人と向き合う仕事を続けたいー本屋のアルバイトから地元企業へ就職
学生時代、私は地元の本屋でアルバイトをしていました。もともと本を読むことが好きで、「好きなものに囲まれて働けたら」という気持ちで始めた仕事でしたが、実際にやりがいを感じたのは接客の時間でした。
おすすめの本を求めて来店されたお客さまと会話を重ね、「また来るね」と言っていただけた瞬間の嬉しさは、今でも印象に残っています。 常連のお客さまと一人ひとり向き合いながら関係を築く中で、人と関わる仕事の楽しさや、相手の立場に立って考えるコミュニケーションの大切さを学びました。この経験は、社会人になる前の私にとって、大きな成長のきっかけになったと感じています。
就職活動を始めた当初、実は「この業界で働きたい」という明確な目標はありませんでした。ただ一つ強く思っていたのは、地元で安心して長く働ける場所を見つけたいということです。生まれ育った地域に貢献しながら、自分の生活に根ざした環境で働くことが私の就職活動の軸でした。
そんな中で出会ったのが、現在勤めている地元で有名なドラッグストアチェーン「V・drug」です。家の近くにも店舗があり、幼い頃から身近な存在でした。インターンシップや面接に参加する中でとくに印象に残ったのは、社員の方々の人柄の良さです。初めて会う私にも親身に接してくださり、質問一つひとつに丁寧に答えてくださいました。その姿から、「ここには人を大切にする風土がある」と感じました。
人間関係を重視して働きたいと考えていた私にとって、社員のあたたかさを実感できたことは、入社を決める上で何よりも大きな理由です。さらに、地元で長く愛されてきた企業であることから、安定した環境で働ける点にも大きな魅力を感じました。こうして私は、「この場所でなら、自分らしく成長しながら働ける」と確信し、入社を決意しました。
新人研修を経て、調剤事務へー専門性への驚きとあたたかな支援
入社後の研修の中でとくに印象に残っているのは、6人ほどのグループで「新しい薬局の出店案」を考える研修でした。立地条件や外観のイメージ、薬局としての強み、さらには予算面までを調べ、一つの計画としてまとめていく内容でした。最初は意見がうまくまとまらず戸惑う場面もありましたが、話し合いを重ねる中で、それぞれの視点や考え方に触れることができました。この研修を通して、チームで一つの目標に向かって意見を整理する力や、物事を多角的に捉える重要性を学ぶことができ、社会人としての基礎を身につける貴重な経験となりました。
研修を終えた後、私はぎふ西調剤薬局に配属となり、調剤事務としての業務をスタートしました。患者さま対応では、少しでも安心して来局できるよう、常に笑顔で丁寧な対応を心がけていました。体調が優れない中で来られる方も多いため、声のトーンや表情一つひとつにも気を配るよう意識していました。また、現場全体の流れを把握することで、薬剤師が業務をスムーズに進められるようサポートしました。短い期間ではありましたが、約4カ月間の店舗勤務で得た経験は、私にとって大きな学びとなっています。そしてその後、総務人事部行政課へと異動になりました。
入社前は「地元で働けて、人があたたかい会社」という印象を強く持っていましたが、実際に働いてみて感じたのは、それに加えて仕事に対する専門性の高さが必要だということです。調剤事務は患者さま対応が中心だと思っていましたが、実際にはパソコン入力などの専門的なスキルが必要で、処方箋に付く加算点数によってお会計が変わるため、その仕組みを正しく理解することが求められました。さらに、患者さまが来局されたらすぐに対応するなど、状況に応じて柔軟かつ迅速に行動する力も必要で、最初は目の前の業務に必死でついていく毎日でした。
それでも、周囲の先輩方が常に気にかけて声をかけてくださり、わからないことがあれば忙しい中でも必ず時間を取って丁寧に教えてくださいました。その支えがあったからこそ、不安よりも「もっとできるようになりたい」「成長したい」という前向きな気持ちが強くなっていきました。入社前のイメージ以上に、あたたかさのある職場だと感じ、この良い意味でのギャップが、今の自分の成長につながっていると実感しています。
