わかってくれているという安心感を届けたい患者様と接する上で大切にしている想い
入社3年目となる小池は、現在は健ナビ薬樹薬局鹿島田で薬剤師として働いています。鹿島田店では在宅医療を中心としており、また麻薬等の無菌調剤を行える無菌室が完備されていることも特徴です。
「薬樹には在宅専門の薬剤師チームがあり、当店を拠点として活動しています。そのため調剤や服薬指導といった日々の業務の中には、在宅医療による抗がん剤や麻薬などの処方箋も受け付けています。また、管理栄養士が在籍しているのも特徴で、処方箋がなくてもお薬や食事に関するご相談を気軽にできます」
治療から予防まで患者様の健康をナビゲートすることから名付けられた「健ナビ」。鹿島田店でも、健康増進への取り組みを積極的に行っています。
「最近では認知症への関心と結びつけるため、脳トレゲームを使った脳年齢を測定できるイベントを開催しました。栄養士さんを中心に定期的に企画しており、今後は参加者と一緒に歩いて健康増進を図るメディカルウォーキングの開催も予定しています」
もともと人材育成に興味があったと話す小池。鹿島田店にはスタッフが多いことから、新しく入ったメンバーへのサポートを心がけています。
「難しい処方が多い当店では、誰でも同じように作業ができるよう、店舗内のルールが細かく決められています。そこで早く馴染んでもらえるように、新しい方に向けて内規を作成したり、スライドを使って説明したりするなどの工夫を重ねています」
日頃から患者様に対しても、小池は丁寧なコミュニケーションを大事にしていると言います。
「しっかり患者様の話に耳を傾け、『自分のことを理解してくれている』と感じてもらえるような接し方を意識しています。患者様から信頼してもらうには、同じ目線で接することが大事だと感じています」
患者様と深く関われる環境を求めて薬樹へ──苦労を乗り超えられたのは同期のおかげ
学生時代から、人に伝える仕事に就きたいと考えていた小池。薬剤師をめざした理由をこう話します。
「当時、勉強していて一番楽しいと思えたのが化学で、その興味が薬学につながっていきました。薬剤師は薬の効能や用法を患者様に伝える大切な役割があり、そこが得意分野と組み合わさったことが薬剤師の道を志した理由です」
小池が企業選びの軸としていたのは“患者様と深く関われること”。そこにマッチしたのが薬樹でした。
「インターンシップに参加した際、会社の雰囲気が自分に合っていると感じまして。それに加えて、店舗ごとに独自の強みがあり、1店舗ずつ力を入れている点にも惹かれました。調剤は手作業で行うところも多いですが、私は患者様と関わる時間を増やしたかったため、機械化が進んでいることも入社の決め手となりました」
入社後は3カ月間の研修を経て、小池は薬樹薬局土橋に配属となります。そこでは基本的な薬剤師業務をみっちり学んだと話します。また、1年目に行われる月1回のフォローアップ講座では、同期と悩みを共有しながら互いを高め合っていきました。
「最初は処方箋の見方から始まり、次に服薬指導について学びました。複数の錠剤をまとめて袋に入れる一包化や、粉薬や軟膏の混合など基本的な調剤業務を行い、最後に薬が正しく患者様にお渡しできるかを判断する監査となります。
覚えることが多くて大変でしたが、同期と進捗状況や悩みを共有し、みんなで話し合って解決策を見つけていけたのは心強かったですね」
薬の名前と量を覚えることの大変さはさることながら、チーム医療ならではの苦労もあったと言います。
「チーム医療では、他のスタッフの動きを把握しながら自主的に動く必要があります。また、医療従事者の方と連絡を取り合う際は専門知識が求められるため、わからないことがあればすぐに調べてお伝えするなど、信頼関係を築けるよう努力しました。相談できる先輩や同期の存在があったからこそ、乗り越えることができたと思っています」
冬のインフルエンザや春の花粉症シーズンは、薬局の繁忙期と言われています。それらを経験することで、薬剤師としての成長を実感できたと話します。
「繁忙期を乗り越えると、薬剤師の面構えが変わると言われているんです。それだけに大変さはありましたが、私も乗り越えたことで少しは一人前になれたかなという実感がありました」
入社2年目で叶えた「伝えられる仕事」─人材育成で最も大事なのは初心を忘れないこと
