海外人財の採用のために──日本で働く選択肢を増やし、不安を取り除く情報発信を
ウイルテックで活躍する海外人財を増やすべく、海外の大学との提携、現地での日本語教育などの運営・管理を担う人財開発部 海外採用課。同課に所属するLailyは、新たな海外人財の採用のためにさまざまな施策に取り組んでいます。
「現在、当社で活躍する海外人財はミャンマーやベトナムを中心に、ネパール、韓国、バングラデシュ、中国など出身国はさまざま。現在、全社員のうち約9%が海外出身者ですが、それを15%程度まで引き上げることが海外採用課のミッションのうちのひとつです。
私は、組織の目標達成に向けて、実際にアジアを中心に海外の大学を訪問して学生向けに日本での就職説明会を実施したり、学内で日本語講座を大学と共同で実施したりしています。また、実際に来日した彼らがより働きやすい環境を整備することも、私たちの仕事です。
また、マーケティングの一環として、『RISE for Career』という海外エンジニア向けの就職サイトやSNSの運用も担当。多言語で記事や求人情報を発信し、日本で働く魅力を伝えています」
とくにアジアの国・地域の学生からは、日本で働きたいというニーズが高いと言うLaily。しかし、実際に来日して仕事をするためには、まだまだやるべきことが多いと語ります。
「たとえば私の母国であるインドネシアでは、日本で働くには農業や建設業などの技能実習生として行くしかないと思っている人がほとんどですが、ウイルテックではITエンジニアなどの職種でも活躍ができます。そういった情報を海外に向けて発信して、日本で働く選択肢を増やしていくことも私の大きな役割です」
また一方で、Laily自身も異国の地で働く不安を経験したからこそ、「これから日本で働こうとする人のあらゆる不安を取り除きたい」と寄り添います。
「言葉や文化、習慣がまったく違う知らない土地で働くことに、私も最初はとても戸惑い、不安でした。仕事を覚える以前に、生活に馴染めるのかという心配がありましたね。
だからこそ、ウイルテックで働きたいと考えている海外出身の彼らに対して、できる限り日本の文化や働く環境、生活などの情報を事前に伝えておきたいんです。日本のことを知り、事前に準備しておくことで不安を少しでも軽くしたい──それも私の役割のひとつだと思っています」
大学では日本文学を研究し、留学を経てウイルテックへ。充実した研修に助けられた
母国・インドネシアの大学では日本研究学科に在籍し、日本文学を専攻していたLaily。海外でも有名な日本人作家を研究し、その後大学院に進み、文学について幅広く学びました。
「日本文学を選んだのは、日本の先進的な技術や経済力、生活水準の高さ、そして日本人の礼儀正しい性格や文化などにとても興味を持ったからです。
大学卒業後は交換留学生として長崎の大学に留学し、そこでますます『もっと日本を知りたい、日本で働いてみたい』という気持ちが強くなり、大学院卒業後にウイルテックに入社しました」
採用選考の中で、ウイルテックが今後海外人財の採用に力を入れていくことを知ったLailyは、母国との懸け橋になるべく入社を決意したと言います。
「私が入社した2023年当時、ウイルテックはミャンマーやベトナムのエンジニアとのコネクションが主でした。インドネシア出身者はほとんどいなかったので、私が母国とウイルテックをつなぎたいと思ったんです」
大学時代の留学経験で、ある程度の日本語スキルは身につけていたLailyですが、社会人として働くとなると、さらなる努力が必要だったと振り返ります。
「学生時代に友達と話す言葉とは違って、尊敬語や謙譲語など敬語を理解するのが難しかったです。それに加えて社会人としてのマナーも覚えないといけないので、一生懸命勉強しました」
そんなLailyの支えとなったのが、ウイルテックの研修制度。充実した内容と手厚いフォローが心強かったと話します。
「ウイルテックでは、新入社員向けの研修がしっかりしているので、とても助かりました。たとえば私は今コミュニケーション研修を受けていますが、動画を見て学んだ後、月に1回フォローアップがあるんです。その中で、できていることと、できていないことを確認し、他の研修生やメンターからアドバイスをもらうことができます。他の人の意見を聞くことで気づきがあって、とても勉強になりますね。