フォーマット改革と成長ー責任感と挑戦の日々
現在、私は行政課に所属し、薬局に関わる各種許可申請や届出書類の作成・提出を担当しています。それぞれが担当する薬局を受け持ち、先輩方にサポートしていただきながら日々業務に取り組んでいます。店舗で勤務していた頃とは違い、書類一つひとつが薬局運営に直結するため、より正確さと責任感が求められる仕事です。
その中でとくに印象に残っているのが、何十年も使われてきた届出フォーマットのリニューアルです。従来のフォーマットでは、確認作業に3日ほどかかるのが当たり前になっていました。しかしながら「もっと効率的にできるのではないか」と疑問を持ったことをきっかけに、自分なりに課題を整理し、チェックしやすい構成を意識した新しいフォーマットを作成しました。長年使われてきたものを変更することへの不安もありましたが、課の会議で改善によるメリットや、混乱を防ぐための移行手順を丁寧に説明し、理解を得ることができました。その結果、チェックにかかる時間を1日まで短縮することができ、業務効率の向上に貢献することができました。人前で発表することが苦手だった私にとって、自分の提案が形となり、周囲に受け入れられた経験は大きな自信につながりました。
一方で、行政課への異動当初は、専門用語の多さや行政手続きの複雑さに戸惑うことも少なくありませんでした。とくに保健所へ提出する書類は一つのミスも許されず、その責任の重さにプレッシャーを感じたこともあります。しかし、その緊張感の中で業務に向き合うことで、自然と責任感が身に付き、分からないことは自ら調べ、確認する姿勢が身に付きました。以前は避けがちだった新しい業務や提案にも、今では前向きに挑戦できるようになったと感じています。
こうした経験を振り返ると、Vドラッグが大切にしている考えである「創造・先取り・挑戦」という言葉が、日々の業務の中で私の背中を押してくれていたのだと実感しています。これからも現状に満足せず、より良い形を考えながら、会社や薬局を支える存在として成長していきたいです。
成長したいーその想いがあれば必ず活躍できる環境がここにある
短期的な目標としては、行政課のミッションである「効率化」「電子化」「標準化」をさらに推進していきたいと考えています。日々の業務の中には、まだ改善できる点が多くあると感じており、小さな工夫を積み重ねながら業務全体の質を高めていきたいです。また、これまで担当したことのない業務にも積極的に挑戦し、自分自身の経験の幅を広げていきたいと考えています。制度やルールは頻繁に変わるため、常に知識を更新し続ける姿勢が欠かせませんが、その変化に向き合うことこそが成長につながると感じています。
中長期的には、行政手続きに関する専門性をさらに高め、幅広いケースに柔軟に対応できる人材となることをめざしています。行政課の仕事は、直接患者さまと関わることは少ないものの、薬局運営を支えるうえで欠かせない存在です。だからこそ、現場で働くスタッフが安心して業務に集中できる環境を整えることで、間接的に医療の質向上に貢献していきたいという想いを持っています。
これから入社を検討されている方にお伝えしたいのは、当社の一番の魅力は「人のあたたかさ」だということです。困っている人がいれば自然と声をかけ、助け合う風土が根づいており、安心して仕事に取り組むことができます。制度や福利厚生も充実しており、働く人の意欲や成長を後押ししてくれる環境が整っています。
私自身、最初から強い責任感や挑戦する力を持っていたわけではありません。それでも「少しでも成長したい」という気持ちを大切にしてきたことで、周囲の支えを受けながら一歩ずつ前に進むことができました。完璧である必要はありません。新しいことを吸収したい、成長したいという前向きな姿勢があれば、必ず活躍できる環境があります。ぜひ私たちと一緒に、一歩を踏み出してみてください。
※ 記載内容は2026年1月時点のものです。