配属から1年後に、小池は現在の鹿島田店に異動します。薬剤師としての下地ができていたことで、新しい環境に慣れるのは早かったと言います。
「異動となった背景として、私が勤務している地域は、どの店舗でも勤務可能なエリアとなっています。そういった理由から、2年目に鹿島田店への異動が決まったのですが、下地があったおかげでゼロからではないスタートとなり、環境にも早く馴染めました」
入社2年目からは、興味のあった人材育成に関わる機会が増えてきました。後輩社員3人の教育担当や、学生の体験学習の受け入れなど、早くも自身が教育する立場になったのです。
「鹿島田店は、薬学部の早期体験学習の受け入れ店舗となっており、店長から『人材育成をやってみないか』と言われ、学生の受け入れから新人教育まですべて任せてもらいました。加えて、薬剤師の実務実習に向けた試験監督も行うようになり、こちらは自ら応募しました。
人材育成に関わる中で気づいたのは、自分が新人だった頃に何につまずいていたのか、案外忘れているんですよね。指導をする上で大切なことですから、何年経っても初心を忘れないように心がけています」
入社当時からやりたかった「伝える仕事」ができるようになった小池。3年目ではリクルーター活動にも携わるようになります。
「薬樹では年1回のキャリア相談会があります。担当のキャリアコンサルタントと面談を行い、そこで人材育成や学生と関わる仕事をしたいと入社時から伝えていました。こうした想いが実り、出身大学のリクルーターを3年目で担当することになりました。
具体的な活動としては、研究室を訪問して現在の学生の会社選びの傾向を聞いたり、ゼミの前の時間を使って会社説明会を行ったりしています。また、社内のオープンカンパニーに参加し、学生からの質問に答えるなどの活動も行っていて、自分の体験談を伝えられることに大きなやりがいを感じています」
自身の知識や経験を人に伝えることで、少しでも相手の役に立てることが何よりも嬉しいと小池は話します。
薬剤師の魅力をたくさんの人に伝えたい。ブレない軸を持って人のためになる仕事を
早い段階から人材育成に携わるなど急成長を遂げている小池。そんな小池が考える薬樹で働く魅力は、社員同士のつながりの強さだと言います。
「入社1年目の頃に、会社の常務取締役の方とマラソン大会に出場する機会がありました。店長などの役職についていなくても、こうした場に誘っていただけるのは非常にありがたいことだと思います。仕事以外のコミュニケーションを通じて、日々の業務が円滑に進むこともあるため、声をかけていただいたイベントには積極的に参加するようにしています。
また、店舗実習で2カ月ほど一緒に働いた店長からは、毎週のようにゴルフに誘ってもらっています。このようなつながりは、他の会社ではなかなか見られないのではないでしょうか。周りから話を聞いても、社員同士のつながりが強い会社だと言われています」
薬樹では社内イベントが多く、人と関わることが好きなタイプに向いていると言います。また、働く上での条件面や明確にやりたいことがある人にも良い環境です。
「いろいろな県で働くよりも、住み慣れた地域で働きたい方に向いていると思います。また、人とのつながりを大事にしている会社なので、職場での人間関係を楽しみたい方にもおすすめです。
薬樹では社員一人ひとりの顔と名前をしっかり覚えてくれるんです。そして、社員の声にしっかり耳を傾けてくれる風土があり、上長に直接意見を伝えられる機会もあります。社員の想いに応えようとしてくれる環境があるので、ぜひ学生の皆さんも薬樹で好きなことに挑戦してほしいですね」
今後はリクルーター活動に注力しながら、人に伝える力を培っていきたいと考えています。
「今は通常業務に加えて、新たに始まったリクルーター活動にも全力を尽くしたいと考えています。そういった中で、伝える力や教える力を身につけていき、この経験を今度は学生さんの実習指導にも活かせていければと思います。しっかり学びつつ、薬剤師としての楽しさも感じてもらう。そんな指導をめざしています」
「人に伝える仕事がしたい」というブレない軸を持つ小池。今後も薬剤師としての経験を重ねながら、人材育成の分野でも貢献できるよう日々努力を重ねていきます。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです

