多くグローバルな舞台で活躍できる環境が整っていることや、キャリアを考えるうえでロールモデルとなる女性の社員が多いことも、横河電機ならではの魅力だと思います。
古舘:私もふたりの意見に賛成です。事業本部長とも気軽に会話できるなど、オープンな文化が仕事のしやすさにつながっています。
また、私は就業後にラグビーの練習に参加していますが、ワークライフバランスとして仕事とラグビーの両立ができることにとても満足しています。
──今後の展望を聞かせてください。
古舘:お客様の抱える課題を確実に見つけ出せるように、よりお客様に近い業務も経験したいと思っています。たとえば、営業やサービス業務、エンジニアリング業務など現場の仕事を通じて経験を積み、そのうえでソリューション開発や拠点をまとめるような仕事にも挑戦してみたいと考えています。
仙波:現在は海外拠点との関わりを軸にグループ全体を幅広く見る仕事を担当していますが、今後も海外拠点との関わりという軸は持ちつつ、他のコーポレート部門での業務や、事業部でのビジネス寄りの業務にも挑戦し、専門性を磨きながら、キャリアの幅を広げていきたいと考えています。
橋本:情報やシステム、製品などのオープン化が進むにつれて、セキュリティ対策の重要性が高まってきました。当社はその変化に対応するだけでなく、リードしていく存在であるべきだと思っています。これからも製品のセキュリティ向上に取り組み、組織の成長に貢献していきたいと考えています。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