ちなみにインドネシアは、新卒採用・中途採用の区別がなく全員が同じ選考を受けるので、仕事の経験がない学生は合格のチャンスがとても低いんです。しかも入社後も研修はなく、基本的には自分で勉強しないといけないので、とても大変です。その点でも、日本に来て、ウイルテックに入社できてよかったなと感じています」
各国の事情を考慮しながら実施する採用活動。いろんな国や人との出会いがやりがいに
ウイルテックに入社して2年目。Lailyは少しずつ仕事の手応えを感じ始めています。
「先日、提携している大学の学部長から、日本語プログラムに関するとある提案をいただきました。実際に実現できるかはまだこれからですが、大学を訪問して名刺交換をして、私たちの想いを伝えたからこそ新たな取り組みにつながった時は、やってよかったなと思います。学生としてではなく社会人として大学の先生方と同じ目線で話せることも嬉しいですね」
一方で、さまざまな国・地域の事情を考慮し、情報発信していくことに難しさを感じるというLaily。グローバルな仕事ならではの課題もあります。
「ひとつは、時差やカレンダーの問題です。オンラインで会社説明会を開催する時は、海外の時差も考慮した上で日本のデイタイムに合わせて開催しています。しかし、場所によっては時間の都合が合わないことや大学が休みな時もあります。いろんな大学に向けて開催するので、スケジュール管理はとても慎重に進める必要があります。
もうひとつは、国ごとの情勢を把握した上で行動しないといけないことです。場合によって、その地へのアプローチは難しくなります。こうした点は、海外採用活動ならではだと思います」
そんな苦労を感じながらも、今の仕事には大きなやりがいがあるとLailyは語ります。
「母国や日本以外の国の人たちともたくさん出会えて、それぞれの文化や考え方を学べることはとても楽しいです。いろんな国を訪れて文化を知り、多様な人たちと交流できることが仕事のやりがいにもなっています」
素晴らしい文化と安全な環境のある日本で、エンジニアとして活躍できることを伝えたい
挑戦を続けるLailyですが、今後の目標を次のように語ります。
「海外の学生が日本で安心して働けるようにと始めたこのプロジェクトでは、日本に来てくれた学生が無事に働くことができるように、まずはしっかりサポートしたいと思います。また、今後はより多くの国で活動を進めていきたいと考えています」
採用を成功させ、ウイルテックで活躍する海外人財を増やすためには、情報を正しく効率的に伝えることが必要だとLailyは考えています。
「まずは海外の学生に対して、日本で働く選択肢は技能実習制度だけではないと、しっかり伝えたいです。エンジニアとして働けるウイルテックという会社があって、しかも研修が充実していることから安心して飛び込めるということをもっとアピールしていきたいと思っています。
情報発信の場としては、現地の説明会やジョブフェア、日本での留学生向けジョブフェアに参加するのはもちろん、SNSも活用し、多くの学生に効率的に情報を届けたいと考えています。
また、コンテンツの内容も重要だと思うので、仕事の説明だけでなく、実際にエンジニアとして働くメンバーのインタビュー記事もつくりたいんです。どんなきっかけで日本に来て、どんなふうに仕事を覚えていったのかというリアルな声を届けて、学生が日本で働くイメージを持てるようにしたいです」
最後にLailyは、海外での就職を希望する方に向けて日本という国の魅力、そしてウイルテックという会社の魅力を力強くアピールします。
「『時間やルールを守る』ということが大切にされている日本は、治安が良く安心して生活できるのが大きな魅力です。また、日本文化に触れられるのは、とても良い体験になると思います。
そして、ウイルテックは海外人財に本当に優しい会社です。いろんな研修やサポートがあり、先輩や上司も優しく教えてくれます。スキルが足りなくてもチャレンジ精神のある人を応援してくれる社風です。
私も最初はインドネシア以外の国へ出張に行くのは少し勇気がいりましたが、思い切って挑戦してみて、今ではいろんな国でいろんな人に会えることが喜びになりました。自分が経験したことがない、いろんな言語や技術を学んでスキルアップできる環境があるので、そうしたチャレンジを楽しめる人に、ぜひ入社してほしいです」
※ 記載内容は2024年8月時点のものです

